娘のおかげで広がる世界

変わってるとか、
奇人とか言われがちな水瓶座夫だが、
基本的に保守的である。
外食メニューは定番ばかりだし、
服も毎日同じものばかり着ているし、
気に入ったら同じ映画を繰り返し観る。
幼少期に初めて観た
「蒸気船ウィリー」は100回は観たらしい。

新しいものを取り入れる姿勢はあるけれど、
冒険することは意外と少ない。

この点獅子座息子も全く同じで、
一回気に入ったら何回でも同じアニメを観たがる。
一度観たら映像記憶できるらしく、
一緒に映画を観ても私より細部まで覚えていたりする。
覚えている上で何度も何度も観て、
自分の中のメモリーに焼きつけていくように観ている。
ちょっと入り込み過ぎていて心配になるほど。

蠍座私はというと、
映画は長くてかったるいのだが、
気に入った本は何度も繰り返し読むタイプの子どもだった。
今でも気に入った本は何度でも読む。

いろんな本を読むよりも、
気に入った本を繰り返し読んで頭に刻み込むのが好き。
映像記憶派ではないが繰り返したいのは同じ。

一方で乙女座娘はバリエーションが多い方が良いらしく、
１つの動画やアニメや本ばかり読むことは比較的多くない。
類似の違ったものをどんどん探し出して試していく。

朝ごはんも娘以外の家族は毎日同じでオッケーだが、
娘は毎日違うものを食べたがる。
でもそのおかげで新しい作品やメニューに出会えるようになった。

子どもが息子だけで、
夫と私と息子の3人家族だった時は、
良くも悪くも「変わらないルーティン」を愛する不動宮家族だった。

娘が新たな家族のメンバーになり、
3才を過ぎてからどんどん意思を表明してくれるようになってきたおかげで
「家族みんなで別の選択肢も試してみる」ことがだんだん増えてきた。

新たな発見があってとても良い。

今夜はディズニープラスで観たことがないアニメを家族で観た。
ディズニーの作品は膨大なので、
まだまだ観ていない名作がたくさんある。
でも今までは同じのばかり観ていた。
娘のリクエストのおかげで新たな発見があった。

「家族の選択肢と世界を広げてくれてありがとうね〜！」
という気持ち。

毎日同じメニューの方が楽は楽だけど、
刺激は無いし楽しさもあまり無い。
毎日違う朝ごはんなのは、
確かに楽しいよね。

さて、明日の朝ご飯は何にしようかな。