✈︎ 秋の雑詠 (秋晴、吾亦紅、暮の秋、冬隣、秋夕焼)
秋晴や清掃待てるのぞみ号
秋晴/三秋(天文)
似たやうに髪ユニークに吾亦紅
吾亦紅/仲秋(植物)
背を流し合ふ母と娘や暮の秋
暮の秋/晩秋(時候)
旅鞄ぎうと荷棚へ冬隣
冬隣/晩秋(時候)
剥き出しの再開発を秋夕焼
秋夕焼/三秋(天文)
【推敲】
木の実雨パウンドケーキうまく割れ
→ 会心のパウンドケーキ木の実雨
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久しぶりの登園です。
急に日本に帰っていてnoteがお留守になっていました。アメリカの我が州に戻ってきたら、寒くなっていてびっくり。
まとめての投稿で失礼します。
一句目、実景そのままです。
二句目。ユニークな髪型にしたつもりが、同じようなちょっと変わった髪型の人が案外いると気づいたという、友人の話を聞いて。
四句目。「ぎうと」は「ぎゅうと」という意味ですが、旧仮名遣いはこれで合っているでしょうか。
五句目。高層階から、品川駅周辺エリアの再開発の様子がよく見えました。開発が終了した暁には新たな高層ビル群に遮られて、今のビルからは夕日も富士山も見えなくなるかもしれないと、知人が言っていました。
一句でも、お好きな句や気になる句などあったら、教えていただけたら嬉しいです。いつも本当にありがとうございます!