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『奇襲戦線 ナチス弾道ミサイルを破壊せよ!』を声目当てで見たロコPの感想

1・前書き  映画を見るきっかけというのは実に様々。「評判がいいから」、「話題にするために」、「キャストに好きな人がいるから」…….  そして海外映画だとこの「キャスト」という枠組みの中に吹き替え声優も入ってくるわけで、オタクとしてはこういうのも立派な供給だ。  ところでこれは担当のロコちゃん(CV中村温姫さん)。 (この【担当】は、アイマスにおける最上級の親愛を込めた呼称のこと)    「中村温姫」……「出演作」……検索……  なんだこれ……?  しかも調べたらロ

    • 「ボルテスVに全てをかけ」た 『ボルテスV レガシー』

       実写映像化に求められることについてよく議論される。多くの場合話題にあがるのは「原作への敬意」。だがそれは必ずしも作品のクオリティを担保するものでもないのも確かだ。  ただ個人的に、一つとても重要だと思うものがある。それは原作が持つワンダーを素直に信じているかどうかだ。  例えば「ウルトラマン」で、ウルトラマンが怪獣とプロレスしてるのがかっこいい、とか。  「スターウォーズ」で、フォースとライトセイバーがかっこいい、とか。  正義の味方「仮面ライダー」がかっこいい、とか。

      • 『シン・ウルトラマン』は実質『帰ってきた庵野秀明』だった

         『シン・ゴジラ』は良い映画だ、ということに異論を唱える奴は中々いないだろう。いるとすれば、何かしらの相当な拘りを持つ人か、でなければ只の逆張りだ。  ただ、素晴らしい映画だったが、俺は当時かなり不貞腐れて劇場を出た。というのもあれは「ゴジラ『の』映画」であり、期待していた「ゴジラ映画」ではなかったからだ。「ゴジラ映画」とは?シリーズを多く見ている人にはわかるだろう。「おバカでド派手で怪獣がどったんばったん大騒ぎするアレ」だ。要するに『ゴジラ FINAL WARS』みたいな

        • 3つの名を持つ傑作映画『next』、あるいは『超いんらん やればやるほどいい気持ち』『大淫乱 飛び散るスケベ汁』を追った話。

           ピンク映画。それは多くの【映画好き】と呼ばれる人々は見向きもせず、センシティブさが故に多くの人がその存在すら口にしないジャンル。しかしこれまでに膨大な数が作られ、そして今なおも作り続けられている。その膨大な母数の中に飛び込めば、発掘されていない未知の傑作と出会える、無限に広がる開拓地(フロンティア)だ。  私は恥ずかしながらそのジャンルについてはまだまだ不勉強だが、しかし、その自由さとチープさが好きだ。『ポルノ・チャンチャカチャン』、『いちどは行きたい女風呂』『ナチ女軍団

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          Vガンダムが面白くてびっくりした

           先日、機動戦士Vガンダムを完走した。面白かった。ストーリーはもちろん、メカニック的な部分、声優さんたちの演技、壮大な音楽、監督の切れ味抜群の作風と時期的に煮詰まっていた狂気、そして監督が知っているロボットアニメの面白さのツボの抑え方(特にMS同士の立体的なアクションと殺陣の楽しさよ!)など、見ていてかなり多角的に見ごたえがある作品だった。特に終盤の怒涛の展開は目を見張るところだらけで、この鬼気迫る勢いはお禿さん(富野監督)作品のもっとも魅力的な持ち味の一つなのだなと再認識し

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          劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!がめっちゃ良かったって話

           もうタイトル通りだけど大いにネタバレがあるのでこれからみる人は引き返して頂けると助かる。  完全新作の劇場版マクロスΔをやると聞いた時に、正直あまりピンとこなかった。というのも、TV版はさることながら、前作『激情のワルキューレ』が本当に総集編に留まっていたこともあり、Δ自体に対する期待値が落ちていたからだ。  とはいえ、マクロスの新作だ。マクロス好きのオタクとしては足がついつい引かれてしまう。マックスことマクシミリアン・ジーナスも出ると聞けば、なおさら。  もっと言うと

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          七草にちかWINGシナリオ・優勝コミュについての感想

