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「一部の人に負担が偏らないように設計する」は可能か

どうも。藁科侑希(わらしなゆうき)です。
普段は大学教員やスポーツ現場でコーチやトレーナーをしております。
今日が595日目のnote投稿です。

本日は組織やリーダーのあり方についての考えについて。
タイトルはまず、カッコ内の部分で用意していたのですが、「いや実際これは詭弁ではないか」と思い直して、問題提起の文面にしております。

兼ねてより、発起人やリーダーに対して、批判が集中したり、責任を追求されるのを目にしてきました。

ただ、よくよく考えてみれば、その人一人が抱えられることは、最大値が決まっていて。
得てして、"その周りも含めて"責任があったり、振り返るべき事柄があったりすることが多いんですよね。

しかしながら。
人間誰しも、取り上げられた人、目立つ人に非難を集中させがちで。
責任をその代のリーダーが取ればいい、と言う問題ではないのにもかかわらず、全ての罪をその人になすりつけて終わらせる、という風潮さえあってしまいますよね。

これは本来おかしなことで。
その組織は、リーダーだけのものではなくて、所属するメンバーや協力する人たちで構成されているので、「所属している人全員に」責任があります。
端的に言えば、『決して、一部の人間が頑張っていたとしても、頑張っていない人の責任がないわけではない』ということです。

要するに、言葉が少し悪いかもしれませんが、ろくに貢献もしないのに愚痴ばかり言う人らも、その愚痴を言う行為は自分たちにブーメランとして跳ね返っているよ、ということです。

組織の運営や団体の統括には、ものすごいエネルギーを費やします。
それらは、一度でもその視座を体感した人にしかわからない重責や関係性の構築の難しさを覚えることでしょう。

だからこそ、「一部の人に負担が偏らないように設計する」が理想であるとしても。
そのこと自体を周囲が理解して、なんとか自分にもできることはないか、手伝えることはないか、自分が組織やリーダーのためにできることはないかと自発的に考えられる土壌を作れるかどうか、がその団体やグループの高潔性や「いやすさ」につながってくるのではないでしょうか。

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今日はここまで。595日目おわり。
最後までお読みいただきありがとうございました!

それではまた明日。

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【保有資格】
 博士(スポーツ医学 筑波大学)
 日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
 日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
 NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
 NSCA認定パーソナルトレーナー
 高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
 中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
 赤十字救急法救急員

【現在の大学担当授業】於:東京経済大学・千葉大学・東洋大学
 <体育実技>
  ●バドミントン ●卓球 ●バレーボール ●トレーニング理論実習 ●フィットネス
 <ワークショップ科目>
  ●テーピング・マッサージ実習 ●スポーツ医学理論実践
 <講義科目>
  ●健康の科学a ●健康の科学b ●スポーツとの出逢い


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