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相手に思いつかせるしかけを設定する
今日の練習終わり、気がついたらハーフパンツの下に履いていたスパッツが大きく裂けていたことに気がつきました。
#白ハーパンだったから気づいた方いるかも
#こんなに裂けるのは初めてです
#ちょうどiPhone12miniくらいのサイズです
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さて、本日のテーマは、
相手に思いつかせるしかけを設定する
西野さんのマーケティングの戦略のお話(正方形で絵を書いたことの意味|アジカンのジャケットの例も)を聞いていて、コーチング現場でもこのようなことは行っているなと感じ、具体例を書き起こしてみようと思いました。
●ノック練習での声かけのリズムとテンポ
ノックのフィード(球出しのことです)をする際には、必ずフィーダー(球出しする人です)が声かけをします。
あえて声出しをしない、というポリシーを持っている方以外はかなりの人が声を出しているのだと思います。
それが、1, 2, 3・・というようなカウントの時もあれば、同じセリフや擬音語を繰り返す人もいます。
コーチによってその個性があって、とても面白いといつもいろいろな練習現場を訪れるごとに思っていました。
ストライカー(シャトルを打つ人です)は、その掛け声も聞きながらシャトルを打ちます。
そのため、自然とその言葉のリズムやテンポに誘導されることがあります。むしろ、それで誘導しているフィーダーの方が多い印象でもあります。
ストライカー側はおそらく無意識なのですが、フィーダーがその声かけ(意味を持っていても持っていなくても)の発声でリズムやテンポを作り出して、それが「しっくりくるな」と思いつく・思い込めるようにしていることが多いと感じます。
ぜひ、こちらをお読みいただいた方もご自身のノック練習や周りの方の上手なフィーダーの方を観察してみてください。
このようなリズムやテンポのしかけだけでなく、それ以外にも新たな発見があると思います。興味深いです。
●パターン練習での微妙な変化
パターン練習も毎回のように繰り返しやることがあります。
ただ、この際にも気をつけていることがあります。
それは、パターンの中に変化を混ぜ込むこと。
パターン練習は、空間的な位置取りとストロークの種別を組み合わせて設定することが多いです。
それ自体にも練習の意図は現れるのですが、さらに踏み込んで、そのパターンの中にいかに「自由度」を盛り込めるかどうかで、『練習のための練習』を脱することができるかが決まるのだと思います。
具体的に言えば、三角形にストライカー側が動いて、球回し役のコーチが1点を担当するとします。
その際に、漫然とやるのであれば、ただ時間を浪費していくだけなのですが、よりゲーム(試合)ライクに行うのであれば、パターンの中の「時間」や動きのスピードを変化させる余地が残っているのでそのしかけをしあうことが望まれます。
そうすることで、空間やストロークは限定されていても、相手との1:1関係の中での時間やスピードは変容するので、より動きにフォーカスして次にどのタイミングで来るのだろう、タッチは速いのか遅いのか、コンタクトは切るのか切らないのか、などの不確定要素への『準備』を進めます。
この準備は、相手への反応の準備として、足運びの準備もありますし、心構えの準備もあると思います。あるいは、スタンス(足幅)や重心の落とし方の変化を想起させることにもなるのだと思います。
それらをパターン練習の中で、具体的にやるように指示するよりも、パターン練習の球出しのしかけ自体で、それを変容できるようにすることがとても大事なのだと思います。
結論としては、パターン練習は練習相手の質次第で、引き出され方が大きく異なるということです。
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ゲーム練習については、別の機会に。
より多くのしかけや意図を持つことで変化をしかけ、思いつかせることができると思います。
今日はここまで。
お読みいただき、ありがとうございました!
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今日のstand.fm
#わらし式トレーニング 【通称】 #わらトレ
#わらし式トレーニング🏸[前腕系]
— 藁科侑希(わらし) (@warawarac) December 20, 2020
バックハンド - エキセン《ベーシック》
→把持している手は力を入れ続ける‼️
【目的】
①前腕筋力向上
②回外運動感覚醸成
③共同-分離感覚醸成
※動きを丁寧にコントロール!🙌#毎日投稿 #WithoutTrainingPartner#わらトレ pic.twitter.com/FCrhgOfWKO
今日の #マイキーチャレンジ 【通称】 #マイチャレ
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— 藁科侑希(わらし) (@warawarac) December 20, 2020
《10repsずつ|全てゆっくり》
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それでは、また。
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●藁科 侑希(わらしな ゆうき)
大学教員として、教育・研究現場で活動中。また、スポーツ現場でもトレーナーやコーチとして活動。選手や学びたい人にとって、最良のアドバイザーであることをモットーに、肩書きにとらわれない現場目線のサポートを模索中。 #西野亮廣エンタメ研究所 サロンメンバー
【現在の大学担当授業】東京経済大学・千葉大学・日本女子体育大学
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【保有資格】
博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員
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