パラレル。
始まりがあれば終わりがある。
それは人生も同じで、
「1人に1つずつ与えられた線分」
それが人生である。
生きかたは自由で、ある人は理想を、
ある人は普通を追い求めて生きている。
1人1人がその線分を誰とも交差させることなく、
生きていくことができるならどれだけ平和で、
どれだけ無難な人生だろうか。
ただ、平行に生きていくことは不可能であって、「平和だけの人生」を歩むことはできない。
人間とは、交流の中に喜怒哀楽を見出して、
生きていく生き物なのだ。
文字の如くそこには、
喜びがあり、時には怒り、
時には哀しんで、時には楽しむ。
このバランスが生きていくためには必要で、
生きるということの醍醐味なのである。
負の感情がなくなる世界は理想的であるけど、
それでは「無難」な人生になるのだと思う。
怒られ哀しむことは心を傷つけるかも知れない。
だけど、難が有る人生は「有難い人生」で、
それはきっとバッドエンドなんかじゃなくて、
ハッピーエンドに繋がる過程なのだと思う。
そう信じたい。
「試練は乗り越えられる人にのみ与えられる」
人との関わりの中には、
楽しみと苦しみが表裏一体となっているけど、
人との関わりを持たない「パラレルな世界」は、
理想であり絶望なのだ。
p.s.
2021年のメモより。
複雑な話、、。
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