『一度しかない人生を最高の人生にする方法』ー心に残った言葉・その1
この本を選んだ理由
なにかの口コミ記事でこの本が話題になっていて、近くの図書館で調べてみたら在庫していたので予約してみたというのが選んだ理由。こういう自己啓発本は、たまーに読むとやる気が出ていい。
読み始めると、かなりまとまって(実行するのは簡単ではないけれど)すごくいいことが書かれてあったので、自分への励ましのつもりで、自分自身がなかなかできていないことをメモしてまとめてみることにしました。
かなりの項目をピックアップすることになったので、何回かに分けてご紹介していきます。
1 自制心
04「完璧な1日」を設計する
ーなんでもできるとしたら今日どんなことをするか?
ー誰とどのように過ごしたいか
ー大好きなことをもっと楽しむために何をやめるべきか
完璧な1日を設計するためのアイデアを思い浮かべ、それをすべて書き留めよう。
<今日やってみるべき3つの作業>
ビジョンボードを作る
目標を書いて挑戦する
完璧な1日をイメージする
05 残された時間の中でポジティブな体験をつくる
人生が終わる日はいつか必ず来るのだから、時間の過ごし方には気をつけなければならない。人生に喜びと充実感をもたらす活動をしよう。しかも自分が実践するだけでなく、周囲の人にもそういう意識を持って生きることの重要性を強調しよう。
<ポジティブな体験をつくるための3つの要素>
喜び:自分によいことが起きているという高揚感と幸福感
感謝の心:人生の素晴らしさに対するありがたいという気持ち
ワクワク感:自分がこれからすることに対する情熱と期待
06 人生を敗北に導く言い訳を排除する
言い訳は行動にブレーキをかける。言い訳は挑戦を断念することを正当化し、すぐにあきらめる原因になる。言い訳は恥をかくのを避けるための口実に過ぎない。
夢をあきらめる言い訳は理にかなっているように思えるかもしれないが、それは自滅に至る道である。
恐怖を感じて言い訳をしている時の自分の思考パターンに気をつけよう。勇気を出してやてみたら何ができるかを想像して思い切って挑戦しよう。
08 悪い習慣を改める
多くの人が長年にわたって悪い習慣にしがみついているのは、それが人生の失敗の大半につながるという事実に気づいていないからだ。
自分の悪い習慣を全て紙に書き、その横にそれを改めたい理由を書いて行動計画を立てよう そのかわりに何をしたいか?
<良い習慣に置き換える7つのステップ>
自分が抱えている問題を特定する
その原因である悪い習慣を見極める
悪い習慣を打破するための3週間の行動計画を立てる
3週間後の進捗状況を把握する
さらに3週間の行動計画を立てる
悪い習慣が再発しないように気をつける
自分の長期的な変化に意識を向ける
09 常に1%の改善に努める
私たちは大きな目標に焦点を当てて、一気に達成しようとしがちだが、大きな目標は、日々の小さな行動の積み重ねによって達成できる。
ーたゆまぬ努力の積み重ねがカギを握る。
<小さな変化を起こして努力を積み重ねると、成し遂げられる例>
1ヶ月にわたって5分ずつ早起きすれば、やがて午前5時に起きられる
運動するなら、前日より数回多くトレーニングに励むと、やがて筋力が強くなる
ジョギングのたびに距離を100メートル延ばせば、心身ともに鍛えられる
外国語を学ぶなら、1日に新しい単語を2つずつ覚えれば、1年後には700単語以上の語彙を増やすことができる
10 「3週間の挑戦」をする
3週間の挑戦とは、3週間、何らかの行動を積み重ねるエクササイズである。新しい習慣を身につけるには、毎日継続して約3週間かかるからだ。
<3週間の挑戦をする方法>
何を目標にするかを決定する
ー例:もっと学ぶ、稼ぐ、運動する、やせる、悪い習慣をやめるなど毎日とるべきひとつの行動を決める
ーいったん目標を決定したら、達成するための行動を明確にする毎日そのための時間を確保する
ー3週間にわたって毎日どれだけの時間を費やすことができるか計算する進捗状況を記録する
ーカレンダーか手帳に毎日どれだけ達成したか記録
2 目標と生産性
11 チェックリストを活用する
<チェックリストが人生のさまざまな分野で効果を発揮する5つの理由>
プロジェクトの管理ー効率的に処理できる
生産性の向上ー課題をより速く処理できる
仕事の分担ー共有すれば仕事を割り振れる
システムの管理ーチーム全体を効率的に管理可能
新しい習慣の確立ー成り行きに任せていた作業を順序立てて処理できる
<チェックリストのつくり方>
その日の3つの主な課題をかく
前夜にチェックリストを作成する
ー翌朝目覚めたらすぐに取り書かれる最初に困難なことをする
ー最初に面倒なことを済ませるとあとがはかどる短時間でできる課題を処理する
ーすぐにできることをやり遂げると勢いがつく
12 未来から時間をさかのぼって人生設計をする
時間をさかのぼって人生設計をするための必要条件は長期的展望を持つことだが、それを細分化する必要がある。人生の最期から現在まで時間をさかのぼり、自分が何を成し遂げたか?年を取った自分を想像し、未来のある時点から現在までさかのぼって考えてみよう。
<時間をさかのぼって人生設計をするためのプロセス>
