学術会議で「しんぶん赤旗」にJCJ賞
「桜」に続き2年連続受賞
日本ジャーナリスト会議(JCJ)は3日、優れたジャーナリズム活動を表彰する今年度の第64回「JCJ賞」に「しんぶん赤旗」の「菅首相学術会議人事介入スクープとキャンペーン」を選び、発表しました。
「しんぶん赤旗」の受賞は、昨年、日曜版編集部の「安倍晋三首相の『桜を見る会』私物化スクープと一連の報道」が大賞に選ばれたのに続き、2年連続となりました。
本紙は昨年10月1日付で「菅首相、学術会議人事に介入 推薦候補任命せず 安保法批判者ら数人 前例ない推薦者外し」と報道。それを皮切りに、幅広い研究者や団体、市民の声を紹介しながら、首相官邸による学問の自由への不当介入を批判するキャンペーンを展開してきました。
授賞理由としてJCJは「昨年の『桜を見る会』問題に続く、権力者トップの違法行為を暴いた傑出したスクープといえる。メディア各社が後追いし、国会の追及に菅首相は答弁不能に陥る事態となった」と評価しました。
「赤旗」のJCJ賞受賞は、近年では14年に「『ブラック企業』を社会問題化させた一連の追及キャンペーン報道」(日曜版)、18年に「米の核弾頭の最新鋭化も促す」(政治部、外信部)となっています。
今回の大賞には、どちらも外国人労働者の問題を取り上げた信濃毎日新聞「五色(いつついろ)のメビウス ともにはたらき ともにいきる」と、平野雄吾氏の「ルポ 入管―絶望の外国人収容施設」(ちくま新書)が選ばれました。
JCJ賞には、「しんぶん赤旗」の他、ETV特集「原発事故“最悪のシナリオ”~そのとき誰が命を懸けるのか~」(NHK)、映画「標的」(監督・西嶋真司製作・ドキュメントアジア)の計3点が受賞。また、今年6月に死去した俵義文さん(教科書全国ネット21元代表委員)に「文字通り人生を捧(ささ)げて日本の教科書と教育を守り続けた活動」の業績をたたえ、特別賞が贈られます。
私も学術会議問題の記事を40ほど書いたので来年のJCJ賞候補らしい
2年連続受賞のしんぶん赤旗がライバル
伊藤惇夫さんも学術会議側の人間だったのか―
論法が無茶苦茶だもんね
日本国民の中で任命拒否で応援しなくなった人間が何人いるんだろう。少なくとも私は任命拒否で人気がなくなったとは思わない