わかほう(U-35若手法務交流会) 主催交代のご報告
わかほうnoteをご覧の皆様こんにちは、わかほう主催者のいいだです。この度、わかほう(U-35若手法務交流会)の主催者を次のメンバーに交代する運びとなりましたので、ご報告させていただきます。
わかほうを始めた経緯やきっかけ
元々私自身がひとり法務で、同世代の法務メンバーとの交流を欲していたことが、企画のきっかけでした。また同時期に、自分よりさらに若いひとり法務・少数法務の方から連絡をもらい、相談を受けることが増えたこともあり「自分一人の知識や知恵では限界があるから、みんなで集まって支え合おう」と思って企画してみたのがU-35若手法務交流会です。
2023年の5月にアンケートを取ったら、80人近い方が「参加したい」と言ってくれたので、この答えだけを信じて「やってみよう!」と企画したのが始まりでした。このnoteを書いている2024年8月時点では3回実施し、チケットは基本即日完売、延べ100人以上が参加してくれています。
私自身、わかほうの主催をすることで、たくさんの若手法務の方と知り合えたのはもちろん、運営メンバーに対するマネジメントであったり、情報の引き継ぎ方であったり、本当に人として成長させてもらったと思っています。
今回わかほうを引き継ごうと思った理由
わかほうは毎回、主催者以外の全員の運営スタッフを入れ替えて運営しています。こういう会の運営に手を挙げてくれる人と繋がりたいと思っていたのと、シンプルに「35歳以下」を掲げた時点でずっと同じメンバーで運営することができないため、そういうスタイルにしています。
一方で、自分が今年33歳になるので、その後をどうするべきかというのはずっと悩んでいました。自分の年齢を理由に、わかほうをあと数年で畳むのは惜しい気もしており、とはいえ大体"2代目"って大変なので、引き継いでくれる人がいるのかも不安で。でも今回、運よく主催者を引き継いでくれる3名が見つかり、主催者を次の世代にバトンパスすることにしました。
自分が設立した団体の主催を退くのは寂しい気持ちもありますが、主催が固定化されると新しいアイデアが出づらくなったり私物化したりするリスクがあると思っているので、そこは勇気を出して託してみようと思います。今後も主催者すら入れ替わりながらも、バトンがしっかりと繋がって、「若手法務にとって大事な場」としてわかほうは続けられたらと思っています。
ちなみにわかほうには過去の登壇者・運営メンバーが残っているSlackがあり、私は運営OBOGの代表となりつつ、Founder(始めた人/最終的に責任を取る人)という立場で第4回以降も引き継ぎが完了するまでは今後も関わっていこうと思っていますし、35歳超えるまでは普通に参加者として参加するつもり満々です。
実は今まで一度もわかほうに「通常参加」したことがないので、それはそれですごく楽しみにしています。30年後とかに、私のことも知らないメンバーが普通にわかほうを主催してて、「実は私が始めたんだよね〜」「え〜そうなんですか!?」みたいな会話ができたら、みたいなことを夢見ていたりもします。
後任メンバーへの想い
こんな面白くも厄介な仕事を引き受けてくれて、本当に感謝しています。
わかほうの主催は大変です。自分の仕事もある中で、業務外の時間を削って、自分以外のために多くの時間とリソースを割かれます。その分、法務の仕事だけしていても得られない関係性や経験も積めますが、あの規模のイベントを自分達の責任でやるというのは、本当に大変だと思います。
だからこそ、わかほうに会って人生変わったんじゃないかと思う、わかほうを愛してやまない3人を選びました。このメンバーで挑戦して、周りが支えてくれずに上手くいかなかったら、わかほうなんてなくなっちまえ!と私は思っています(笑) だからぜひ、楽しく好きにやって欲しいです。
わかほうを、続けたいと思ってくれて、本当にありがとう。
それに、わかほうの参加者なら、主催が変わっても、変わらずに支え続けてくれると信じています。誰が主催者で運営でも、あの場の貴重さ・大事さは変わらないと思うし、「誰かが運営してくれることでわかほうが続く」ことの価値は、参加しているメンバーが一番分かっていると思うから。
これからも、私の自慢の後輩達が盛り上げるわかほうを、みんなで支えてくれたら嬉しいです。
次回主催者メンバーのご挨拶
せっかくなので、次の主催メンバーにも簡単に自己紹介をしてもらおうかと思います!!
城居(しろい)
城居と申します。第2回で運営を担当しておりました。
いいださんから引継ぎを打診された時は、さすがに驚きました。(新橋のラーメン屋さんで言われたのも含め…笑)
「わかほうを存続してみたい」という決意と興味を抱きつつ、時に先陣を切り、時に後方で支援し、主催者の役割を全うできるよう尽力します。
主催が引き継がれても、"わかほうに込められた思い"は変わりません。
初めての方も、リピーターの方も、会場にてお待ちしております!
藍原(あいはら)
わかほうの主催を引き継ぎました藍原と申します。
第1回・第2回に参加し、第3回に運営メンバーとして活動しました。
わかほうに関わることになったきっかけは、前職のひとり法務がしんどすぎて「法務 一人 つらい」で検索した時に、いいださんのnoteを見つけたことでした。相当辛かったんでしょう笑
そこから(まるで芸能人を追うかの如く)いいださんの本やXを追いかけていましたが、今や自分も、助けられるばかりでなく、困っている法務の誰かに何かを授けられるのかもしれないと思うようになりました。
私も誰かにとっていいださんのような立場になれるよう、そして、わたしに沢山のものをくれたわかほうがこれからもわかほうらしくいられるように頑張ります!
太田(おおた)
わかほうの主催を引き継ぎました太田と申します。
わかほうには第1回からすべて参加し、第2回には未熟ながら登壇にも挑戦しました。
この度いいださんより主催交代のお話をいただき、これまでお世話になってきたわかほうを継続するために何かお役に立てるなら!と思い、次期主催を引き受けました。
私自身、少数法務で頼れる人も少なく「どうすればいいんだ」と途方に暮れている時にいいださんに出会い、そしてわかほうに出会いました。
1年以上前の私と同じように「1人で悩んで苦しんでいる方が、わかほうに参加して何か少しでも希望を見つけてくれたら」とそんな思いで主催をしていきたいです。
私たちにとって大切な場所であるわかほうが、これから参加される誰かにとっても大切な場所となるよう頑張ってまいります!
おわりに
次回わかほうは10/29(火)を予定しています。現在運営スタッフも募集中ですので、興味のある方からのご連絡をお待ちしております。
運営・参加してくださる皆さんあってのわかほうです。第4回は合同で実施し、第5回からは完全に引き継ぐ予定でいます。まだ引き継ぎ中なので、色々とバタバタしているかと思いますが、どうぞ主催交代を温かい目で見守りながらも、ご参加よろしくお願いいたします!
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