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37 人との距離感
私はもともとずかずかと踏み込まれる事、パーソナルスペースが近い事が苦手だ。
例え親子であってもとても不快に感じる。
10代の頃も女子たちがくっついてきゃあきゃあいう感じも苦手だった。
トイレには一人で行きたいからくっついてこないで欲しいし、学校の登下校は自分のペースで歩きたいから迎えに来たり待っていたりくっついてきたりされるのが本当に苦手だった。
悪気なしに距離感が近い人が寄ってくると無条件で身体が後ろに引く。
いかなる理由があってもノックなしに自分以外のスペースに入っていくなんて考えられないし、自分以外人のカバンの中やスマホを見るなど論外である。
小学校中学年くらいまでは登下校遊びながらというのは好きだったが、高学年になり田舎に転校してから一人の時間が必要になった。
だれがだれを好きでどうのこうのなど興味もなかったし、ピンクレディーの振り付けにも興味がなかった。
矢野顕子や山下達郎やEPO、スティービーワンダー、マイケルジャクソン、ハービーハンコックをFMでカセットテープに録音して聞いていた。
そして表面的には合わせていたけれど、だいたいの話題に興味が無くてちっとも楽しくはなかった。
だから早く自力で自由に生きていけるようになりたいと思っていた。
15歳までが人生の暗黒期だった。