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#中国
240718 【ダイヤモンド・オンライン寄稿】中国はもはや「反日」ではなく「仇日」、蘇州日本人襲撃事件の裏にあった意識とは
出してから超特急で掲載していただきました(笑)。
蘇州の日本人親子殺害事件。その後、続報がないのでちょっと記憶に薄れつつある内容ではありますが、そんな今だからこそもっと俯瞰して見えるものがあるといえます。
この事件が日本で報道されたのが事件発生翌日早朝で、その直後から中国のメディアの動向を、SNSも含めてずっと見ていました。まずはSNSで日本の報道を引用した報告がなされ、ほぼその直後に日系メデ
240228 【現代ビジネス】寄稿:香港戦「メッシ欠場」で“激怒”した中国...なぜ「3月のアルゼンチン親善試合はキャンセル」という「政治的ポーズ」を取る必要があったのか
2月4日の香港で行なわれた、サッカーのインテル・マイアミと香港選抜選手チームとの試合におけるメッシ欠場から起きた騒ぎの3本目です。
ちょいとしつこいようですが、日本側メディアの報道は、「香港での試合が」で始まり、「中国はー」で終わるお決まりの混乱状態で、何が香港で起き、何に中国がでてきたのか、そしてその関係はきちんと伝えられていないので、別途「中国のご都合篇」として書きました。
報道する側のメ
240210 【ダイヤモンド・オンライン】寄稿:「カネ返せ!」メッシの試合欠場に中国人が大激怒、でも香港人は薄ら笑いのワケ
先週日曜日(2月4日)に香港大球場で行なわれた、インテル・マイアミと香港選抜チームとのサッカー親善試合が大騒ぎを引き起こしています。事態はまだまだ動いていますが、昨9日までの最新裏話をまとめました。
なお、本日配信予定のメルマガ「§ 中 国 万 華 鏡 § 之 ぶんぶくちゃいな」では、その後続情報とこの記事には書ききれなかった、この事件で見えてきた香港及びその経済を巡るさらに深刻な事情、そしてそ
231223 【現代ビジネス】寄稿:ミャンマーの山岳地帯にある「巨大詐欺団地」に中国人が誘拐され働かされていた…その数なんと12万人!ミャンマー北部で起きている「驚愕の混乱」と「中国の困惑」
わたしにしては、ちょっと変わった記事になります。最初に書き始めてから書き上げるまで、約1カ月かけました。とにかくミャンマーという国についての情報を得るためと、やはりあまり馴染みのない国情を調子に乗って間違わないように、と必死にタンミンウーの著作や、ニュースメディア記事を読みまくりました。
ただし、ミャンマー情勢を書いたつもりはさらさらなく、中国に関わる国境地帯で起きている詐欺グループ事件からの発
230204 【現代ビジネス】寄稿:2023年の春節で行われた「厳しいネット情報規制」と「中国政府が本当に隠したかったもの」
春節もとうとう2月5日の「元宵節」で終わり、中華圏もやっと「通常運転」に戻りました。この間に、日本や韓国に入国する中国人観光客のコロナ陽性率があれよあれよと下がり、韓国の統計ではほぼ0%になったとのこと。
そんなに顕著に減少するもんなんですかね? とはいえ、中国政府にとっては願ってもないことでしょう。国内の感染者の具体的統計を発表しなくなってすでに1ヶ月あまりになり、実際に国内の施策解禁後の第一
221113 【ダイヤモンド・オンライン寄稿】中国ゼロコロナ政策は「成功」だから終わらない…iPhone工場大脱走、消毒液漬けの自宅
「中国のコロナ措置はもう聞き飽きた」という声も聞こえてきそう。いや、なによりも、すっかり中国の庶民が疲れ切っています。いつ、どこで、何が、ひっかかって足止めを食らうかわからない。その一方で明らかにされない感染の具体的事情、ずっと行動をともにしているのに片方だけに警報が現れる不思議…昨年、一昨年に比べて、ずっと合理的な説明がないままズブズブの措置が行われ続けています。
実はやっとこの週末直前にこう
221002 【ダイヤモンド・オンライン寄稿】中国人が27人死亡のバス事故に怒り震えた理由、ゼロコロナ政策が新段階に
10月に入りました。こちらは9月にかなり注目すべき動きがあった、中華圏のコロナ対応についての総括記事です。
中国国内では月初めの四川省の実質ロックダウン、そして貴州省での事故以降、民間の「いつまでこれを続けるんだ?」という思いが(口には直接出せないにせよ)強くなっているように感じていますが、実際には9月のうちにばらばらとさまざまな学術界専門家がそれぞれの立場から「コロナゼロ化は不可能」「今の措置
2018年に最も読まれたオリジナル記事発表!
10位:【ぶんぶくちゃいな】南北朝鮮首脳会談に見る「進化した」中国
今年、中国は過去のわたしたちが見てきたのとは違う、いろんな表情を見せてくれました。最初の一つがこれ。六カ国協議からこっち、北朝鮮話題となると、「オレが、オレが」と言い続けてきた中国が、一歩引いて事態を見守ったのが驚きでした。もちろん、水面下ではさまざまな駆け引きを演じていたのでしょうが、それは中国に限らず日本だってそうだったはず