レクチンをもっとも効果的に破壊できる方法
カルシウム不足の食事が一日でもあってはならない（中略）血中カルシウム濃度が一定値を割ると、骨からカルシウムが溶け出して、大事に至らないようにする仕組みが働く（中略）カルシウム調節ホルモンは、甲状腺のC細胞から分泌されるもので、「カルシトニン」という名前（中略）カルシトニンは、血中カルシウムイオン濃度が上がると出てきます。そして、骨でのカルシウムの遊離、小腸での吸収、腎臓での再吸収をおさえる（中略）カルシトニンというホルモンの作用は、カルシウムの調節だけではありません（中略）女性は生理期間中、血中カルシウム濃度が低くなります。それは、顔色にも体調にも表れる程度の低下です。なぜそのようになるかというと、血液の凝固性を弱めるために、血中カルシウムイオン濃度を下げることがどうしても必要だからです。でも、そうなればパラトルモンが出てきて骨に働きかけ、カルシウムを遊離させようとするでしょう。女性ホルモンはそれをおさえにかかって、骨が弱るのを防いでくれるのです（中略）一方で、女性は、女性ホルモンが少なくなる時期から、見捨てられてしまう（中略）男性の場合は、高齢になっても女性にみられるほどのカルシトニン（※満腹中枢の働きを促進する作用がある）の減少がみられないのです。そのため、骨粗鬆症という強制老化が、男性には少ないという違いがでてきます。だから、カルシウム摂取の問題は、女性の方が切実 ※引用者加筆.
相手に関心をもっていると、瞳孔が開く。好きな人を見ていると、目の黒い部分が広がるのだ。瞳孔が大きく開いているほど、相手に強い魅力を感じていることを示している。つまり、自分の瞳孔が開いている様子を見せれば、相手に好意をもっているというシグナルにもなる（中略）クレオパトラは植物から採取できるアトロピンという薬で瞳孔を広げ、自身をいっそう官能的に見せたという。ただし、瞳孔は周囲の光線によって開き方が変わるため、この反応の意味するところを解釈する際には環境も考慮にいれる必要がある
もしあなたが女性ストリッパーだとしたら、ちょっとしたアドバイスをあげよう。排卵直前に仕事をすると稼ぎが多くなる（中略）たいていの女性は自分が発情期であること、少なくとも発情期が自分の態度をなんらかの形で変えていることにはっきりとは気づかずに起こっているらしい（被験者がこうした調査でその真の目的に気づくことは一切ない）。 発情期に起こる生理学的な変化のほとんどが、女性らしさのアップと関連している可能性がある。女性は見た目もにおいも声も発情期により女性っぽくなる。とにかく、発情期がそれとなくほかの人にわかるくらい、多感覚による手段で伝えている
妊娠は、排卵のおよそ三日前にセックスが行われるともっとも起こりやすい。
レボノルゲストレルは大きな分子で、専門的にはステロイドホルモンに分類され、子宮内避妊器具（IUD）の中に入れて使用されることがよくある。レボノルゲストレルはテストステロンのいとこともいうべき分子であり、女性の体内でおもにふたつの化学反応をひき起こす。ひとつは、子宮頸管粘液を厚く分泌させて、精子が子宮に侵入するのを妨げること。もうひとつは、子宮壁内の結合を壊すことである。これによって全体の厚みが減るために、受精卵の着床と成長が不可能でないにしろ難しくなる。レボノルゲストレルがうまく効果を発揮できなかったとしても、IUDは物理的な障害物となって、たまたま卵巣から卵子が放出されても精子が近づけないないように阻む（中略）ホルモンタイプのIUDでは避妊失敗率が年間０・２パーセント程度
女性は月経周期のうち妊娠能力が最も高いとき───月経の約１０日前───に最も美しいと見られることが判明（中略）ニューメキシコ州の科学者が行った最近の研究は、地元のストリップクラブのラップダンサーが稼いだチップを計算して、ダンサーたちの月経周期との相関を調べた。妊娠能力がピークのとき、ダンサーは平均で一時間に六八ドルを集めている。生理中はたった三五ドル程度だ。そのあいだは平均で五二ドル（中略）避妊薬を飲んでいるストリッパーには成績の明確なピークが見られず、稼いだ額の月平均は一時間三七ドルにすぎない（それに対して避妊薬を飲んでいないストリッパーは平均で一時間五三ドル ）。
手軽にナチュラルな日焼け肌を実現できないものか───この難題は意外にも食べて解決できる。ニンジンやトマトなど、カロテノイドを豊富に含む色の濃い野菜を食生活に取り入れると、肌にごくわずか（ながらはっきりとわかる）つやが生まれる。またカロテノイドをたくさん摂取した人の顔色は、軽く日焼けしている人よりも魅力的に映るという（中略）カロチノイドは、植物によって合成される黄色、オレンジ色、赤色の色素だ。ニンジンや、カボチャ、タンジェリン〔みかんの一種〕、ホウレンソウをはじめ、多くの果実や野菜に含まれている（中略）オレンジがかった肌は健康状態がよさそうで、免疫システムも強いと考えられるため、私たちはそういう外見に惹かれやすく、ともすると交尾に至るというわけだ。
