アクリル絵の具で伝える「ぬくもり」のアート
HSPで精神障害のある私が
作品を通して
伝えたいことがある
病気をしてから
夜中に目が覚めると
白っぽい
イヌやネコや人などを
見るようになってしまった
たぶん
これを
ゴーストと言うのだろう
ハリーポッターに出てくる
ゴーストたちと
よく似ている
彼らは
白っぽい色で
背景に透けて
チカチカと
フラッシュしているように
見える
ゴーストを見たのは
愛犬がヘルニアになった時
手術の翌日に迎えに行き
自宅に連れ帰った
その晩のことだ
痛みで
なかなか眠ることのできない
愛犬をだっこして
夜中に右往左往した
疲れ果て
ようやく眠り始めた愛犬と
床につこうと思った時
愛犬のすぐそばに
寄り添うようにふせをした
白っぽいイヌがいることに
気がついた
きっと愛犬の母犬か
先代の我が家の愛犬だったと思う
確認するすべはないけれど
その時に感じたのは
怖いとか
嫌だとか
不安ではなくて
安堵の気持ちだった
不思議とゴーストに対する
恐怖はひとつも感じなかった
このような体験から
私は
「生きているもの」も
「亡くなってしまったもの」も
ぬくもりがある
ということが分かったので
これから作品を通して
あらゆるものの
ぬくもりを
伝えていきたいと思う