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記事一覧
君の唯一の彼氏になりたかった。
君の中で唯一の存在になりたかった。
誰かの埋め合わせ。
誰かの代わりとして。ではなくて
他の人では代用ができない。
ただ一つだけの存在でいたかった。
ただそれだけなのに。
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静かな帰り道、君がふと夜空に言った。
「私、彼氏できたんだよね」
僕には大きすぎて唐突すぎる事実だった
”夏鈴”とは出会って約15年。
ずっと片思いをしていたのに
誰かも知らない他の男に取られて
嘘で隠した本当の貴方への想い
嘘と本当は紙一重。
嘘だと思ったものが本当で
本当だと思ったものが嘘なこともある。
「嘘つきな自分でごめん。」
今更言っても、貴方には届かないのに。
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??:ちょっと〇〇!
夏休み中の投稿日を終えた帰り道。
朝通った時となにも変わっていない。
隣に”ひかる”がいるのもいつもと何も変わらない。
小学校からずっと続いている。僕の日常だ。
ひ:私、昨日と変わったとこあるん
別れはいつも突然訪れて
もしあの時、君と別れていたならば
今の僕はこんなに後悔していなかったと思う
でも、いくら悔やんでも
時間も君も帰ってこない。哀れなほどに。
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遡ること3年前
僕達が高校三年生の時になる
??:よし、ぎり遅刻してない!
〇:また寝坊した?
??:寝坊じゃなくて夢が覚めなかったの!
〇:それを寝坊って言うんだよ
??:でも遅刻してないから大丈夫!
彼女が来てすぐ先生が入
君の全てが僕の思い出
君がいなくなって約一年
今ならあの詩の意味が分かる気がする。
君が笑顔で見守れるように
僕も君がいない日常を頑張って生きてみるよ。
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「不治の病ってほんとに存在するんやな」
ふと見るとテレビで、今話題の病気を特集していた
「治療法が見つかってないんやって」
進歩している現代医療でも太刀打ちできないのか
それより僕は”保乃”がこれに興味があることに驚いた
「でも、かかりに