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中国から謎の種 その2

今回は特に注意が必要な危険植物の紹介

マンチニール

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バラ類 
キントラノオ目 
トウダイグサ科
毒性

「世界で最も危険な樹」

としてギネスに記録されている恐ろしい木

マンチニールは、その全体に猛毒を含む。この毒性分については、完全には分かっていない。その白濁した樹液には、アレルギー性皮膚炎の原因となるホルボールやその他の肌刺激物質が含まれている。降雨中にマンチニールの下にいると、滴ってきた雨水が皮膚に触れただけで猛烈な痛みに襲われる。これは、雨水の中に樹液の成分が溶け出し、それが皮膚を刺激するためである。加えて、この樹液は自動車の塗装にダメージを与えることも知られている。また、焼却した際の煙が眼に入ってしまうと、眼を傷つけてしまうとされる。乳白色の樹液(樹脂)が触れることで、水疱を伴う皮膚炎や、深刻な角結膜炎、場合によっては広範囲の角膜上皮欠損を引き起こす。

マンチニールの果実は、食すると致命的な毒性を発揮する。しかしながら、「近年に入ってから、マンチニールの果実を摂取することによる死亡事故は報告されていない」し、「摂取することで、出血、ショック、バクテリアによる重複感染を伴う胃腸炎を引き起こし、そして浮腫によって気道を圧迫する。歴史上、摂取したり、口咽頭炎症か胃腸炎を起こした患者は、病院へ入院するべきであったと推察される。ケアによって症状を和らげることができる。」とされる。

マンチニールの実を摂取すると、最初は「ここちよい甘さ」を感じると言われるが、その後「胡椒のような違和感を覚え、しだいに喉の灼熱感、引き裂かれるような痛み、締め付け感へと進行する」。そして症状は、「激痛と巨大な咽頭の腫れ物によって、ほとんど固形物を飲み込むことが出来なくなる」まで悪化の一途をたどる。


マンチニールの木。幹に危険性を示すための赤い帯が書かれている。
このため、マンチニールが自生する地域の一部(例:キュラソー島)では、他の危険樹木については、赤い"×印"が幹になされ危険性を示しているが、多くのマンチニールには個別の危険表示がなされている。フランス領アンティルにおいては、マンチニールの木は、しばしば地上数フィートの位置に赤い線が描かれている。しかしながら、ボネール島においてはマンチニールの警告表示はなされていない。

マンチニールは多くの鳥類および動物に対して毒性があるが、例えばgarroboと呼ばれるイグアナの一種はマンチニールの実を食べることが知られており、加えてマンチニールの枝で生活する。






トウアズキ(唐小豆)

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真正双子葉類

マメ目 
マメ科 
マメ亜科

毒性

トウアズキはマメ亜科のつる性多年草または木本。種子が赤く美しいので装飾用などに使われるが、この種子は猛毒を持つことでも知られる。

東南アジア原産で、他の熱帯地域にも野生化している。葉は奇数羽状複葉。

種子は赤く美しいので、古くから装飾用ビーズや、マラカスのような楽器の材料に使われた。種子にはアブリンという毒性タンパク質がある。これはトウゴマ種子に含まれるリシンと同様、リボゾームにおけるタンパク質生合成を妨害する。経口摂取でも変性しないため猛毒性を示す。 また、白い種子をつける変種はシッダたちの間で媚薬として用いられた

追記修正

被子植物門>真正双子葉植物綱>コア真正双子葉植物綱>バラ類> マメ目>マメ科>マメ亜科>トウアズキ属

進化の過程で最初の辺で出来た祖先、原始的な種らしい。難しい

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バラ類は被子植物の4分の1を占めるクレード

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バラ類は茎にトゲがついていたりする

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キク類はコア真正双子葉類の中でバラ類に並ぶ大きなクレード

