![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162663410/rectangle_large_type_2_58b1bced2ea510184b4da024c3565506.jpeg?width=1200)
階段トレーニングの効果
ウォーキング講習会を開催していると時折聞かれるのが「階段昇降トレーニングは意味がありますか?』です。ウォーキングは平地で行うことをおすすめしますが、階段昇降を普段より取り組んでいる人も多く、その効果を知っておく必要があります。
本日は階段昇降の効果について調べてみました。
やはり中強度の運動が重要
今回紹介する
階段昇降トレーニングが上り坂歩行時のエネルギー代謝と筋出力特性に与える影響
では
階段昇降トレーニングにより大腿部の筋力と筋持久力が有意に向上した。これらの増加が,体を支える安定力と推進力につながり,上り坂歩行を「楽」に行えるようになった要因ではないかと考えられる。また,Preと比較してPostではステージ0~3における歩数が有意に低下し(Fig.3),歩幅が大きな上り坂歩行を獲得した可能性がある。
(中略)
運動強度が最大酸素摂取量の70~100%の場合,1日当たりの運動時間が15
分以内であってもミトコンドリア容量が増加することを報告している。このことは1回当たりの運動時間が短くても,運動強度が高ければミトコンドリア容量が増加することを意味する。本研究のトレーニングは1回の運動時間は7~11分程度であったが,最大心拍数の相対値からみた運動強度は高かった。よって,被検者の活動筋の筋細胞内におけるミトコンドリア容量が増加して多くのピルビン酸が取り込まれたことが,血中乳酸値の低下をもたらしたと考えられる。
![](https://assets.st-note.com/img/1732154034-h7NSTafDR2wpX6dJ9PHsCkqj.png)
と報告されています。
つまり、階段昇降にて大腿四頭筋の筋力、筋持久力の向上があることが理解できます。
まとめ
ウォーキングは非常に効果的な運動です。
しかし、そのための時間が取れない人もいます。その場合、短時間でも効果的な方法をお伝えするのもウォーキング療法士として必要な知識です。
そのコツをウォーキング療法士はお伝えしています。
ウォーキングを指導し、その方の悩みをサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。
ウォーキング療法士の詳細はこちらから
https://iairjapan.jp/wt