人を動かす言葉の技術
久々に朝更新。
ただ寝てないで朝が来たので、そのまま書いているだけなんですが…笑
#昼夜逆転
#一周まわれば正常になるかな
#不規則生活継続中
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さて、本日のテーマは
人を動かす言葉の技術
自身が大学教員としてはたらくにあたり(2015年〜)、言葉の具体性をより増すために気をつけようと思って手にとった書籍です。
今でも、この言葉の考え方は活用していて、とても有用だと思っています。
ざっくり言えば、日本語は曖昧な部分をお互いがわかりあいすぎるために、それぞれが勝手な解釈をする余白ができるし、すれ違ってしまう場合があるので、より具体的な言葉に落とし込むのがいいよ、というお話しです。
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●日本語特有のふわふわ言葉を認識する
お世話になっております。
よろしくお願いいたします。
検討します。
考えます。
がんばります。 など
これらの言葉はいわゆる「ふわふわ言葉」ですね。
英語に変換してみるとわかりやすいかもしれません。
ふわふわ言葉の特徴として、英語に変換しようとすると、日本語ではシチュエーションや前後の事実関係が必要だったりする場合や、目的語が必要な場合(〇〇を考える・〇〇をがんばる)があります。
内容を補完する必要がある、あるいは別の意味でも捉えられるような表現をしてしまうことがあると、認識の齟齬や伝えたいことが半分も伝わらなかったりします。
この「ふわふわ言葉」はとても便利なので、よく日常会話の中にも登場しますし、表面的な言葉のやり取りの中で交わされるものだと思います。
日本では、コミュニケーションでのキャッチボール的に使われる場合もしばしばあるのだと認識しています。
しかしながら、その中身が表面だけの場合や形式的な場合、あるいは具体性に欠けることがあると、コミュニケーションにおけるストレスや業務上の支障が出ることがあります。
特に上司と部下の関係性や、指導者と選手、教師と学生の間での摩擦は、これらのコミュニケーションの行き違いで起きている部分がとても多いのが実情だと思います。
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●ふわふわ言葉をアクション言語化してみる
そのような、抽象的な「ふわふわ言葉」をアクション言語化してみると、コミュニケーションストレスを軽減できる可能性があるのだと思います。
例えば、「これ、やっといて」と上司から部下に言った場合。
日本語ではなんとなく通じますが、具体性にはとても乏しく、「何をどうやって、どこまでをいつまでに」などの具体的な情報が全く入っていません。
そのために、数日経って上司が「やっておいてと言ったのになんでできていないんだ!」「え、今日までなんですか」のような事態が起こることが想定されるのです。理不尽。
この例から分かるように、アクション言語とは「ふわふわ言葉」をなるべく排除して、具体性を高めて、誰が聞いても・見ても分かる言葉や数字を用いて相手に伝えることが重要となります。
私がよく反芻して思い返すのは、「考える」と「具体的」の言葉のふわふわ言葉からアクション言語への変換です。
「考える」
過去の経験を思い出したり、目の前にあるデータを見たりしながら、 まずは書けるだけ選択肢を書いて、そこから選ぶ
「具体的」
数値もしくはそれに代わる客観的指標が明示されており、達成・未達成の確認ができる
そのほかにも、前述の書籍にはふわふわ言葉からアクション言語の変換例が多く掲載されていました。
なるほど、と思う言い回しが多く、今後活用のしがいがあるものばかりでした。気になる方はぜひ参照元の書籍へ。
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●習慣的にアクション言語で伝えることで起こる変化
自身の指導や研究、授業では、なるべくアクション言語で課題の提示や指示をすることを習慣化しています。
こちらがそうして工夫することで、最終的なレポート評価や意思の疎通部分でより距離が縮まると感じています。
つまり、コミュニケーションが円滑になる・話を聴いてもらえるようになる・「わかりました」を引き出せることにつながるのです。
よくなんでこれがわからないんだ、とか、自分の考えが全く伝わらない、というかたもいるのですが、それは自分の言葉の選び方や伝え方へのひと工夫や配慮が足りないだけかもしれません。
アクション言語として、より具体的に言葉選びを行うことで、伝えたい内容をより伝わるように相手に届けることができるのだと思います。
デメリットとしては、会話の量が少し増えることと、少し周りくどいと思われてしまうことかもしれません。
具体的に指示するということは、「ふわふわ言葉」で省いている情報量をその分増やした文字数で伝えることに他なりません。
これは、時間や方法、期日などの項目を詳細に伝えることが必要になるためです。
ただ、この一手間が加わることで、後々の再度の確認や、行き違いを防ぐことにつながります。
日本人のおもてなしや思いやりの心はとてもいいものだと思うのですが。
ことビジネスや教育上でのやりとりでは、その正確性や具体性を重視した「曖昧さ回避」を意識できることで、円滑なコミュニーションや業務進行につながるのだと思います。
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今日はここまで。
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●藁科 侑希(わらしな ゆうき)
大学教員として、教育・研究現場で活動中。また、スポーツ現場でもトレーナーやコーチとして活動。選手や学びたい人にとって、最良のアドバイザーであることをモットーに、肩書きにとらわれない現場目線のサポートを模索中。
#西野亮廣 さん #けんすう さん #堀江貴文 さん #落合陽一 さんによく影響を受けています。
#西野亮廣エンタメ研究所 #タムココサロン #アル開発室 サロンメンバー
【現在の大学担当授業】東京経済大学・千葉大学・日本女子体育大学
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【保有資格】
博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員