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カナダの美形アイドル・バンフの湖たち⑤ロードトリップ(A happy little Road trip in BC )

今回のロードトリップの目的地とも言えるバンフ。
カナディアンロッキー観光の参考になれば嬉しいです。

大雨の中、バンフのホテルにお腹スキスキで到着したのが夜の9時。世界的な観光地バンフですが、レストランのラストオーダー8時30分、閉店9時は他の町と変わりません。

ちなみにジャスパーもバンフもアルバータ州
この日はブリテッシュコロンビア州のMacbrideからスタートしているのでジャスパーに入ると時差で1時間早くなります。
8時につもりがジャスパーやバンフで9時になってます。

  ※州をまたぐと時差がでることもあるので要注意!

荷物を運んだりフロントといろいろやり取りしてたら、あっという間に10時になってしまいました。

食べるところも食べるものを売ってるところもない・・・・
みんなでイライラしながら調べてみたら、深夜2時までやっているピザのデリバリー屋さんが見つかりました。こんなところは観光地らしい。
助かります。

夜の10時40分過ぎに待望の夕食をとり、気分も落着いたところで、このホテルの部屋をあらためて観察。

今回の宿泊ホテルは2階建てのコテージタイプで山小屋風のログハウス風っていうのがバンフっぽい。スキーで仲間や家族と泊まるイメージがぴったりです。

宿泊場所の違い
【ヴィラ】
シャワー・トイレ・キッチン・ベッドがそれぞれあり、宿泊施設全体的にハイクオリティな設備が整っている。
【コテージ】ヴィラほど高級感はないが、同様の設備が整っている。
【ロッジ】トイレ・シャワーなど生活に必要な設備のあるログハウス風。
【バンガロー】簡易的な宿泊小屋。トイレ・シャワーなどは共同。

でも、あれれ???

うちは3人でベットルームにクィーンサイズのベットはあるものの、甥用のベットがありません。

と思ったら、

クローゼットの見た目ですが移動できる隠しベットでした。
手前に取手を引くとベットメイキング済のベッドが現れました。

壁に当たる部分に絵まで掛かっていて、なんだかコントのセットみたいで面白い!

薪暖炉もあって自分で火をつけれるように焚き付けや薪、マッチが用意されています。
薪の暖炉って温かさが継続するし、落着くし、いいですよね。バンフのコテージに来たという気分も上がります。せめて寝るときまで暖炉を付けて、パチパチいう音とゆらゆら揺れる炎を見ていたい。

ということで甥が頑張って火をつけようとしたけど経験不足で着火できず。
焚き付けもなくなり、諦めました。

火付けはカナダ暮らしの便利スキル。キャンプやビーチファイヤー(海岸で焚火)、庭で楽しむFirepit、暖炉などで活躍します。

今回の宿泊はナチュラルにレトロ感のある(古め)1970年代のコテージ風。
宿泊代1泊は$350(1LDK)、日本円で約40500円。
これでもバンフでは超お値打ち料金です。
お得なツアーだとバンフ宿泊を避けてバンフ近郊の町に宿泊するプランになってると思います。今回は日程上やむなくのバンフ宿泊でしたが、観光には便利で助かりました。

ここからは翌日行った観光地2か所を駆け足でご紹介します。

Lake Louise レイクルイーズに行く前にEmerald Lake エメラルドレイク!

カナディアンロッキーの旅でお馴染みなのがレイクルイーズです。
日本人向けツアーでは必ず行くでしょう。

バンフ周辺・緑が今回の旅で行った湖
TabiPhotogramさんのバンフ国立公園の旅行記 を利用させて抱きました。
こちらでは詳しく観光スポットの楽しみ方が紹介されています。おススメ。

◆レイククルーズ(Lake Louise)の行き方

現在は個人の車で近くまで入ることはできず、公営のバスやツアーバスのみ
で行くことができます。

私達は安くて気楽な公営の循環バスを利用しました。
循環バスのチケット購入はオンラインでの予約のみで、ウエブサイトで空いている時間帯のバスを予約します。

この予約は公的なオンライン口座コードが必要だったり、ちょっと特殊で手間でしたが、3人で合計$31程度と安い!

