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【目指せ再登校!】”2年間不登校”だった我が子を”自発的再登校”に導いた”自己肯定感を上げる声かけ術”


不登校になった我が子。抜け出せないトンネル。

初めまして。ワンコといいます。
35歳の主婦です。
noteを書くのも初めてですが、全力で書きますので、お付き合いください。

タイトルにもあるとおり、我が家も長男が2年間不登校だった時期があり、まさに今みなさんが経験している「出口の見えない暗いトンネル」の中を歩いていたことがあります。

その時の我が家と言ったら、教科書はグシャグシャだわ、壁に穴は開くわ、不登校のくせに、YouTube、アマプラ、 Netflix、switch(Fortnite)を無制限に見て(プレイして)、部屋から全く出てこないような状況で、とても人様に胸を張れるような家庭環境ではありませんでした。

そんな状況から1日でも早く脱出したかったので、我が子に必死で声をかけ続けました。
再登校してくれるだろうと願いながら。

「今日は学校行けそう?」
「明日は頑張ってみようね!」
「勉強遅れないようにね。」
「一緒に学校行ってみる?」
「保健室から始めようか?」
「フリースクールもあるよ。」
「オンラインスクール体験してみる?」
「無理しなくてもいいからね。」
「なんで学校に行きたくないの?」
「友達も待ってるよ!」

言った言った!
その言葉達、超言いました!

でも、全く反応ありませんでした!

皆さんもそうですよね?
この言葉、超言いますよね?
でも、全く反応ないですよね?

この言葉達って、子どもに寄り添っているように見えて、追い詰めているだけなんですよね。
こんな声かけを続けたって、学校に行けるわけなんてない。
自己肯定感なんて上がるわけない。

(自分はダメな人間だ・・・)

そう思わせるだけで、自ら学校に行こうだなんて言い出すはずがない。

「じゃあどうすんだよ!」
「そんなに簡単じゃねえよ!」

わかります。
その気持ち超わかります。
隣で怒鳴られているような気がするくらい、聞こえてきます。
だからこそ、文章なんか書いたこともないのに
noteなんて書いちゃってます。
少しでも皆様の助けになればと思ったので。

でも、全力で書いてます。
自分が試行錯誤して、経験したその全てを余すことなく伝えられるように。

このnoteに書いてあることは以下のとおり。

  • 「我が家はこうやって声かけを変えた!」

  • 「声かけを変えたら、自ら学校に行くと言い始めた!」

  • 「親子の関係性が良くなった!」

それ以上でもそれ以下でもありません。
学術的にエビデンスがあるわけでもありません。
我が家で実践したことを書き記しているだけです。

だけど、ハッキリ効果が現れると信じています。
我が子は学校に再登校するに至りましたが、他のお子さんでは再登校に至らない可能性もあります。
ですが、少なくとも親子関係は改善することと思います。


我が子が不登校になった経緯


ここで我が子の不登校遍歴をご紹介します。

  1. 長男(小学校6年生):小学校3年生から5年生の終わりまで2年間不登校

  2. 次男(小学校3年生):令和6年10月から行き渋り⇨声かけ中

  3. 長女(保育園年長):元気に登園中

  4. 次女(保育園年少):元気に登園中

ということで、特に長男が2年間不登校で、我が家も暗黒時代を過ごしてきた時期があります。

それに引っ張られるように、次男も一時期不登校になりましたが、幸い軽傷で済んだような形です。

長男がある日、

「頭が痛い」
「学校を休みたい」

そう言ってきたのです。

息子の言い方から仮病だろうと察していたため

(そういう時もあるわな)

程度にしか思っていませんでした。
思えば、この時にもっと声かけを意識していれば、何か変わっていたのかもしれません。

当時の私の声かけはこんな感じ。

👩「今日は学校行けそう?」
👦「無理だと思う。まだ頭が痛い。」
👩「大丈夫?勉強遅れない?」
👦「わかんない。」
👩「まぁ、頭痛いならしょうがないけど、あまり長く休まないようにね。」
👦「うん・・・。」

とまぁ、ごく普通の声かけなんですが、このタイミングで色々と考えて、声の掛け方を変えながら接し続けていたら、一週間くらいの欠席で済んだかもしれません。たらればですが。

結果論ですが、ここから一気に不登校への道を辿り、およそ2年間、学校に通うことはありませんでした。

結局、どう声を掛けるのが正解なのか

これですよ。これが一番知りたかった。
モンテッソーリ教育に関する本も、レッジョ・エミリア教育に関する本も、色んな本を読みましたよ!