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キク類の特徴、どことなくヒマワリを連想させる

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モクレン類

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葉がテカテカしているのが特徴

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類は本によっていろんな解釈や見解があり、まぎらわしい。

私も正しい情報を伝えられないかもしれないと注意書きしておくね








オオミフクラギ

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キク類 
リンドウ目
キョウチクトウ科

毒性

ミフクラギ属とは、キョウチクトウ科の属の一つである。毒性の強さで知られるキョウチクトウ科の他属と同様に、動物にとって致命的な毒性を発揮する種が複数見られる。

オオミフクラギは英語名を suicide tree〈自殺の木〉というほど毒性が強い。本属の毒成分は全株、とりわけ種子に含まれるケルベリンなどのアルカロイド配糖体で、誤食した場合は吐き気、嘔吐、下痢、麻痺などを起こし、重篤な場合心拍が不安定となり、呼吸困難に陥って死に至る。ミフクラギ〈海のマンゴー〉の種子毒はかつて毒流し漁や殺鼠剤に用いられていた。本属の種子はこのように有毒であるが、乾燥したものが室内装飾に利用されることもある。

ただし、本属の植物の毒に対する免疫をもつ生物も存在する。それはヒクイドリ属の鳥であり、彼らはコバナミフクラギの実を好んで食べ、一方消化されずに排泄されたコバナミフクラギの種子は萌芽するという共生関係が見られる

キョウチクトウ

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キョクチクトウという名前の毒草はインド原産で江戸時代中期に中国から日本に持ち込まれました。キョクチクトウは丈夫で枯れにくいため街路樹などにも使われています。またその毒はとても強烈で過去に牛の餌にキョクチクトウが混ざっていてそれを食べた牛が9頭死亡した事例もあります。さらにキョクチクトウの枝を箸代わりにしたために中毒症状がでた事例もあります。

キョクチクトウに含まれる毒強心配糖体(オレアンドリン)と呼ばれるものは人が摂取すると、腹痛、下痢、嘔吐、四肢の脱力やめまいに陥り最悪の場合死に至ります。オレアンドリンの致死量は有名な青酸カリをも上回ります。またキョクチクトウ周辺の土や燃やした時にでる煙にも有害な成分が含まれているので注意です。




ギンピ・ギンピ

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バラ類
バラ目
イラクサ科

毒性

別名イラクサの王

一瞬さわっただけで地獄の痛みが数年続く

ギンピ・ギンピの葉、もしくは枝に触れてしまうと、中空の二酸化ケイ素の尖端を持つ毛が皮膚を突き刺す。この刺毛は忌まわしい程の苦痛を与える。アーニー・ライダーは、1963年にこの植物の葉で顔と胴を負傷したが、その苦しみについて、彼は「2から3日間、その痛みはほぼ耐えられないほどのものであった。私は働くことも眠ることもできず、2週間かそれ以上もひどい痛みに襲われた。この苦痛は2年間もの間続き、冷たいシャワーを浴びた時には、いまだに毎回痛みに襲われる。これに匹敵するものはない。他の痛みと比べても10倍以上は酷いものだ」と述べている。

しかしながら、刺毛はアカアシヤブワラビーを含む数種類の小型有袋類や、虫、鳥類には効果を発揮せず、葉を食べられてしまう。毒の正体は、トリプトファンとヒスチジンが希なC-N結合で繋がった二環式オクタペプチドのモロイジンである。はじめギンピ・ギンピの葉と茎から単離され、その後長期間の激痛をもたらす主要な有機化合物であることが判明した





キク類も毒が多い

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ゲルセミウム

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キク類
リンドウ目
ゲルセミウム科

キク類特有の、特徴的な黄色い花

遭難した時は黄色い花の植物は食べない方が良い

世界最強の植物毒

を持っているといわれるほどの猛毒植物。有毒成分はゲルセミンなどのアルカロイド。毒部位は全草で、もっとも毒の強い部位は若芽である。植物体のどの部分を食したかによって中毒症状の出る速さが違い、新鮮な若葉・根の煎汁・葉の乾燥粉末を摂取した場合は速く、根本体では遅いという。平均すれば1時間前後となる。消化管から最もよく吸収される。

最もポピュラーな中毒症状は呼吸麻痺であるが、これはゲルセミウム・エレガンスの毒が延髄の呼吸中枢を麻痺させることに起因する。心拍ははじめ緩慢だが、のち速くなる。ほかに、眩暈、嘔吐、口腔・咽頭の灼熱感、流涎、腹痛、下痢、筋弛緩、呼吸筋周囲の神経麻痺、視力減退、瞳孔散大、呼吸の浅深が不規則になる。嗜睡、全身痙攣、後弓反張、運動失調、昏迷などがある。






