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2月にだいたいの片付けが終わると思いきや、まだまだ課題は山積みであった。
中でも一番の悩みの種は、屋外にある陶芸小屋の撤去であった。
売却の条件として陶芸小屋の中身を空にする必要があった。
今回は8日の朝一の便で先発隊の私、11日に夫が後発隊で参戦する事となった。
東京へ戻るのは14日の最終便、両親の用事でその中の半日は潰れる事にはなるが時間は充分に確保できそうだ。
今回は陶芸窯の撤去と大型家具の処分、私はあらかじめ買い取り業者に連絡を入れてあったのだがこれが誤算も誤算、業者選びを間違えたためにすべての予定が狂ったのだった。
8日に到着してから3日かけて、大型家具以外の2階の荷物をすべて1階に下ろし、買い取り業者に持って行ってもらうものを2部屋にまとめた。
後は夫が来てから不動産業者、買い取り業者、窯の処分、というのがおおまか流れであった。
夫が到着し、買い取り業者に持って行ってもらうものを確認、業者が到着した時点で私たちは唖然とした。
かなりの量と大型家具があると伝えていたにもかかわらず、なんと軽トラで一人で現れた。
おまけに私の苦手な柔軟剤の匂いをプンプンさせて、私は気分が悪くなるので真冬の北海道にもかかわらず窓を数か所開けた。
古いものでも買い取りますと言ってたわりには、高く売れそうな電化製品のみを衣装ケース1つ分程度、それから大型冷蔵庫だけを5000円で買い取っていった。
額縁やアートの数々は見もしなかった。

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