【学生時代に読んだ本】定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー
こんばんは。
ニク・ジャガスです。
先日、本棚の整理をしていたところ懐かしい本が出てきました。
「定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー」です。
ヒッチコック(トリュフォー)の専門家は勿論のこと、映画研究者からシネフィルに至るまで幅広く読み継がれているベストセラー。
(Amazonで検索したところ、今でも新品の販売があることに驚き!)
学生時代、映画論を研究していた私は、映画関連の本を図書館で借りたり、古本屋で購入したりして読み漁っていました。
今となっては、綺麗さっぱり内容を忘れちゃいましたが。笑
まぁ、それっぽく熱中したときがあったんですよ…
中でも、自分の研究分野が1964年『マーニー』以降の「ヒッチコック晩年作品」だったため、論文を書く上で繰り返し読んだ思い出の一冊です。
ヒッチコックに関する文献は、1963年『鳥』までを言及したものは多いんですが、『マーニー』以降は急に資料が少なくなるので苦労しました。
本にアホほど付箋を貼ってますが、数えてみたら100近くあって、当時の私が全然要約できてなかったのがわかります。笑
細かいニュアンスがわからない部分があった?のか原作も購入してました。
だめだ、全然読んだ記憶ないや。
当時は53本の全監督作品を視聴して、ショット数を一つずつ「正の字」を書いて数えたりしてました。
ヒッチコックは映画だけでなくテレビ業界にも手を伸ばしていたため『ヒッチコック劇場』も全DVDを購入。(本人監督作品のみ)
映画とテレビの演出方法に違いはあるのか等を探したりしてました。
あの当時持っていた映画に対するアツい探究心を、今は失ってしまったなぁ…と思うと少し自分に落胆してしまったり。
何か色々と諦めやすい大人になってしまった…トホホ。
映画を見るのは勿論のこと、また少しずつ書籍にも手を伸ばして知見を深めたいな、と思った日でした。
もし、皆様のおススメ映画本があれば、是非教えていただきたいです!!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました☺️