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【TIPS】地域の魅力を深掘り!効果的な地域取材の3つの秘訣

地域取材は、その場所の独特な魅力や人々の暮らしを伝える、奥深い仕事です。

ただ情報を羅列するだけでなく、その場所の空気感や人々の想いを伝えることが重要。

今回は、プロのライターさんから学んだことを踏まえ、私が実践した3つの秘訣をご紹介します。


情報収集は、ストーカーになれ!

地域取材の成功は、事前準備にかかっています。これは講師の方々が口を揃えて言っていたこと。

まず、インタビュー相手がSNSをやられている場合は、最低でも直近1年分の動きは丹念に調べましょう。

地元のイベントに参加していたり、地域に根差した活動をしている様子が伺えるかもしれません。

こうした情報から、共通の話題を見つけたり、インタビューの深堀りにつながる質問を考えたりすることができます。

また、地域の公知情報を見るのもよいでしょう。

例えば、市区町村の自治体の取り組みについてホームページで調べると、「防災キットの配布(世田谷区)」「ゴーヤ・ツルムラサキの育成セットの配布(千代田区)」などがわかり、その地域の色が見えるものです。

取材場所選びで、差をつけろ!

もし取材場所を自由に決められるのであれば、老舗の飲食店での待ち合わせをおすすめします。

地元民に愛され、人々と一緒に育ってきたお店は、地域の魅力が凝縮された場所です。

このような場所で食事をしながら話を聞くことで、相手はリラックスし、心を開いてくれやすくなります。

また、お店のメニューや雰囲気、近所の人との会話など、具体的なエピソードを引き出し、記事に深みを持たせることができます。

地域を見るときは、瞳にダイブ!

地域の魅力は、そこに住む人々の視点を通してこそ、鮮やかに浮かび上がります。

単に地域の情報を羅列するのではなく、インタビュー相手がどのようにその地域を感じているのか、どのような思い出を持っているのかを聞き出すことが大切です。

例えば、「30年間、この町に住み続けているのはなぜですか?」「地元愛に気付いたきっかけは?」といった質問を通して、その人の視点から見た地域の魅力を引き出すことができます。

まとめ

事前準備での情報収集を丁寧にすることで、「こんなに調べてくれたなら、あの話もしてみようかな」と思ってもらえるきっかけになります。

地域取材は、人物そのもののインタビューとは異なり「その人の目に映る地域」を描くもの。

「知りたい」気持ちと真摯な姿勢を忘れずに、いってらっしゃい!


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