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歩いて体幹を鍛えよう!

体幹の役割は姿勢の維持、内臓や神経の保護などがあります。加齢に伴い、体幹は筋量の減少や脊椎の後彎変形するなどの報告があります。つまり、加齢に伴い、立つ、座るといった姿勢をつくる大黒柱としての役割が担えなくなってきてしまうことが考えられます。
では、歩くことでその体幹の筋力低下は予防できるのでしょうか?
本日は体幹と歩行について整理してみました。


ポイントは歩行速度

今回紹介する
地域在住中高年者の最大歩行速度には体幹筋量が関係する
では

最大歩行速度と有意な相関を認めた項目は、体幹筋量(r=0.39, p<0.01)とCS-30(r=0.36, p<0.01)であった。また、重回帰分析の全てのモデルにおいて、最大歩行速度には体幹筋量が有意に関係した(最終モデル:標準化係数=0.38, p=0.001)。

と報告されています。
体幹筋量の低下と最大歩行速度は相関関係にあることが考えられます。
このことを逆に考えると、ウォーキング療法士がいつもお伝えしている、基本姿勢で速歩をすると体幹が鍛えられる可能性があります。
つまり、体幹の筋力低下にウォーキングをすることで予防する可能性があります。

まとめ

加齢に伴い、姿勢が悪くなることが多くあります。
その予防としてウォーキングを実施することで体幹筋力が鍛えられる可能性があります。
そのためには、正しい姿勢、歩行速度を上げたウォーキングが重要です。しっかりと正しいウォーキングの知識をお伝えしていきましょう。
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