![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135341115/rectangle_large_type_2_00bb6b00097dff9bdb69db54a067b34e.jpeg?width=1200)
私は私のここがきらい④
【エッセイ】自分を責めることがやめられない原因とは。
前回、
自分を責めていることに気付いたら
「あ、やめよ」
これでやめられるのが自然なこと、
という話をしました。
今回はそのことについて
深掘りしていきます。
まず
「責める」という行為は
「現状維持」の状態です。
(変わりたくない)
自分 (相手・出来事) を
責め続けるというやり方は
それによって
自分のネガティブな観念を
変えさせないようにする
というエゴの戦略です。
なぜエゴはそんなことをするのか?
というと、自分 (エゴ) の存在が
消えてしまうからです。
・人のせいにできなくなる
・出来事や状況のせいにできなくなる
・自分の傷を守れなくなる etc
エゴとは
間違った観念や信念の集合体なので
エゴの戦略 (自分を責める) に
乗るのをやめます。
責めない
(責めても大丈夫ですが)
責めるのではなくて
「変える」です。
何を変えるのか?というと
自分のネガティブな観念です。
自分の間違った思い込みです。
間違った思い込みは
子どもの頃につくられたものだし
そんな簡単に変えることなんて出来ない…
もし、そのような考えが浮かんだなら
それもエゴの戦略です。
「あ、やめよ (変えよ) 」
これで変えられるのが
本来は自然なことなのです。
サクッと変えてよいのです。本当は
一瞬でコロッと変えてもよいのです。
変えるための努力とか長い時間とか
苦労とかが必要なのではないか?
↑エゴがこのように思わせています。
(難しい・できっこない・ムリ・ヤダetc)
観念変えちゃったら
今までの私の努力は
なんだったんだ~!
( `Д´)/ とか
私の怒り、悲しみが
無駄になるじゃないか~!
(;ω;) とか
あんなに苦しんだのに
それが消えちゃうなんて許せん!
(#`皿´)
みたいな
自分の心の痛みを否定することになる
なかったことになってしまうのでは?
(↑エゴがこのように思わせています)
そんなことはありません。本当は
一瞬で観念は変えられるものです。
サクッと観念を変えてしまったら
自分の怒りや悲しみが
大したことではなかったとか
真実ではなかったとか
そんなに傷ついてなかったとか
自分が大げさに捉えていたとか
自分の心の傷はサクッと変えられて
しまうほど軽いものだった
ということになってしまうのでは?
(↑エゴがこのように思わせています)
そんなことはありません。
ネガティブな感情を引きずる事で
出来事や苦しみの「深刻度」を
証明しようとしないことが重要です。
↑これは
(あなたのせいで私は)
「こんなに悲しい思いをした」
「こんなにツラい経験をした」
「トラウマとなって未だに消えない」
「こんなに傷付いたんだぞ!」
「あんたのせいだ~!」
ということを証明したい
(言いたい、実はそう思ってる)
ということです。
~~~
そうは言っても
ネガティブな感情を引きずることは
人間なら多かれ少なかれあることなので
大丈夫です(*´꒳`*)
↑このように証明しようとすることが
「悪いこと」(ダメ・いけない)
なのではなくて
このように証明しようとすることの
動機が「復讐心」だからです。
復讐心を抱えている限り
「こんなに傷付いたんだぞ!」
「あんたのせいだ~!」
またこのように
叫びたくなるような現実
復讐したくなる現実を
創造し続けてしまうからです。
そんなの望んでいないはずだし
「イヤだから」観念を変えるなのです。
~~~
↑これが前回の話でいう
「自分を責めるクセを作る
きっかけとなった人物への復讐心」
というヤツです。
何を思ってもオッケーです👌
①まずは人のせいにする
あの人のせい!時代のせい!
アレが悪い!コレが悪い!
感情むき出し、理不尽全開
矛盾炸裂、支離滅裂 大歓迎
罵詈雑言上等です(*´꒳`*)
言っちゃいけないことを言うんです👍
ホントはそう言いたい (思ってる) んです
*ひとりでひっそりと豪快に
その相手にではなく このnoteにでもなく
紙のノートなどに書くと大吉(*´꒳`*)☆
⇒何故それが起きたのか①
感情を吐き出して
スッキリしたところで
②感情から観念を逆算する
何故そのように感じたのか?
科学者のようにたんたんと分析する。
感情むき出しモードから
クールモードにカチッと切り替える。
ネガティブな感情の発生源は
ネガティブな観念です。
ネガティブな観念がなければ
ネガティブな感情は発生しません。
⇒何故それが起きたのか②
③自分のネガティブな観念を認める
確かに私はこういう観念を持っている。
そのことを責めるのではなくて
フツーに認めて受け入れる。
人間ある日突然ネガティブな観念が
発生することは物理的に不可能です。
過去に何らかの理由で傷付いたときに
ネガティブな観念 (感情) は発生します
ネガティブな観念 (感情) は
そのままにしている限り
変わることはありません。
ですが、自分を許せたとき
心から自分を受け入れられたとき
ネガティブな観念は消えます。
⇒それ、許せる?
以上、責めについての
アレコレでした(*´꒳`*)
完