ジャイアント・ホグウィード

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キク類
セリ目
セリ科
ハナウド属

毒性

成長すると2-5.5mもの高さに達する

ジャイアント・ホグウィードの樹液は、人間に対しては深刻な植物性光線皮膚炎の原因となり、水疱や長期間痕の残る傷、眼に入った場合は失明を引き起こす。この深刻な症状の原因は、ジャイアント・ホグウィードの葉、根、茎、花、種に含まれるフラノクマリン類の有機化合物である。
ジャイアント・ホグウィードは丈夫で光沢のある緑色の茎を持つ。茎には所々に赤黒い斑点がある場合もある。また、赤い輪紋の斑点のある葉柄は、頑丈な毛が生えている。この茎は、2メートル以上の高さに成長する。この中空の茎は、直径3–8cm (1.2–3.1in)と幅があり、しばしば10 cm (3.9 in)を超える太さにまで成長する。茎に現れる赤黒い斑点は茎に生える毛を囲んでおり、加えて、大きくきめの粗い白い毛が葉柄の基礎部に生える。そしてこの植物は深く切り込まれた複葉を幅1-1.7mにまで広げる。
ジャイアント・ホグウィードは、二年生植物かもしくは一回結実性の多年生植物であり:827、種を付けた後には枯れてしまう。通常、花は2年目の晩春から真夏にかけて咲く頭花であり、最も高い部分に咲く、幅80 cm (31 in)以上の幅に広がる傘状の頭花は、大量の小さな白い花から構成されている。そして、1,500から100,000もの平たい卵型で、長さ約1センチメートル (0.39 in)の乾いた種を付ける。この種は、広い局面の基礎部と広く最低限の隆起部で構成される。枯死した背の高い茎は、地域に冬が来たことを示す。



ドクゼリ

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キク類
キキョウ類
セリ目
セリ科

日本三大有毒植物

春先の葉の形状が食用のセリとよく似ている上に、生育環境も共通しているため、若葉をセリと間違って摘み、中毒する者が後を絶たない。ただし、葉や茎にセリ特有の香気がない点や、セリと違って地下茎が存在する点に注意すれば区別は比較的容易である。地下茎をワサビと間違えて食べた死亡例や、痒み止めに使用しての死亡例も報告されている

毒成分はシクトキシン (Cicutoxin)、シクチン (Cicutin…コニインの窒素が四級アンモニウム化したもの) で全草に含まれる。皮膚からも吸収され易い性質を持ち、中毒症状は痙攣、呼吸困難、嘔吐、下痢、腹痛、眩暈、意識障害など。死に至る場合もある。ヒト致死量:50mg/kg。5g以上の摂取で致死的中毒の可能性がある。

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こちらはセリ科のイワミツバ なるほど上2つとそっくり

食べられる

春の柔かい葉はホウレンソウに似ていて、食用にされる。また痛風や関節リウマチの治療用にも用いられる。古代ローマによってイングランドに、修道士によって北ヨーロッパに伝えられたと言われている。

地下の根で急速に地上の広い範囲に広がるため、いくつかの地域ではこの植物では最悪の雑草と見なされている。

アシタバ

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人参、パセリ、クミンもセリ科

毒も多いが食用も多い

余談だが被子植物最大の科「単子葉類イネ科」は毒が無いので遭難したら安心して食べよう。

追記修正

ドクムギ

という例外的な毒性イネ科なるものがあるらしい。怖い




ドクウツギ

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バラ類
マメ類
ウリ目
ドクウツギ科

日本三大有毒植物

ドクウツギの仲間は、日本では中北部の一属一種のみだが、近似種が十種ばかりある。

日本
台湾
中国-ヒマラヤ
フィリピン
ニューギニア
ニュージーランド
チリ南部
ボリビア・ペルー・エクアドルからメキシコ南部
地中海西部地域
このように、世界に広く分布しながらも、空白地域が大きい。分布のある場所は赤道をはさんで温帯域にまで広がりながらも、必ずしも赤道に沿って一定の気候帯に広がるものではなく、空白の区域が大きい。また、アジア側では赤道の北に片寄り、オセアニアからアメリカの間では赤道の南に片寄るという特徴が見られる。

