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「感想」劉慈欣のSF短編集「老神介護」

三体が面白かったので同作者の短編集も手を出してみました。
2022年9月7日に「流浪地球」との2冊同時刊行。
買ってすぐに読んで、先日読み直したところなので「感想書いとくかっ」とゆるい感じで本稿を書いております。

全体の雰囲気

三体が超ハードS Fだったのと比べてだいぶ雰囲気が違うな〜と。
全体的に切なくて哀愁漂う感じでした。
特に「彼女の眼をつれて」と「地球大砲」のラストシーンは「ズッシリくるなぁ」と、かなり好きになり好きな話です。
劉慈欣さんはこんな話もかけるんだ、と新たな発見。

作者の想像力の高さ

本書は全5話から構成されていますが、アイデアの面白さでいうと一番を決めるのは難しい… …
それくらい全話面白くて、オチの読めない展開ばかりでした。
社会的資産液状化委員会」は種明かしのタイミングになるまで全くわからなったですね。

まとめ

「いい意味で」切ない気持ちにしてくれるSFでした。


すっかり劉慈欣さんのファンになってしまったので「」と「折りたたみ北京」も読みたいリストに追加です。

流浪地球」の感想も気が向いた時に書こうかなと考えてますが、とりあえずは原田マハさんの「たゆたえども沈まず」が読みかけなのでそちらに集中します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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