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【実食レポ】 「七條甘春堂」(京都市東山区) 焼栗・檸檬・紅葉かさね

「京都おとなの遠足2024」で訪れた3軒目の和菓子屋さんは「七條甘春堂」さんです。(2軒目のレポートがまだですが)


「初代藤屋清七が慶応元年(一八六五年)創業以来今日当代に至っております」という歴史のある和菓子屋さんで、現在7代目なのだそう。

この日は、すぐ目の前の「三十三間堂」の訪問のあとに寄りました。
残念ながら茶房はお休みの日だったので、お買い物のみ。

話が逸れるのですが、おそらく中学の修学旅行(京都奈良)以来の「三十三間堂」だったのですが、こんなすごいの見たっけ??というくらい記憶がない(笑)。
ちょっと恥ずかしい。


パッケージが統一されています

実は2軒目は「甘春堂」さんに行っていまして、こちらは「七條甘春堂」さんと、和菓子屋さんって同じような名前が多くてやっぱりややこしい。

歴史のある和菓子屋さんですが、パッケージデザインをおそらく最近やり直したのでしょうね、全て統一されたデザインになっています。
本のように商品名を表にして綺麗に並べることができて、箱にもピッタリ収まるし、運搬などを考えても、これぞザ・パッケージデザインという感じ。


贈答用の箱入りも綺麗に収まっています
全体的にスッキリ


↓ ちなみにJR京都伊勢丹にも入っています


箱にはひとつずつお菓子が入っています
焼菓子@248円(2024年11月現在)

今回は季節のお菓子を購入しました。

まずは焼菓子の「檸檬」と「焼き栗」です。


レモンケーキみたいな形です
檸檬はもうすぐ終わりという時期でした

「檸檬」は、形はレモンケーキみたいですが、中身は白あんのお饅頭。
白あんは、レモンピールの香りと苦味がアクセントになっています。
ほろほろした白あんで、これは間違いなく和菓子だなぁという感じです。


焼栗は栗がコロコロ入っていて、表面にはしっかり目の焼き色がついています

「焼栗」もほろほろの白あんに、コロコロの栗が入っています。
季節を感じるお菓子はやはりいいですね。
きちんとした箱に入っていますし、手土産にしても良さそうです。



秋らしい紅葉の羊羹「紅葉かさね」1512円

もう一種類は、紅葉が透けて見える秋らしい羊羹を選びました。
うっすら赤い錦玉羹にグラデーションが綺麗な紅葉、オレンジの柿の羊羹、その下は小豆です。


下段はゴロゴロとした主張のある小豆

下段の小豆は、粒あんで存在感があります。ちょっと羊羹で粒になっているのは珍しいような気がするのですがどうなのでしょう?
柿はうっすらで思ったほどは感じませんでしたが、紅葉狩りに行けなくてもお菓子で秋を感じる…そんな和菓子らしい楽しみ方ができるお菓子です。
こちらの方が、手土産にすると開けた時に盛り上がるかもしれませんね。


本店は味のある建物です
左手に茶房があります


七條甘春堂さんは、本店と、京都駅近のタワーサンド店で上生菓子をつくる和菓子体験教室などもされています。

↓ 「大人の遠足2024」の1軒目


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