「好きなことを仕事にする」について息子と話しました。(前編)
昨日、お風呂に入りながら、
「仕事」について、
中2の息子と話をしました。
「中学校で職業について調べて、
お互いに紹介する授業があった」
という話を息子から聞いたことが
きっかけでした。
内容を聞くと、どの発表でも、
「その仕事が提供する価値」
についてフォーカスするものが
多かったそうです。
例えば
「消防士は、火事で困っている人を助ける」
「パン屋は、美味しいパンで人を喜ばせる」
「美容師は、素敵な髪型にして人を喜ばせる」
などの価値提供にフォーカスしていた
ということです。
確かに、一般的な仕事の紹介というと、
そういう形になると思います。
価値提供という観点はもちろん大切ですよね。
私からは、
「それと同じか、
もしかすると価値提供以上に大切な観点がある」
と考えていることを伝えました。
私個人としては、
「仕事による価値提供の観点だけでは、
その人のやり甲斐や強みを、
十分に引き出すことはできない」
と感じています。
どういうことか。
「仕事における自分の行動も
好きであることが重要」
ということです。
例えばパン屋であれば、
どんなパンにするか構想を考えて、
材料を買って、
生地を作って、
パンの形にして、
パンを焼いて、
パンを並べて、
営業をする
レジで会計をする
などの行動が必要となります。
これらの行動が好きな人にとっては、
パン屋の仕事は
とても魅力的なのだと思います。
一方で、これらの行動が苦痛な人にとっては、
「食べた人が喜んでくれる」
という価値提供が魅力的だったとしても、
パン屋の仕事は長続きはしないでしょう。
コーチングの世界では、
このような「好きな行動」を
「want to」として
仕事選びにおける
中核的な要素として取り扱います。
息子にも
「好きな行動をベースにした仕事選び」
の重要性を伝えました。
そうしたところ息子からは、
その重要性は理解しつつも、
「自分の好きな行動が分からない」
との反応がありました。
確かに、中2であれば当然の反応ですよね。
「自分の好きな行動」
どうやって見つけるのか。
息子に伝えた内容を、
また明日、後編でご報告したいと思います。
今日も、ワクワクしていきましょう!!💪