小山(狂)

狂人 連絡先:ganbarezinrui@gmail.com

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  • 狂人note

    月額購読マガジンです。コラムや評論が週1-2本更新されます。

最近の記事

「人前で泣く女」は「路上で脱糞するオッサン」と何も変わらない

筆者はかねてより「女の涙」に最も近しい生理現象は「脱糞」であると考えている。 確かに上のツイートが主張するように、涙は生理現象である。 何かしらのストレスがかかり、涙腺が刺激され、しだいに涙があふれてくる。ちなみに筆者はどちらかと言うと涙もろい方で、良くできた映画や小説や漫画を鑑賞したときなどは高確率で涙を流してしまう。なので「涙は生理現象」という見解自体は自身の実感としてもよく理解できる。なるほど確かに悲しくもなんともないのに涙を流せるのは訓練を積んだ俳優だけだ。落涙は

    • チン騎士化する国税庁 なぜ売春婦はどれだけ脱税しても捕まらないのか?

      TwitterやTikTokなどで、剥き出しの札束を見せびらかす夜職アカウントを見たことのある読者は多いのではないだろうか。夜職界隈ではホス狂などを主として「札束を見せびらかす」という奇習が長らく流行しており、「同担を威嚇するため」「単純に自慢するため」「スカウト垢によるPRのため」など様々な理由で札束画像をアップロードする人々がSNS上には溢れている。 剥き出しの札束が乱れ飛ぶ様は、確かに一種の派手さや華やかさに溢れていると言える。しかし一方で、まともな社会人経験を持つ方

      • 今月、記事の更新期間が空いちゃって申し訳ない。実はタイの取材旅行後から原因不明の体調不良に悩まされており、その影響がかなり出てしまってます。少しずつマシにはなってるので来月にはリカバリーできてると思うのですが…。大きな取材を複数やってるので、11月中にはその成果をお見せしたいです

        • コミュ障女が「理解のある彼くん」に頼れる時代は終わりつつある

          というわけで本日もマシュマロ回答やっていきましょう。今回のご相談はこちら。 はい。もう冒頭からはっきり結論を言っておきますが、かなり危機感を持った方がいいですね。というのも「理解のある彼くん」は今後どんどん減少していくことが予測されるからです。

        • 「人前で泣く女」は「路上で脱糞するオッサン」と何も変わらない

        • チン騎士化する国税庁 なぜ売春婦はどれだけ脱税しても捕まらないのか?

        • 今月、記事の更新期間が空いちゃって申し訳ない。実はタイの取材旅行後から原因不明の体調不良に悩まされており、その影響がかなり出てしまってます。少しずつマシにはなってるので来月にはリカバリーできてると思うのですが…。大きな取材を複数やってるので、11月中にはその成果をお見せしたいです

        • コミュ障女が「理解のある彼くん」に頼れる時代は終わりつつある

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          なぜマッチングアプリで経歴詐称するクズ男には彼女ができるのか

          というわけで本日もマシュマロ回答やっていきましょう。今回のご相談はこちら。 はい、「マチアプで年収盛るのってどうよ?」というご相談ですね。これね、非モテ傾向のある男性はこういう嘘つくのが苦手な人が多いのですごく抵抗感あるとは思うんですが、まずマッチングアプリでは大多数の人間が嘘をついているという前提を理解するところから始めましょう。 経済学的には「レモン市場」と言ったりするんですが、マッチングアプリというのは典型的な情報の非対称性が存在する市場なんですね。情報の非対称性が

          なぜマッチングアプリで経歴詐称するクズ男には彼女ができるのか

          「大麻に救われた」と語る若者たち

          筆者は元々メンタルヘルス領域の困窮者支援に関わってきた人間なので、いわゆる薬物依存症の方々ともそれなりに交流を持ったことがある。 といっても覚せい剤やヘロインといったハードな違法薬物に依存している当事者は現代日本の若年層だとそれほど多くはない。圧倒的に多いのはまずアルコール(酒)であり、次にベンゾジアゼピン系の精神科処方薬、その次がブロンなどの薬局で買える市販薬…といった割合ではないだろうか。アルコール・処方薬・市販薬は併用されることも多いのではっきりとした切り分けはできな

          「大麻に救われた」と語る若者たち

          絶対に避けるべき地雷女は「同性の友達がいない女」

          はいどうも。今月よりはじまった新コーナー「マシュマロ回答文字起こし」の第2回となります。こちらはマシュマロに届いた読者のみなさんからのご質問やリクエストに対して、僕が10分限定で喋りで回答し、それに応えてその喋りを文字起こしするという企画です。ややこしいですがまぁそのうち慣れてください。 というわけで第2回のご質問は「結婚したらヤバい女の特徴を教えてください」です。こちらは婚活中の男性からのご質問ですね。実際のマシュマロはもうちょっと長かったんですが、全部読み上げるとそれだ

          絶対に避けるべき地雷女は「同性の友達がいない女」

          自称「性暴力被害」のほとんどは「コミュ障女性の生きづらさ問題」であるという不都合な事実

          2記事連続で性暴力関連の話が続いてしまい大変恐縮なのだが、丁度いい具合にTwitterが炎上したこともあるので、これを機に性暴力被害やそれが生じさせるトラウマの実態について基本的なところをおさらいしてみようと思う。 なお本稿は性暴力被害について過大視することも矮小化することもなく、地に足のついた実情を根拠を提示しながら論ずることを目的としている。「レイプなんか微罪で良いだろ」式のミソジニーを期待している読者もいるかもしれないが、おそらく高確率でそうしたご期待にはお応えできな