「なんとなく言いたいことはわかるんだけど、これをどのように変換すれば、不登校の我が子にも響く声かけになるんだ!」

ここが書いてないんですよ。どの本にも。

そりゃそうですよね。

著者のほとんどは、不登校の子を持ったことがないし、不登校の子を抱える家庭で、どのようなことが起きているか知る由もないから。

不登校の子が平日の日中に、自分の部屋にこもってYouTubeやNetflixばかりをみている場合、どのように声を掛けるべきか。
そんなこと著者は想定していないんですよ。

だから、結局声のかけ方がわからないまま。

ケース別の声かけ方法がわからないから、私たちもトンネルから抜け出せない。

この負のループから抜け出してもらうために、今回、私はこのnoteを書きました。


このnoteに書いてあること


このnoteには、我が家で起きた不登校ならではの出来事に対して、どのように声掛けを行なったかをまとめています。

そして、基本的には褒め方しか書いてありません。

我が子を褒めることで自公肯定感を上げて、自ら歩き出す手助けをします。

そんなこと言っても、何から褒めていいかわからないって!
一日中家にいるだけだから行動も少ないし。
どうすればいの!

ですよね。
わかってました。そんな質問が来ることも。

Xで、このようなポストをしました。

答えられました?
私は当時、答えられませんでした。

ヒントはここですよ。
必ず褒めるところはあります。
ただ、私たち親が気付いてないだけ。

毎日10個、少なくとも5個は変化に気付いて、真剣に褒めてあげましょう。

このnoteを手に取って欲しくない人


このnoteを購入するにあたって購入して欲しくない人がいます。
それは

  • このnoteを読むだけで不登校が解決すると思っている人

  • 親が変わる必要があることを理解できない人

  • 不登校の原因は我が子にあると思っている人

  • 必ず褒め続けると決意できない人

  • 我が子を信じることができない人

  • 我が子を愛していない人

一つでも当てはまった人は、今回の購入は見送ってください。

子どもを信じて、やり遂げる決意がある人は、きっと変われます。
親も子も。

注意:再登校を保証するものではありません


わかっていらっしゃると思いますが、このnoteは再登校を保証するものではありません。

また、不登校の原因が外的なもの(イジメなど)や精神疾患(うつ病など)の場合は、声掛け以前に警察や弁護士に相談したり、精神疾患の治療を優先してください。

あくまで、自分に自信がなくなってしまった場合の不登校を対象としています。

ですが、親子関係を改善するという意味では意味があると思いますので、過度な期待はせずに、地道にやり遂げる心構えで臨みましょう。


無料サンプルとして、いくつか声掛けのパターンを公開します。
検討材料にしてください。

例1:過去にこんなポストをしています。

このパターンだと下記のとおり。

「教科書を破いてしまったことは悲しいけど、教科書を手に取ってみたんだね。」
「なんで教科書を開いてみようと思ったの?」
「今までは教科書を手に取ることもしなかったのに、勇気を出したんだね。」
「前の〇〇(名前)じゃ考えられないくらい、すごい進歩だね!」
「破いてしまった教科書は、できるところまで一緒に治そう!」

例2:このようなパターンもありますね。

「おはよう!昨日よりも少し早く起きれたね!すごいなぁ!」
「どうしていつもより早く起きれたのかな?」
「少し早く起きれたということは、昨日の○○(名前)よりもスッキリした気持ちになれてるかもね!」
「自分から起きれたことは、すごいことなんだよ!」

これらの褒め方は、一貫して「あるルール」に従って褒めています。
勘の言い方はすぐ気付くかもしれませんが、ここら辺も細かく説明しながら褒め方を伝えていきます。

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