前川文夫はこの分布を、地球全体にわたる、やや歪んだ帯状であると見た。そうして、西シベリアで出土した新生代の果実化石をドクウツギ科のものと見なし、ヨーロッパとヒマラヤの間も埋められたとした。そうして見ると、この分布の帯を、地球を囲む大圏円と見ることができると言う。そして、地軸の時代による変化を考慮にいれると、白亜紀から第三紀の赤道の位置がこれに当たるものと考えた。ただし、現在の地図にそのままに大圏円を描くとやや南北アメリカ大陸の分布域が外れるのだが、これはそのころアメリカ大陸が今よりヨーロッパ寄りにあったためであるとして、その部分で円の軌道を北方に修正している。

その結果見られる軌道は、以下のようなものである。日本から東では台湾とフィリピン北部を通って南下し、ニューギニアを通り、ニュージーランド北部を通過、南太平洋を東に進み、チリ沖を今度は北上、ボリビア付近で南アメリカに上陸、ベネズエラへ抜ける。日本より西へは台湾からシベリアに抜け、カスピ海の北を通ってヨーロッパのフランス辺りで地中海へ出て、アフリカの北をかすめる。

そして、上記のような植物の分布が、この円に沿った部分の中で、現在も熱帯か暖帯に含まれる部分であると見なす。つまり、彼の考えるこの分布の形成過程は以下のようである。

これらの植物は、その時代の赤道周辺に分布していた。
やがて地軸がずれ、赤道の位置がずれた。
元は赤道であったが、その後寒くなり過ぎた地域ではそれらの植物は絶滅し、それ以降も温暖なままである地域のみに残った。

赤道付近の環境が、種の多様化に最も適していたとする説

現在も赤道付近の森林は多様な種が生息しており

それは高温、それによる多湿、高地では低温と霧が発生し、生物にとって多彩な環境への適合が起こりやすいとする理論

白亜紀に赤道付近で進化を遂げた種が大陸移動によって、ドクウツギのような分散分布した種が多数あると考えられる。





トリカブト

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モクレン亜綱 
クロンキスト体系では、最も原始的な双子葉植物とする
キンポウゲ目
キンポウゲ科

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トリカブトの葉っぱ

遭難した時はキク類特有の葉っぱは食べない方が良い

日本三大有毒植物

ドクウツギやドクゼリと並んで日本三大有毒植物の一つとされ、トリカブトの仲間は日本には約30種が自生している。花の色は紫色のほか、白、黄色、ピンク色など。多くは多年草である。沢筋などの比較的湿気の多い場所を好む。トリカブトの名の由来は、花が古来の衣装である鳥兜・烏帽子に似ているからとも、鶏の鶏冠(とさか)に似ているからとも言われる。英名の"monkshood"は「僧侶のフード(かぶりもの)」の意味。花言葉は「人嫌い」・「復讐」などなど。



スイセン

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※長らくモクレン類は無いとされていた

2009年、APG IIIが発表され、そこでモクレン類が分類された

よって、古い文献と解釈の違いが出ている

APG IIIでは被子植物を

モクレン類、単子葉類、ツユクサ類、真正双子葉類、バラ類、マメ類、アオイ類、キク類、シソ類、に分類


被子植物門
双子葉植物綱

モクレン亜綱
(クロンキスト体系では、最も原始的な双子葉植物とする)

単子葉類

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キジカクシ目

ヒガンバナ科

有毒植物で、毒成分はリコリン(lycorine)やタゼチン(tazettine)、ガランタミン(galanthamine)のアルカロイド類とシュウ酸カルシウム (calcium oxalate) [9]。全草が有毒で、鱗茎に特に毒成分が多い。スイセンの致死量はマウスで10.7g/kgである。食中毒症状と接触性皮膚炎症状を起こす。中毒は初期に強い嘔吐があり摂取物の大半が吐き出されるため症状が重篤に到ることは稀であるが、鱗茎を浅葱(あさつき)と間違えて食べ死亡した例がある。

葉がニラととてもよく似ており、家庭菜園でニラを栽培すると同時に、観賞用として本種を栽培した場合などに、間違えて食べ中毒症状を起こすという事件が時々報告・報道される。厚生労働省によると、2008年~2017年に起きた有毒植物による食中毒188件のうち、最多はスイセン(47件)だった




イヌサフラン

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単子葉類 
ユリ目
イヌサフラン科

猛毒。日本の有毒植物の代表格であるトリカブトが、2006年から2016年の間に3人の死者を出しているのに対し、イヌサフランは同じ期間に6人の死者を出しており、誤食による食中毒が発生しやすい植物とされる。

