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文化大革命復活と人権弾圧

■復活する文化大革命
 中国共産党は文化大革命を復活させている。おそらく習近平主席になってから復活させたように見える。過去の手法を使うと同時に、現在の技術も使った文化大革命が行われている。

中国・文化大革命の復活:「村の拡声器」を通じて宗教を弾圧する
https://jp.bitterwinter.org/religious-tyranny-return-of-village-loudspeakers/

■宗教は悪
 中国共産党は全ての宗教を否定。だからチベット・ウイグルで受け継ぐ宗教は否定される。ウイグルはイスラム教徒だから敵視されるのではなく、宗教を受け継ぐから敵視される。チベット・中国でも仏教が存在するが、中国共産党はチベット・中国から仏像を排除している。

 中国にもキリスト教徒はいるが、中国共産党から弾圧の対象になっている。だからチベット人・ウイグル人だから弾圧されるのではない。宗教を受け継ぐ民だから弾圧される。

■人が集まれば易姓革命の種
 中国共産党は人が集まるなら易姓革命の種になると考えている。だから全ての宗教を弾圧する。伝統や宗教は権威。権威は権力とは異なり力を持たない。だが権威は人を従わせることができる。

 中国共産党は権力を持ち独裁が行える。だが人を従わせることが難しい。だから恐怖・金を用いて強引に従わせる。そんな権力を持つ中国共産党は伝統を怖れる。

 実際に気功団体の法輪功は中国共産党から敵視された。法輪功の学習者が中国共産党党員よりも多くなると弾圧されるようになる。理由は人を集めるから。法輪功の指導者が政治に無関心でも弾圧される。

■中国共産党に従う者だけ生き残る
 拡声器を用いて伝統を否定し中国共産党を賛美する。インターネットを検閲して中国共産党を賛美させる。密告により敵を見つけて排除する。生き残るのは中国共産党に従う者だけ。文化大革命の復活だ。

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上岡 龍次(うえおか りゅうじ)
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