キムチ用の白菜畑
本葉が大きくなって、毎日の水やりとケアで白菜は日に日に立派な苗になって畑に植える準備ができました。まるで我が子が社会へのデビューのようにね。
畑で新しい命が育まれると隣の農家ジーちゃんがとても喜びます。気持ちの良い畑になって嬉しいわ。白菜はここから持っていくね、とか。
人が喜ぶとこちらもとても嬉しくなります。
自分が良い、と思うことを実行することで周りの人が認めてくれることが「評価」でありこれからも努力し続ける「盾」になりますよね。
畑に植えた白菜の苗たちを立派に大人に育て、美味しいキムチを漬けて皆様の食卓に届ける、までが私のミッションであり白菜に対する責任を果たすことであります。
10月中旬になると白菜は大分大きくなって収穫が始まります。
私は全国の皆様から頂いた注文数によって畑で収穫しキムチを漬ける準備をします。
食卓の上にある「キムチ」は、「発酵食品」でありながらその裏には「キムチを漬ける人」がいて、「白菜や大根を育てる農家さん」がいます。
新潟という田舎に住んで常にこの暮らしの良さは何?と考えます。
「料理研究家」であり「農家」である私は「畑と食卓が直結」する喜びと大切さを微力ながらお伝えしていきたいと思っています。
続く。