イヌサフランの葉は時に食用の山菜であるギョウジャニンニクと、鱗茎はジャガイモやタマネギと間違えられることがある。また、ミョウガに間違われた事例もあった。イヌサフランは上記のとおりコルヒチンを含んでおり、これを誤って摂取すると下痢、嘔吐、皮膚の知覚麻痺、呼吸困難を発症し、重症の場合は死亡することもある。またサフランと似ているため、花柱を乾燥させた物がスパイスや鎮静・鎮痛・通経薬として使用できると誤認しての中毒例もある。




スズラン

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単子葉類

キジカクシ目
キジカクシ科
スズラン亜科

強心配糖体のコンバラトキシン (convallatoxin)、コンバラマリン (convallamarin)、コンバロシド (convalloside) などを含む有毒植物。有毒物質は全草に持つが、特に花や根に多く含まれる。摂取した場合、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの症状を起こし、重症の場合は死に至る。

北海道などで山菜として珍重されるギョウジャニンニクと外見が似ていることもあり、誤って摂取し中毒症状を起こす例が見られる。スズランを活けた水を飲んでも中毒を起こすことがあり、実際に誤飲して死亡した例もある。

ジギタリス

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ジギトキシンを持つ。キョウチクトウやスズランのコンバラトキシンと似た心臓麻痺系の猛毒





タバコ

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キク類
シソ類
ナス目
ナス科
タバコ属



シロバナヨウシュチョウセンアサガオ

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ナス科

シロバナヨウシュチョウセンアサガオは、その全部位に毒性が有り、人間や家畜、ペットなどを含む動物が摂取すると命に関わる恐れがある。地域によっては栽培や売買が禁止されている。また、この種が自分の庭に生えているのを発見した時は、取り除く事が推奨されることがある

キダチョウセンアサガオ

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瞳孔が散大したり嘔吐や痙攣、呼吸が乱れてしまったり、呼吸困難に陥ります。また地下茎から抽出される成分には幻聴や幻覚、急性痴呆、行動異常などの症状を引き起こします。

ワラビ

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ワラビ中毒

牛や馬、羊などの家畜に発生するワラビの摂取を原因とする中毒。1960年代に牛の慢性血尿症がワラビの多い牧場で発生することが報告され、1960年代に牛にワラビを与えると急性ワラビ中毒症として白血球や血小板の減少や出血などの骨髄障害、あるいは慢性血尿症が発生し、その牛の膀胱に腫瘍が発見された。これがワラビによる発癌研究の契機となった。予防には牧野のワラビの除去が有効である。





紫陽花

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キク類
ミズキ目
アジサイ科

アジサイ属の毒性物質は明らかにされていない



グロリオサ

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単子葉類
ユリ目
イヌサフラン科

死亡例2件

グロリオサの球根はヤマノイモやナガイモの担根体に似ているが、コルヒチンやグロリオシンという毒(アルカロイド)が含まれているため、食べると危険である。

2007年10月21日、静岡県に住む男性が観賞用に栽培していたものをヤマイモと間違えて食べたところ、同月23日に死亡した。同様の死亡事故は2006年9月に高知県、2020年2月に鹿児島県でも発生している。また、広い地域で主食とされるヤムイモとも似ており、誤食による死亡事故が発生している




おまけ 毒ではないが・・

ゴジアオイ

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「植物界のサイコパス」と称されるゴジアオイは、可愛らしい見た目によらず、自己発火し周りを焼き尽くすという恐ろしい特徴がある植物です。

この花は茎の部分から揮発性のある油が発生しています。この花自体が周囲の環境の変化に非常に敏感な種類に属しており、少し環境が変わるとこの油を茎から放出するようになっているのだそうです。

気温が上昇して、外気温が35度から50度ほどになると自然に発火して燃えだしてしまいます。日本国内でも夏場に最高気温が35度以上になるということは、真夏であれば考えられないことではありませんから、国内に合った場合でも発火する可能性は十分に考えられます。

種は耐火性

とはいえ、ゴジアオイによる山火事が頻発しているかというとそうでもなく

過大に紹介されている感はある



ブラシノキ

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被子植物門
双子葉植物綱
フトモモ目
フトモモ科
ブラシノキ属