          【要注意】七草にちかWING優勝コミュのネタバレが多く含まれてます!  愛しのアイドルマスターシャイニーカラーズも無事3周年も迎え、3周年記念のSSR二倍のガシャをブン回したりしながらこの時が来るのを首を長くして待っていた。  待ちながらGRADでアビリティを意識してフェス用アイドル育てたりしてた。意外と楽しかった。今ではイルミネが最高戦力です。  そんなこんなしているうちに…… 2021/04/05、 七草にちかと彼女のWINGシナリオの実装!!!!!!!!!!  早

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          七草にちかという存在とこれまでのアイマス、これからのシャニマスについて新参Pなりに思いを馳せる

          追記:URLや追加情報に基づいて追記・編集をした。  俺はシャニマスが大好きだ。だが、金欠に付きオンラインの配信すら見れていない弱者だ。至極残念だがこの際それはいい。同じようなヤツもたくさんいるだろう。  いつかディスク買って見たいな、などと思いながらホゲーっとしていると、唐突にTLに恐るべき情報が流れ込んできた。 新ユニット「SHHis(シーズ)」 「えっ!?3rdで発表だと勝手に思ってた!そうかここで来たか……」  そう、ここまではまだ耐えきることが出来た。それで

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          「え!50分で4人の出会いから求婚までを描く熱い人間ドラマを!?……出来らあっ!」『Parade d'amour』【分析と考察混じりの感想編】

          本記事は『Parade d'amour』のネタバレを多大に含むぞ!  青木明子さん作の大傑作『Parade d'amour』について、本編を辿りつつそのシナリオをできうる限り細かく分析、考察しつつ感想を垂れ流す。  だいぶわかり切ったことまで書いていくので、本記事を読みながら「いやいやそんなことわかってるしw」と思う部分もあるかもしれないが、自分がこのドラマCDの褒めポイントを全て褒めたいと思っているのでそこは堪忍してほしい。褒め落としがあった時は俺も悲しいから一緒に悲しん

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          『Parade d'amour』、最高に狂える1枚のドラマCDについて【紹介編】

           みんな、イケメンは好きか!  優しいイケメンは好きか!ミステリアスなイケメンは好きか!  そして、 表情と感情が豊かで意識が高くて ライバルにはすぐ噛みつくけど懐いた人にはめっちゃデレデレする、 あくまで本人はかっこいいナイスガイを目指しているけれど可愛さが滲み出てしまっている ワンコ系の残念なイケメンは好きか!  俺は……大好きだ!!!!!!!!!!!!!  【ドラマCD、『Parade d'amour』とは】  『Parade d'amour』とは、『ア

          『Parade d'amour』、最高に狂える1枚のドラマCDについて【紹介編】

          アイマスを1ミリも知らなくても、この劇中劇ドラマCDを聞いてくれ ~『ビックバンズバリボー!!!!!』~

          熱血ドラマは好きだろうか。スポコンは好きだろうか。  自分は、スポコンも割と好きだが熱血ドラマが特に好物で『トップをねらえ!』とか『グレンラガン』とか、少し趣向を変えて『ゾンビランドサガ』とか、かなり好きだ。(それが高じて、まずアイマスに熱いドラマを求めている部分すらある) そんな自分に、ガッッツリと奇襲的に刺さってしまったのが、本作だ。  「私たちは……」 「「一心同体!!!!!」」 【『ビッグバンズバリボー』とは】  『アイドルマスターミリオンライブ』の派生ドラ

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          アイマスを1ミリも知らなくても、この劇中劇ドラマCDを聞いてくれ  ~『誰ソ彼ノ淵』~

          【『派生のドラマCD』と侮るなかれ】 皆さんは、自分の推しコンテンツのドラマCDを聴くだろうか。特に、シングルCDの付録として付いてくる『聞くもよし聞かぬもよしな』ドラマCDなど。そう、アイマスにもよくあるやつだ。  そして「ああいうドラマCDって、キャラの魅力は堪能できるけど刺激は足りないよね」、と思っていないだろうか。自分はそう思っていた。(でもそういうのも割と好き)  そんな折、一つの情報が飛び込んで来た。 『誰ソ彼ノ淵って劇中劇CDドラマ、ヤバいらしいぜ』 T

          アイマスを1ミリも知らなくても、この劇中劇ドラマCDを聞いてくれ  ~『誰ソ彼ノ淵』~