駄文3
私の寝相はイカれてる。頭と足が逆転したり、気付いたらリビングに移動してソファで寝ていたり、起きたら何故か体育座りしていたりと、寝ている時に何がどうなって最終的にそうなるのか、カメラを仕掛けておきたいくらい。
最近地味に困るのが、夜中起きると、掛け布団が何故か私の下にある現象。以前、昼の情報番組か何かで、クーラーは掛けっぱ、布団をかぶって丁度いいくらいの気温にしておくと良い。夏場はタオルケットというのは、今のヤバ夏では身体に良くないですよみたいな事をやっていたので、なるほどやってみたのですが、なかなかこりゃ最高。
いつもの布団をかぶり、今日もお疲れお休みなさいと寝たは良いものの、何故か夜中に起きてしまう。するとどうだろう、寒い。夏なのに寒い。クーラー、お前か。布団はどうした。フトン…フトンと探すも周りに無い。…たす…て……たす…けて……と声が聴こえて来たのは私の真下。掛け布団が敷き布団になってしまっているではないですか。私に押し潰された布団が助けを求めている。軽い気持ちで山登りに出掛けたつもりが、不幸にも土砂崩れが起き、下敷きになってしまった救難者がそこにいた。
待ってろ今助けてやるからな、寝惚けた頭で布団を引き抜こうとするも私の身体が乗っかっている為、二度、三度、試してみるも一向に引き抜けない。このまま黙って見過ごせというのか…あまりにもシビアなこの状況。ヘリが到着するまで、まだあと数時間はかかる。……タイミングだ、と私は考えた。身体をベッドでバウンドさせ、宙に浮かせた状態そのタイミングで一気に布団を引き抜くのだ。これしか無い。チャンスは一度きり(眠い為)。…絶対助けてやるからな!バウンッ!……ボスン…無理だった。打つ手無し。この状況からの打開は不可能と判断し、私はもう一度眠りについた。
ちなみに夜クーラー掛けっぱなしで電気代どうなってるのか不安で、快眠が妨げられてます。
よしなに。