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一言で伝わる情報量を多くするための練習
メダル🥇かけていただきました‼️
— 藁科侑希(わらし) (@warawarac) December 22, 2020
微力ながらお力添えさせていただけて嬉しかったです☺️
改めて、優勝おめでとうございます🎉 pic.twitter.com/ee80VChGHo
めちゃくちゃ嬉しい。
ひたすら頑張っていたのを知っているからなおさら。
おめでとうございます!!
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さて,本日のテーマは,
一言で伝わる情報量を多くするための練習
今日の指導現場での一言で意思疎通ができたこと.
その後会話していて自分が言いたいことほぼそのままを選手の口から聞けたこと.
これらから,「中身の濃い練習」が積めてきたんだなと改めて実感した次第です.
今日はその具体的なお話について.
以前にも同じようなこと↑を書いているのですが,今日はより具体的にできればと思います.
●「壁」のイメージ
今日のノック練習で,この単語が出た瞬間に動きが変わりました.
顕著に変化がわかるので,こちらとしてもチャンク化(ひとまとまり)した言葉とイメージのリンクを感じとることができます.
バドミントンのストロークで,コート外に面が向きすぎないように,コーナーからはラギングバックを大きくして,回内動作での面の方向を内向きにしましょう.
これを集約して,『コーナーで「壁」を作って振りましょう』に集約していました.
このように,動き一つ一つを意識するのではなく,統合した形をどうやって想起するのか,を導き出すキーとしての役目を言葉に持たせること.
この練習を多くやってきたように思います.
ノック練習しかり,ゲーム練習しかり,イメージを動作と結びつけるときには,このひとまとまりの意識がとても重要なのだと思います.
このほかにも,「線」をイメージした到達点までの軌跡のトレースや肘の持っていき方などでそれぞれキーイメージを伝えることが多いなと感じています.
●首は「亀」のイメージ
また,一貫して最初から指導していたのは,首を「亀」のようにすることのイメージです.
これは,「肩がすくむ」ことでの動作の可動域制限を防ぐ意味で,チャンク化した動作イメージを端的に表したものです.
人の身体は,肩がすくむと肩関節の可動域を制限する構造になっています.
そのため,肩甲骨の挙上(いわゆる肩がすくむ)をどのように抑制するかというとき.
「肩をすくませない」という「〜しない」の言葉で刷り込むのではなく.
『首を亀のように伸ばしておく』という能動的なイメージにすることにしました.
この効果としては,「〜しない」が何をすればいいのかが漠然なのに対して.
『首を亀のように伸ばしておく』は運動位置覚的にも落とし込みやすい「一動作」として捉えられるということです.
言い換えれば,こうすればうまくいく,のイメージを定着させることができる効果があるということになります.
●選手に潜り込んだイメージを言葉に落とし込む
よくある「Knee-in Toe-outしないように!」という言葉は,上記で言えば前者の漠然とした指示です.
つまり,動作イメージを定着させるための「一動作」ではないということです.
そのため,膝がいわゆる入りやすいという方への動作改善に関して.
よく私が用いるのは,『股関節で力を受けて』という言葉です.
股関節の内旋動作が入るかもしれません.
股関節の屈曲にて運動を制御するかもしれません.
その辺りは個人差があります.
いずれにしろ「膝関節が先行して動く」というKnee-in Toe-outを呼び込むリスク動作を未然に防ぐことができるコントロールできる方法を提示して,「しっくり」くるように動作イメージを定着させることが大切なのだと思います.
見かけ上膝がうちに入っていても.
動作としてはひとまとまりであったり,後方重心でなかったりします.
その人のコントロール下にある動作であれば,リスクはさほど高くない動作というものもあります.
動きを正しく見る目と,選手の体感に潜り込めるかどうか
+
一言に集約して,言葉と動作をつなげられるか
それらが動作修正や動作評価において,とても重要になってくるのだと感じています.
今日はここまで.
お読みいただき,ありがとうございました!
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今日のstand.fm
#わらし式トレーニング 【通称】 #わらトレ
#わらし式トレーニング🏸[ツイスト系]
— 藁科侑希(わらし) (@warawarac) December 22, 2020
立位ツイスト《筒アイソメ》ベーシック
→筒を両側からギューっと押し続けながら‼️
【目的】
①共同-分離感覚醸成
②大胸筋筋力向上
③体幹回旋動作習熟
※動きを丁寧にコントロール!🙌#毎日投稿 #WithoutTrainingPartner#わらトレ pic.twitter.com/EGeaXH1AhA
今日の #マイキーチャレンジ 【通称】 #マイチャレ
【火曜日|腰わり系】#マイキーチャレンジ
— 藁科侑希(わらし) (@warawarac) December 22, 2020
《腰わり》全て15sec
●動-静-動(5-5-5秒)3sets
●静止⇄カーフレイズ
●ハーキー
●小刻み上下
●小刻みグータップ
●ツイスト
※お腹はギューっとしめたまま‼️#毎日投稿 #マイチャレ#workout #training pic.twitter.com/y6S2m0i5dD
Youtube|投稿動画集積↓ たまにLIVE配信させていただき交流を呼びかけるかもです。
Tiktok↓
各種SNSまとめ↓
それでは,また.
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●藁科 侑希(わらしな ゆうき)
大学教員として、教育・研究現場で活動中。また、スポーツ現場でもトレーナーやコーチとして活動。選手や学びたい人にとって、最良のアドバイザーであることをモットーに、肩書きにとらわれない現場目線のサポートを模索中。 #西野亮廣エンタメ研究所 サロンメンバー
【現在の大学担当授業】東京経済大学・千葉大学・日本女子体育大学
<体育実技>
●バドミントン
●卓球
●バレーボール
●トレーニング理論実習
<ワークショップ科目>
●テーピング・マッサージ実習
●スポーツ医学理論実践
<講義科目>
●健康の科学a
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【保有資格】
博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員
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