夜田わけいの豊衣足食 2024年11月10日号
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〜12月10日 20:30
【今月の詩】
無題(i) もしくはそこに注釈を詰め込む
詩には一つ
ここはどうだ
マックのポテトみたいな
流動食
可動性の終焉の次元で
リパブリカがパプリカになるとき
多動性は解釈の不一致から身を投げ出し
超動性になるだろう、恐らくは夢で誰かが見たからね、
君たちが歩き始めた時間から
リバーサイドに電卓留守の子守をし
華麗にマネーロンダリングがいいよね
笑
え
な
い
ことばかりだから、いつも鬱憤は鼻のように摘まれ
狐火の止まり木を探して、仏滅の帷を下ろす
詩、
あなたが始めたことでしょう
小説、
あなたが終わらせるんでしょう
だから、従順な下僕となった僕は小説に使える天使なのだ
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『夜なき夜,訳なき訳』
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