運動強度の根拠
ウォーキングで血圧や血糖値、コレステロール値などに効果を出すためには歩数だけなく、”少しきつい”くらいの早歩きがポイントです。
実際、ある研究ではいつもの歩行速度で1日10,000歩歩いた人と、歩いていない人では違いがなかったというデータもあります。
では、その早歩きの基準である、”少しきつい”くらいはどのような根拠があるのでしょう?
本日は早歩きをする際、負荷量の根拠を調べてみました。
歩行速度は自覚的運動強度が大切
今回紹介する
RPE による運動強度の選択について
では
と報告されています。
つまり自覚的運動強度と心拍数、VO2MAXには相関関係があることが理解でます。
”ややきつい”の根拠は?
日本語版RPEの”ややきつい”は13となっています。
この13はどのくらいの運動強度になるのでしょうか?
つまり”ややきつい”くらいの運動では最大心拍とVO2maxの60%程度であり、これは血圧や脂肪燃焼、コレステロール値を改善するためにもっとも効率の良い運動と言われている負荷量です。
まとめ
今回自覚的運動強度の根拠をはっきりとさせてみました。
ウォーキング療法士がいつもお伝えしているボルグスケール11〜13で歩くことの重要性が理解できます。
ウォーキング療法士として、しっかりと根拠を持ち、さらにその方にあった歩き方、歩く目安をお伝えしていきましょう。
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