トマト、ナス、ピーマン、ジャガイモなどナス科の植物に見られる種類のレクチンには、多くの人が敏感だ（中略）レクチンはタンパク質の一種で、細胞膜を覆った糖質と結合することで、小腸の代謝を阻害したり、腸絨（小腸の内表面にある栄養を吸収する指状突起 ）や関節に損傷を与えることがある。レクチンの種類は数千にのぼり、幅広い生物種に存在する。すべてが有害で腸に損傷を与えるわけではない（中略）幸いほとんどのレクチンは熱で破壊されるので、加熱することである程度または完全に排除可能だ。ただし、ナス科の野菜はじめ、熱では破壊されないレクチンを含む食品もある。
ピーナッツはレクチンを含むマメ科の植物であり、ナッツではない（中略）ピーナッツのレクチンは結腸がんを促進する（中略）カシューナッツは種子で、レクチンを多く含んでいる。ピーナッツは「ナッツ」という名だが、実は豆類だ。豆類はレクチン爆弾だ（中略）本物のナッツは微生物叢に良い影響を与える（中略）クルミやマカダミアナッツ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオだ（中略）穀物の多くはレクチンを多く含み、炎症や老化の原因となるが、キビは例外だ（中略）彼女はマクロビオティックやアーユルヴェーダを基にした食事をしていたが、玄米を大量に食べていた。玄米にはレクチンが多く含まれているため、これが彼女の腸内を荒らし、炎症を引き起こしていたのだ（中略）小麦や大麦、オーツ麦は穀物である。その若葉に含まれるレクチン（中略）ブロッコリーにわずかに含まれる免疫活性物質「ジインドリルメタン（DIM）」（中略）ブロッコリーにはビタミンB１、B２、B３、B６が含まれている（中略）また鉄分やカリウム、亜鉛、マグネシウムも豊富に含まれている（中略）（※ブロッコリー調理に）圧力鍋を使うといい ※引用者加筆.
レクチンの含有量が多い食品は圧力調理すれば問題は解消される。圧力調理によってレクチンが変性する
ガンドリー博士（※スティーブン・ガンドリー医学博士）は、圧力鍋を使った豆の調理を強く推奨している。これがレクチンをもっとも効果的に破壊できる方法のひとつ ※引用者加筆.
安泰寺は、下手をすれば命を落とす危険だってある、そういう場所なんですよね。事実これまでに事故で二人が亡くなっています（中略）安泰寺に着いてから初めてそのことを聞かされました。「実は十日前に雪崩で大衆の一人が亡くなった」って。まだみんな事故のあとのショック状態でした。雪崩が起きたときKさんのすぐ後ろにいた人と一緒の部屋で寝泊まりしたけど、その人は夜中に寝ているときに「ワーッ」と叫んで飛び起きていました。今から思うとトラウマになっていたんですね（中略）ちょうど二週間前にも一人の修行者が心臓発作を起こして、三本の動脈を手術した人がいるんです。ドイツ人です。死の危険がある（中略）あれで病院の緊急受付の世話になったのは今年で四回目ですね（中略）フランス人の弟子は精神的におかしくなり、ヘリで救出されました。やはり鳥取の精神病院に運ばれました（中略）安泰寺には医者が一人いないともうダメかな（中略）初めて典座当番（料理当番）に当たったアメリカ人がいて、同じように圧力鍋を爆発させてしまいました。顔とか上半身を全部やけどして、それで救急車で運ばれました。ちょうど私がいないときでした。外国の修行者が救急車を呼ぶつもりで１１０番に電話をして、「やけど」という日本語がわからないから英語で「バーン（burn）、バーン」と言ってしまったらしいんですね。それで消防隊が来て、仕方なく消防車が豊岡の病院まで運んでくれたそうです（中略）そんなことが普通にあるようなところで、よくやっているよね。それは珍しいよ。油断したら本当に危険な環境だからね（中略）昔も圧力鍋の安全弁に、わざとスプーンや薪を乗せたりして圧力を上げたという話を聞きました。それで鍋が爆発したなどという（中略）僕がいたときも一回ありました。
フィチン酸、タンニン、レクチン、シュウ酸カルシウムなどの反栄養素の影響は、調理法によって軽減すべきと言われています。私自身、圧力鍋の安全弁を吹き飛ばして失明しそうになった経験があるので、母には寝かせ玄米専用の炊飯器を使ってもらっている。圧力鍋を使うなら、しばらくスノーボードのゴーグルをつけたまま調理することをお勧めする。私自身、個別にお返事する時間がないのですが、「マインドウィスパリング スペース 調べたいワード」でnote内検索していただければ、詳しく検証した記事が見つかると思います。
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