自分が手に入れたいものを明確にし、どんな結果を望んでいるかを知る
毎日、計画に取り組み、その日、その週、その月にとるべき行動を把握する
その目標を達成するために必要な習慣を身につける
進歩の邪魔にあるものを全て排除する
13 小さな行動で勢いをつける
人生の大きな成果は、小さな進歩を継続することによって得られる。誰かが一夜にして成功したように見えても、それは長期にわたって地味な努力を積み上げた賜物なのだ。
<今日から始めることができる3つのステップ>
自分にとって重要な意味を持つ今後1年の目標を設定し、それを紙に書く
その目標を小さな進歩に細部化し、自分にできることを達成していく
定期的に振り返るたびに進歩を実感できるように勢いをつける
14 朝のルーティーンを活用して好スタートを切る
<朝のルーティン約1時間かかる 最適化する10の活動>
コップ1杯の水を飲む
元気が出てくる名言を読む
感謝している3つのことを書く
ストレッチ、ヨガ、ウェイトなどをする
その日の最大の目標を決める
10分間、その日の目標を全て日記に書く
自分のミッションステートメントを読む
10分間瞑想する
30分間自己啓発の名著を読む
5分間ポジティブ思考を実行する
16 先延ばし癖から自分を解放する
先延ばし癖はあなたから時間とお金と尊厳を奪う。だから、もし長年にわたってその習慣を続けていると、人生全般で大損するはめになる。
先延ばし癖はさまざまな理由であなたを苦しめる。できるはずのことができていないために自尊心を損ない、すべきことをしていないために罪悪感にさいなまれ、やり終えていないことが増えていくためにストレスがたまるからだ。
<先延ばし癖から自分を解放するための3つのステップ>
先延ばしにしている課題や作業を見極め、それを紙に書く
それに取り掛かるために今すぐできる簡単なことを決める
実際にそれに取りかかる
18 犯人捜しをやめて解決策を見つける
「みんなが犯人捜しに夢中になっているなら、誰が解決策に取り組むのか?」ーまず事実関係を把握する
<解決策を見つけるための5つのステップ>
問題の本質を見極める
いくつかの解決策を考える
そのなかで最善の解決策を選ぶ
それを実行に移す
もしうまくいかないなら、次の解決策を試す
20 目標に締め切りを設定する
ー締め切りを設定するとモチベーションが高まる
<締め切り設定の6つのポイント>
リマインダーをつくる
週ごとに進捗状況をチェックする
たえず調整するー締め切りを現実的で達成可能なものにする
小刻みに締め切りを設定する
弱い箇所を調べる
細分化する
22 集中力を高める
<集中力を高める5つの秘訣>
集中力を高める時間を設定する
集中力を高める環境をつくる
脳の準備をするー5分間ウォーミングアップ(音楽や深呼吸)
何に対して集中力を高めるかを知る(価値のあるものを見極める)
集中力を高める訓練をする(タイマーを15〜45分間に設定)
23 日曜に1時間を割いて翌週の計画を立てる
<一週間の計画を立てるための5つのテクニック>
プランナーを使う
3つの主な目標を設定する
自分と愛する人のための時間を予定に組み込む
最も生産的な時間を設定する
毎日、計画を見直す
3 勇気と成功
25 成功者の共通点を取り入れる
ー成功者がどのように結果を出しているかを観察し、彼らの行動パターンを取り入れよう
ー今日、ひとつの成功習慣を実行し、3週間続けよう
<成功習慣の具体例>
目標に取り組むために時間を確保する
毎朝、5時に起きて将来の計画に取り組む
常にその日の優先順位を決める
日々の成功習慣として本を読む時間をつくる
無駄な買い物や長時間のネットサーフィンをしない
27 明確なビジョンを確立する
達成したいことについて明確なビジョンを確立しよう。毎日このエクササイズを実行するために、朝と晩に20分ずつ割こう。静かに座って自分の将来を想像しよう。思い描くイメージが細部にいたるまで鮮明で、しかも不可能に見えることでも達成できると強く信じれば、意欲を燃やして目標に取り組むことができる。自分の未来について明確なビジョンを持つと、そのための道筋が見えてくる。
<明確なビジョンを確立するための3ステップ>
目標の達成に必要なすべてのステップを書く
最初のステップから取り掛かり、それが終わるまで続ける
次のステップに移る
31 恐怖についての思い込みを変える
恐怖は人生の軌道を形づくる強力な心理状態である。恐怖に打ち勝つカギは、行動を起こすことだ。恐怖は自分がとるべき行動を示す道しるべである。当然、それに従えば、恐怖を経験することになるが、そのとき自分が何かをしなければならないことに気づくだろう。
<恐怖をコントロールするための4つの方法>
最高の結果を想像する
自分を呪縛している不安を捨てる
恐怖に立ち向かう
ネガティブな思考をボジティブなものへ転換する
ー習慣になるまで実行し続ける
Part3までのまとめ
紹介されているPart1〜10までの、ここまではPart3までをご紹介しました。個人的には、1自制心 と 2目標と生産性 の項目に課題というか、耳が痛いことが多いなーと思いながら、メモしました。
続きはその2・3でご紹介していきます〜!