こちらは山火事が頻発するオーストラリアに適応した植物

山火事を前提とし、森林火災が起こると割れて種子を放出する。

周囲は熱で殺菌、防虫、草食動物がいない、光が当たる、栄養豊富な土壌という好環境の元繁殖する。










以下 梅とかも毒だけど時間の制約上wikiデータで許して

アサ(カンナビノイド類)
アジサイ
アセビ(グラヤノトキシン)
アヤメ(イリジェニンなど)
イチイ(タキシン)
イチョウ(ギンコトキシン)
イラクサ(アセチルコリン、ヒスタミン)
ウマノスズクサ(アリストロキア酸)
ウメ/バラ科植物(青酸配糖体)
ウルシ(ウルシオール - ただしアレルギー反応であって、ウルシオール自体に毒があるわけではない)
オシロイバナ(トリゴネリン)
カラバル豆(フィゾスチグミン)
カロライナジャスミン(ゲルセミシン、ゲルセミン)
キョウチクトウ(オレアンドリンなど)
キンポウゲ科(プロトアネモニンなど) - 有毒植物が多い。
ケシ科 - 有毒植物が多い。
コカ(コカイン)
サトイモ科のテンナンショウ属、ザゼンソウ属、ディフェンバキアなど(シュウ酸塩)
ジギタリス(ジギトキシン、ジゴキシンなど)
シキミ(アニサチン)
シマツナソ(ストロファンチジン) - 葉はモロヘイヤの名で食用とされるが種子に有毒成分を含む
ジャガイモ(ソラニン)
スイセン(リコリンなど)
スズラン(コンバラトキシンなど)
スミレ科(ビオリン、サポニンなど) - 有毒植物が多い。
ソテツ(サイカシン)
チョウセンアサガオ(アトロピン、スコポラミン)
ツヅラフジ科、およびフジウツギ科の植物(クラーレ(d-ツボクラリン)
テイカカズラ(スタージャスミン)
デルフィニウム(デルフィニン)
トウゴマ(リシン)
トウダイグサ属 - 有毒植物が多い。
ドクウツギ(コリアミルチン、ツチンなど)
ドクゼリ(シクトキシン)
ドクニンジン(コニイン)
トリカブト(アコニチンなど)
ナス科のタバコ(ソラニン)など - 有毒植物が多い。
ノウゼンカズラ(ラパコール)
バイケイソウ(ジエルビン、ベラトリンなど)
ハエドクソウ(フリマロリン)
ハシリドコロ(スコポラミンなど)
ヒガンバナ科(リコリンなど) - 有毒植物が多い。
ヒレハリソウ(コンフリー)(エチミジン)
フクジュソウ(シマリン)
ベラドンナ(アトロピン、ヒヨスチンなど)
マチン(ストリキニーネ)
マチン科 - 有毒植物が多い。
マメ科のエニシダ、クララ、トウアズキ、ニセアカシアなど - 有毒植物が多い。
ユリ科のイヌサフラン(コルヒチン)など - 有毒植物が多い。本科の野菜の多くは犬・猫にとって猛毒である。
ヨウシュヤマゴボウ(フィトラッカトキシン、フィトラッキゲニン)
レンゲツツジ(グラヤノトキシン)
ワラビ(プタキロサイド) - 人間は山菜として利用するが、処理法を誤れば人間にとっても有毒。






まとめ

バラ類とキク類は大体毒

知らない種は絶対植えちゃダメ

類似、例外が多く、にわか知識の判断が死を招く

他分野の知識は他の分野に合流するとは本当にそうで

前に学んだ地球の歴史と、ドクウツギが白亜紀の赤道に沿った分布の話は関連していて興味深いし、植物の科と特性がなんとなくわかったし、毒と化学式の勉強になった。歴史、生物学、植物学、科学、数学はリンクした学問だと思った。キノコの世界も深いんだよなぁ。世の中面白いね。

それに健康と医学、シュウ酸カルシウムが尿路結石の主要な原因というのは覚えておこうと思った。毎日ほうれん草食べると危ないね。





無人島に3つだけ持っていけるなら?

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ナイフ

植物辞典

魚辞典

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キノコはカロリー少ないし手を出さない

靴、衣類、抗生物質も割とほしい


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小豆畑まお
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