同じようなバスをツアー会社で予約すると1人当たり、$50ー$100程度になります。ガイドなしとはいえ、断然公的バスが割安です。
予約した後は変更、キャンセルの返金はできないので気を付けてください。

レイクルーズへは山の中の一本道を走るため、一般車両を通行禁止にし、専用バスのみ通行可能にしたこのシステムは渋滞や安全面、入場者を管理でき、自然を保護する意味でもいい対応だと思います。

さて、私達は午前中にオンラインでシャトルバスを予約したんですが、3人で予約できたのは午後4時のバスのみ。やっぱり混んでますね。
4時の予約時間まで時間があるので、先にバンフのヨーホー国立公園のエメラルドレイクに行くことにしました。

◆エメラルドレイク(Emerald Lake)

エメラルドレイクはアクセスも良く、歩きやすく人気です。湖畔のこのレストランが絵になってます。

この橋はPhoto spot!
山と湖とロッジ
湖面の色がエメラルド色グリーン

私達もこのレストランで昼食にしました。

中はこんな感じ。

ムースと暖炉
カナダと言えばプーティン
カナダの発祥のカクテル、シーザー
クラマトジューズにベースに貝類やスパイス、セロリの風味があるカクテル
貸しカヌー1時間$100(約11600円)
カヌーに乗れるスキルもカナダではあった方がいいスキル

緑もたくさんあってのんびりと散歩したりリラックスできるのが、エメラルドレイクのいいところ。

私達も充分くつろいだ後、慌ててレイクルイーズのバス乗り場に戻りました。

バスに乗ってみると、6月のレイクルイーズ4時便は座席の空きも目立ち驚きましたが、7月8月になると混むそうです。
7,8月に行く方は気を付けてくださいね。

そうこうするうちにバスはどんどん細い山道を進んでいきます。

高度比較 
エメラルドレイク   1,310m
レイクルイーズ    1,745m 
モレーン湖      1,884m
(Lake Louise Village   1,545m    バスの発着地)

日本で一番標高の高い湖 1位 中禅寺湖|栃木県   標高:1269m



◆レイクルイーズ

レイクルイーズは人気の観光地で山の中とは言え人も多くびっくり!
湖に向かってフェアモント・シャトーレイクルイーズという高級ホテルもあり、アフタヌーンティーも楽しめます。私もフェアモントでコーヒーぐらい優雅に飲んでみたかったんですが、ぶらぶらしてたら、あっという間に最終バスの時間になってしまいました。

レイクルイーズのフォトスポット

この時間になるとお天気も悪くなり、気持ちのいい青空と明るい湖を見ることはできませんでした。

ゆっくり湖畔を歩く時間はないけど一服する時間ならありそうなので、お決まりの記念の一服。

レイクルイーズ

お茶を点てていたら、後ろから誰かに肩を叩かれたと思って振り返ったら、
リスが背中から肩に登ってきてました。
餌でももらえると思ったんでしょう。
一見かわいい行動ですが、野生動物にエサを与えるのはダメですよ。

◆モレーン・レイク

レイクルイーズの後はモレーン・レイク(Moraine Lake)行、レイククルーズ村戻りの「帰りの観光客をピックアップする最終バス」に乗りました。

本来、最終の帰りのバスですが、モレーンレイクで戻り客待ちの停車時間15分を利用して、モレーンレイクをとりあえず見ることにしました。

小雨の中、霧も出て厳しい景色。
残念ならターコイズブルーの湖は見えませんでした。
バスを降りてダッシュで湖まで行ってバスまで戻ってきた15分間で撮った1枚。

モレーン湖は日本ではレイクルーズほど知名度はありませんが、かつてカナダの紙幣にデザインされるほど美しい湖として知られています。
お天気がよければこんな風に見えたはず?↓

成功する留学さんからお借りしました

次回はカナディアンロッキーはお天気のいい時に時間に余裕を持ってハイキングをしながら回ってみたいですね。

こうしたカナディアンロッキーの湖の独特な色に謎については添乗員さん@旅行情報局がNoteに書いていますので、こちらをどうぞ。

さて、最終バスでレイクルイーズ村に戻ったのが7時過ぎ。
ここで食べなければこの先、少なくとも宿泊地まで向こう3時間、そして着いてからもありそうもないので村のレストランで夕食を取りました。

こんな感じのお料理でもだいたい1品2000円以上。
レストランだと飲み物なしで一人一品頼むだけでチップ・税金で
3人の一回の食事が9000円以上になってしまいます。

食事を終えてじわじわと暗くなっていく山道を3時間走り、宿泊するホテルに着いたのは11時を回っていました。

辺りにはこのホテル以外に何もないようなところだったので、食事をしておいて正解でした。
ともかくあの真っ暗な山道を無事にRevelstokeの郊外にあるホテルまで走って来れてよかったです。(私は運転してないけど)

ここまで読んでいただいた皆さんもお疲れ様でした。

                            つづく。


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カナダで時々お抹茶(西島わけい)
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