【競馬の話】世界的に牝馬優位の傾向を見ていく
競馬では年齢と性別で重さのハンデが与えられます
この記事では世界の各混合レースで牝馬が好成績を収めるようになった要因と必然性をまとめていきます
陸上競技の限界タイムと、底上げ
強い人がより強くなるより、中間位の人が強くなる方が簡単
この原理は全てのコンテンツに当てはまる事だと思います
例えば男子マラソンのタイムは靴の技術開発無しで言えば限界が近いのに対して、箱根駅伝や高校陸上では歴代記録更新がどんどん出るという予想もしやすいですね。
ハンデは早期に見直すべきだが、なかなか変わらない
法律とか制度はなかなか変化が遅いものですね
これだけ顕著だから馬券買う人は意識した方が。
衝撃的であり、偶然では発生しないサラキア末脚
牝馬で好成績を残していたサラキアは過小評価されていたという事でしょう
2020年平地芝牡牝古馬混合G1の10レース中9レースで牝馬1着
1レースはフィエールマンが1着
たまたまでは説明できない結果です
事実として存在する近年の牝馬優勢のビッグレース成績
凱旋門賞
ジャパンカップ
無敗3冠馬2頭とアーモンドアイの出場で注目された2020ジャパンカップ
結果は順当とみる事も出来るが、斤量(ハンデ)で有利だった3頭が上位を占めているとも言える
調教技術向上などで全ての馬がある程度の限界まで能力を出せるようになる、均一化してくる事を考えれば、変わらない斤量の差はより強く結果に出るという1例だろう
有馬記念
1着クロノジェネシス
2着サラキア
どちらも牝馬
前述したがサラキアは実力が無ければ最速のラップタイムは出せない
その他データ
全体のデータでは牡のタイムが良いのもまた事実
最後に、2020年活躍した名牝の紹介
アーモンドアイ
2020年引退
2020主なG1 ヴィクトリアマイル 天皇賞(秋) ジャパンカップ
モズスーパーフレア
2020主なG1 高松宮記念
ラッキーライラック
2020主なG1 大阪杯 エリザベス女王杯
デアリングタクト
2020主なG1 桜花賞 優駿牝馬 秋華賞
グランアレグリア
2020主なG1 安田記念 スプリンターズステークス マイルチャンピオンシップ
クロノジェネシス
2020主なG1 宝塚記念 有馬記念
ソダシ
2020主なG1 阪神ジュベナイルフィリーズ
サラキア
ノームコア
2020主なG1 香港C
個人的な年齢別ランキング
7歳牝馬1位 リスグラシュー 引退 G4 8億8,738万円
7歳牝馬2位 ソウルスターリング 引退 G2 3億332万円
7歳牝馬3位 モズカッチャン 引退 G1 2億8,837万円
7歳牝馬4位 ディアドラ G2 2億9,579万円
7歳牝馬5位 アエロリット 引退 G1 4億5,917万円
7歳牝馬6位 ファンディーナ 引退 G0 5,173万円
7歳牝馬7位 カラクレナイ 引退 G0 1億5,647万円
7歳牝馬8位 レーヌミノル 引退 G1 2億3,009万円
6歳牝馬1位 アーモンドアイ 引退 G9 15億1,956万円
6歳牝馬2位 ラッキーライラック 引退 G4 7億3,746万円
6歳牝馬3位 モズスーパーフレア G1 3億4500万円
6歳牝馬4位 サウンドキアラ G0 2億6,934万円
6歳牝馬5位 ノームコア 引退 G2 3億6,728万円
6歳牝馬6位 サラキア 引退 G0 3億5,068万円
5歳牝馬1位 クロノジェネシス G3 8億7342万円
5歳牝馬2位 グランアレグリア G4 7億2021万円
5歳牝馬3位 カレンブーケドール G0 3億6923万円
5歳牝馬4位 ダノンファンタジー G1 3億2,035万円
5歳牝馬5位 ラヴズオンリーユー G1 2億4,770万円
4歳牝馬1位 デアリングタクト G3 4億7317万円
4歳牝馬2位 レシステンシア G1 2億812万円
3歳牝馬1位 ソダシ G1 1億3,437万円