          自称「性暴力被害」のほとんどは「コミュ障女性の生きづらさ問題」であるという不都合な事実

          「女性のレイプ被害」が同情されない時代がやってきた

          読者諸兄もご存じの通り、筆者は日本のアンチ・フェミニズムにおける「悪の枢軸」というか「元凶」というか、ともかく「1,2を争う悪いやつ」として世間からは受容されている。 まぁ、それについては特に異論はない。2010年代以降におけるネットの反フェミニズム論壇において、良くも悪くも最も目立ってしまった少数のうちの一人が自分であろうという自覚もある。 というわけで「悪のアンチ・フェミニスト」呼ばわりされることに否はないのだが、それでも自分としては「この程度で筆頭ミソジニスト扱いさ

          「女性のレイプ被害」が同情されない時代がやってきた

          ホスト狂いと高校球児は本質的に何も変わらない

          というわけで新コーナーです。これはマシュマロに届いた読者の皆さんからのご質問に対して、僕が10分以内のルールで音声で回答し、その音声データを文字起こして編集するという形で記事を作ってます。 つまりこの記事は基本「文字起こし」です。マシュマロに寄せていただいた質問に対して僕がベラベラベラ~っと喋りで回答して、その喋りを録音して、文字起こしして記事にするようなことを今月から少しやっていってみようかなと思ってます。 というのも、最近僕の書く記事がめちゃくちゃ長くなっていて、1記

          ホスト狂いと高校球児は本質的に何も変わらない

          男性に食事を奢らせるのはセクシャルハラスメントである

          なぜこんな当たり前のことがわからない人間がいるのかつくづく不思議なのだが、改めてしっかり言語化しておこう。男性に食事を奢らせるのはセクシャルハラスメントである。仮に女性から直接的に強要したわけでなくとも、たとえば婚活における仲人などが男性側に「男性なら女性に食事を奢れ」などと(非明示的なものも含め)指示したならそれは立派なセクハラとなる。 そもそもセクハラとは何か。改めて定義を確認しておこう。公務員の人事や懲戒を司る人事院の定義によれば、セクハラとは である。ざっくり「性

          男性に食事を奢らせるのはセクシャルハラスメントである

          「計12時間も軟禁されひたすら詰問される…」お茶大アカハラ教員の暴虐と、加害者と大学の「共犯関係」

          「原罪先生」「ちゅえ(泣)」等の愛称でおなじみのお茶の水女子大講師、神山翼氏のことをみなさん覚えているだろうか。 神山翼氏は男性フェミニストとして 「男性は女性に対して『原罪』を背負っているのだから、我が身を犠牲にして女性に尽くさねばならない」 という趣旨の発言を行いSNS上で大炎上したお茶大の教員だが、「炎上」後に神山翼氏が常習的なハラスメント加害者であったことが多くのお茶大生からの告発によって明らかになり、お茶大を巻き込んだスキャンダルとして(極めて悪い意味で)「時

          「計12時間も軟禁されひたすら詰問される…」お茶大アカハラ教員の暴虐と、加害者と大学の「共犯関係」

          慶應付属の歪なエリート意識と、児童精神科のまともな子供たち

          先日書いた豊田章男さんについての思い出話が予想以上に多くの方に読まれているようで、少しばかり驚いている。 自分としては「少年時代の思い出」として軽い気持ちで書いてしまったのだが、章男さんほどの公人ともなると世間からの注目のされ方が桁違いなのだと改めて思い知った。記事への反応は好意的なものが多く暴露や誹謗のような形にはなっていないと信じたいが、ご迷惑になっていないことを切に願うばかりである。(ないとは思うが)もし旧稿がお目に触れていたらどうかご寛恕願いたい。 ところで、筆者

          慶應付属の歪なエリート意識と、児童精神科のまともな子供たち

          「友達のお父さん」として見たトヨタ会長・豊田章男さん

          なんとなく、色々なところで豊田章男さんのことが話題になっているので、自分も思い出話をしてみようと思う。 豊田章男さんは自分が人生の中で遭遇した人々の中でも10指に入るほどの奇妙人だ。お会いした回数は十数回程度だったと思うが、今も強い印象が自分の中に残っている。人間にとって生まれとは、生き方とは、そういうことを考えるとき章男さんの思い出がチラつくことが幾度となくあった。 自分にとって章男さんは、トヨタ自動車会長だとか経済界の重鎮だとかと言う前に「奇妙な信念を持ったひとりの男

          「友達のお父さん」として見たトヨタ会長・豊田章男さん

          非モテ男性のための婚活サバイバルマニュアル

          今日はあまりに不都合な事実についてお話ししたい。 基本的に、非モテ男性は非モテであればあるほど結婚生活が破綻するリスクが大きくなるという傾向についてだ。読者諸兄にとって耳心地良い話ではないかもしれないが、これはどうもかなり確度の高い事実である。 筆者も30代後半を迎え、周囲には結婚出産は無論のことそれを通り越して離婚や家庭内別居にいたるカップルも増え始めた。それら数多の既婚夫婦をつぶさに観察すると、どう見ても明らかに「非モテ」的な特徴を持っていた男性は厳しい夫婦関係に置か

          非モテ男性のための婚活サバイバルマニュアル

          ゆっくり着実に、世界はインターネットになっていく

          というわけで、東京都知事選がつつがなく終了しました。結果は言うまでもなく現職小池百合子氏の圧勝であり、開票0分で小池氏に当確が出るなど他の有力候補はまともな相手にすらならなかったというのが終わってみての感想と言えます。 とはいえ、そんなわかり切った話は読者のみなさんも関心はないでしょう。気になるのは2位以下の得票数、そしてなにより暇空茜氏をはじめとする泡沫候補の得票数です。 先日、本マガジンでは暇空茜氏の得票数を予測し「2万票~5万票が現実的なライン」「具体的な数字を当て

          ゆっくり着実に、世界はインターネットになっていく