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私は私のここがきらい④ 

【エッセイ】自分を責めることがやめられない原因とは。


前回、
自分を責めていることに気付いたら

「あ、やめよ」

これでやめられるのが自然なこと、
という話をしました。

今回はそのことについて
深掘りしていきます。

まず
「責める」という行為は
「現状維持」の状態です。
(変わりたくない)

自分 (相手・出来事) を
責め続けるというやり方は

それによって
自分のネガティブな観念を
変えさせないようにする
というエゴの戦略です。

なぜエゴはそんなことをするのか?
というと、自分 (エゴ) の存在が
消えてしまうからです。

・人のせいにできなくなる
・出来事や状況のせいにできなくなる
・自分の傷を守れなくなる etc

エゴとは
間違った観念や信念の集合体なので
エゴの戦略 (自分を責める) に
乗るのをやめます。

責めない
(責めても大丈夫ですが)

責めるのではなくて

「変える」です。

何を変えるのか?というと
自分のネガティブな観念です。

自分の間違った思い込みです。

間違った思い込みは
子どもの頃につくられたものだし
そんな簡単に変えることなんて出来ない…

もし、そのような考えが浮かんだなら
それもエゴの戦略です。

「あ、やめよ (変えよ) 」

これで変えられるのが
本来は自然なことなのです。

サクッと変えてよいのです。本当は
一瞬でコロッと変えてもよいのです。

変えるための努力とか長い時間とか
苦労とかが必要なのではないか?

↑エゴがこのように思わせています。
(難しい・できっこない・ムリ・ヤダetc)

観念変えちゃったら

今までの私の努力は
なんだったんだ~!
( `Д´)/ とか

私の怒り、悲しみが
無駄になるじゃないか~!
(;ω;) とか

あんなに苦しんだのに
それが消えちゃうなんて許せん!
(#`皿´)

みたいな

自分の心の痛みを否定することになる
なかったことになってしまうのでは?
(↑エゴがこのように思わせています)

そんなことはありません。本当は
一瞬で観念は変えられるものです。

サクッと観念を変えてしまったら

自分の怒りや悲しみが
大したことではなかったとか

真実ではなかったとか

そんなに傷ついてなかったとか

自分が大げさに捉えていたとか

自分の心の傷はサクッと変えられて
しまうほど軽いものだった

ということになってしまうのでは?
(↑エゴがこのように思わせています)

そんなことはありません。

ネガティブな感情を引きずる事で
出来事や苦しみの「深刻度」を
証明しようとしないことが重要です。

↑これは

(あなたのせいで私は)

「こんなに悲しい思いをした」
「こんなにツラい経験をした」
「トラウマとなって未だに消えない」

「こんなに傷付いたんだぞ!」
「あんたのせいだ~!」

ということを証明したい
(言いたい、実はそう思ってる)
ということです。

~~~
そうは言っても
ネガティブな感情を引きずることは
人間なら多かれ少なかれあることなので
大丈夫です(*´꒳`*)

↑このように証明しようとすることが
「悪いこと」(ダメ・いけない)
なのではなくて

このように証明しようとすることの
動機が「復讐心」だからです。

復讐心を抱えている限り

「こんなに傷付いたんだぞ!」
「あんたのせいだ~!」

またこのように
叫びたくなるような現実

復讐したくなる現実を
創造し続けてしまうからです。

そんなの望んでいないはずだし
「イヤだから」観念を変えるなのです。
~~~

↑これが前回の話でいう
「自分を責めるクセを作る
きっかけとなった人物への復讐心」

というヤツです。

何を思ってもオッケーです👌

①まずは人のせいにする

あの人のせい!時代のせい!
アレが悪い!コレが悪い!

感情むき出し、理不尽全開
矛盾炸裂、支離滅裂 大歓迎
罵詈雑言上等です(*´꒳`*)

言っちゃいけないことを言うんです👍
ホントはそう言いたい (思ってる) んです


*ひとりでひっそりと豪快に
その相手にではなく このnoteにでもなく
紙のノートなどに書くと大吉(*´꒳`*)☆
何故それが起きたのか①

感情を吐き出して
スッキリしたところで

②感情から観念を逆算する

何故そのように感じたのか?
科学者のようにたんたんと分析する。
感情むき出しモードから
クールモードにカチッと切り替える。

ネガティブな感情の発生源は
ネガティブな観念です。

ネガティブな観念がなければ
ネガティブな感情は発生しません。
何故それが起きたのか②

③自分のネガティブな観念を認める

確かに私はこういう観念を持っている。
そのことを責めるのではなくて
フツーに認めて受け入れる。

人間ある日突然ネガティブな観念が
発生することは物理的に不可能です。

過去に何らかの理由で傷付いたときに
ネガティブな観念 (感情) は発生します

ネガティブな観念 (感情) は
そのままにしている限り
変わることはありません。

ですが、自分を許せたとき
心から自分を受け入れられたとき
ネガティブな観念は消えます。
それ、許せる?


以上、責めについての
アレコレでした(*´꒳`*)





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