「自分の気持ちなど、優先させてはいけない」と思ったことはありますか?

「こんなことを思ってはいけない…」
「どうせ笑われるだけ…」
「自分の感情など、考慮するに値しない…」

そんなふうに、
自分の気持ちに自信が持てなかったこと、
ありませんか?

昔の私は、まさにそうでした。

  • 「自分がどう感じたか」を考えないようにする。

  • 「自分が感じたこと」には蓋をする

  • 「相手の気持ちや社会のルール」を優先する

そういう状態でした。

私が感情を抑えるようになった理由は、
大きく3つあります。

1️⃣ 「本当の自分はダメな存在だ」と思い込んでいた

→ 中学の転校時にいじめを経験し、
「自分を出すと嫌われる」
と考えるようになった。

2️⃣ 「感じること」より「周囲に合わせること」を優先した

→ いじめられないために、
相手の気持ちや社会のルールを
優先しようとした。

3️⃣ 「正解の感情がある」と思っていた

→ 「感じるべきこと」「思うべきこと」
という "正解" があると考え、
それと異なることに不安を感じていた。


当時はそれが1番良い方法だと
思い込んでいました。

しかし今振り返ってみると、
「なんて酷い時期だったんだ」
と思います。

どんなに酷い状態であっても、
その瞬間は、なかなか
気付きにくいものですね。


そして、今は全く変わりました。

今は、
「自分の感情こそ、
自分が最も大切にすべきもの」
だと考えています。


なぜ、変わることができたのか。

一言でいうと、
「魅力的な人間になりたいと思ったから」
です。

社会に出て、
たくさんの素晴らしい人と出会いました。

「素晴らしい」というのは、
 ・「頭が良い」だとか、
 ・「論理的」だとか
の話ではありません。

そんな
「機能的な価値」
など、本当にどうでもよくて、
「人間的な魅力にあふれる人」
ということです。

✅ 自分の気持ちを素直に話せる
✅ 喜びや悔しさを隠さない
✅ 「こう感じた」と堂々と言える

そんな人たちを見て、

「人間的な魅力って、
感情を抑えるんじゃなくて、
素直に出すことにあるんじゃないか?」
「自分も、
そのような素晴らしい人になりたい」

と思ったんです。


学校では、正解不正解ばかりを学びます。

同調圧力は、人間の本能です。

これらも、
「感じるべき感情には、
正解不正解がある」
と勘違いした一因かもしれません。


今ならハッキリ言えます。

  • 感情の世界に、不正解なんてない。

  • 「あなたがそう感じた」なら、
    それがすべて正解である。


もちろん、
周囲との関係や社会のルールは大切です。

でも、順番があります。

  1. まずは、自分が感じたことを
    「正」として受け入れる

  2. そのうえで、相手との関係や社会の中で
    どう伝えるか/どう振る舞うかを考える

上記のステップの結果として、
「結局、自分の意見を言わない」
ということもあるでしょう。

それはそれでいいんだと思います。

ダメなのは、
この二つを混同して、
「相手との関係を踏まえると、
自分はこのように感じてはいけない
などと考えてしまうこと。

まずは
「自分が何を感じたか」
そのものを大切
にする。

これが、他人に振り回されないための
大切な第一歩だと思います。


以下の記事の中で、
「子供達には、
・自分の本当の気持ちに気付けること
・その気持ちを大切に生きること
ができるようになってほしい」
と投稿しました。

  • 自分の感情に素直に向き合う (自分の精神を外から自由にすること)

  • その上で可能であれば、周囲との関係の中でも、感情を出していく

これらのことを、
子どもたちにも伝えていきたいと思います。

今日も、ワクワクしていきましょう!!💪

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