新卒で入っちまったブラック企業を半年で辞めるぞ…!
1本目の記事がこれでいいのか?
そんなことを一瞬思ったが、今一番言いたいのはこれだからまぁいいのだ。うん。
タイトルの通りである。この度、新卒で入った会社を辞めることになった。
「半年で?辞めちゃうの?」
「経歴に傷が」
「もう少し頑張れば?」
様々な声が聞こえてきそうだが、そんなこと自分でもわかっているし、なんどもそのことについては悩んだ。
でももう決めたのだ。
自分の好きなことを仕事にできる会社だったけど……。
めっちゃくちゃブラック企業だったのだ!!!
なので、俺は!
会社を辞めるぞッ!(fooooooo!)
●なんで今の会社に入ったの?
突然だが、私は10歳の頃から小説を書いている。
幼い頃から、ひとりでよく妄想したりしていたのもあり、今思い返してみても、人より想像力が豊かな子供だったと思う。
小学生になってから小説、というより物語を読むようになり、
「自分だったらこういう話にするのに」
と思うことが多くなった。
(その他にも理由やらきっかけがあり、10歳の頃から小説を書くようになったのだが、それを書くと長くなるので今回は割愛する。)
そして小説を書くにつれ、文章を書くこと……物語を生み出し、それを読んでもらって、誰かの心になんらかしらの影響を与えることが好きになっていた。
気づけば10年以上小説を書いていたし、小説を書くことは私が生きてる中で当たり前の行為になっていたのだ。
そして時は早いもので就職活動。
なかなか自分のしたい仕事が見つからず、夏休みが終わっても内定がひとつもないというダメダメ就活生だった。(ここも長くなるので割愛する)
そんなダメダメ状態だったが、紆余曲折し、最終的に「文章を書くことを仕事にしたい!」と自分の中で結論が出た。
それが大学4年の9月ことだった。(とてもギリギリで生きている)
それからライターの仕事を探したら、意外とすぐに見つかり、とんとん拍子で話が進み、その翌月には内定をいただいたのだ。
どんな仕事をしていたのか。
詳しく書くと特定されてしまうので、ざっくりとしかいえないが、「ゲーム会社でシナリオを書く仕事」をしていた。
ライターの仕事を探した際に何社か応募を見かけたのだが、私がやりたいこと……
・文章(物語)が書ける仕事
・誰かの心に影響を与えられる仕事
この2つに当てはまっていたのもあり、この会社に決めたのだ。
●はじめは頑張れたのだけど…。
2024年4月。留年もせず無事大学を卒業し、とうとう社会人へ…!
という感覚は実はあまりなかった。何故なら内定をもらった次の週くらいからインターンとして会社で働いていたから。
そんな訳で既に数ヶ月働いていたのもあり、5月からガッツリとシナリオ執筆を任されるようになった。
私の前任の人がとても文章が上手な人だったのもあり、「私の文章は…」と落ち込むこともあったが、5月から8月の4ヶ月はそれなりに頑張っていたと思う。
●辞めるきっかけ
8月くらいがはじめだった。
目が覚めて、仕事に行くために起きようとする。
身体を起こすことができなかった。
動かそうとしても僅かに身じろぐだけで、起き上がる動作に入ることもできなかった。
思い返してみれば、そのとき既にギリギリの生活をしてきた。
仕事がなかなか終わらず2日ずっと起き続け、1日泥のように眠るという日々。
食事は1日1.5食のコンビニ食。
仕事の量が多かったというのもあるが、今日明日に〆切の執筆が急に振り込んできたときもあった。
仕事は楽しかった。
文章を書くのは好きだったし、自分の書いた文章が誰かを幸せにしてるというのも知っていたから。
でもそれ以上に仕事が大変で、生活はぼろぼろで、心がどんどん崩れていってたのだと思う。
仕事が比較的楽しかったからついつい目を逸らしていたが、残業が多く、休日出勤もあった私の働く会社は、ブラック企業と呼ばれるものだったのだと、そのとき、うっすらと自覚してしまった。
9月に入ってから、起きれない日はどんどん多くなっていた。そしてついに、仕事に支障が出るようになってしまったのだ。それほどまでに私の心は限界になってしまっていた。
今は勤務形態が変わり、少しずつ心を休められている。
だが、もうこの会社で前までのように働くことはできない。働きたいけど、まだまだ書きたいけど、ここではもう働けないと私の心が言ってしまってるのだ。
●辞めてからのこと
とりあえず自分の心身のために、11月の上旬に仕事を辞めることにした。
辞めてからのことは特にこれといって決めてない。
次の仕事も職場も決まってない。
ただ、文章を書くこと、書くことを仕事にしたいと思っている。
辞めるまであと2週間。
長くて短い2週間、ほどほどに今後のことを考えながら、心を休めよう。
追記
ここまで読んでくださった方、ありがとう。
2週間、会社を辞めるまでの経過など、またnoteを書けたら、と思う。