【実食レポ】 「塩芳軒」(京都市上京区) 聚楽・雪まろげ
なめらかな餡と香ばしい皮の共演に「美味しいなぁ〜」と言葉が漏れてしまうそんなお饅頭をいただきました。
塩芳軒(しおよしけん)さんは、京都の老舗で百味會のメンバーです。
(先日から百味展のお土産コーナーの商品レポートが続いています)
白抜き文字の黒い染めの のれんがかかったお店が、またとても素敵。
京都市の歴史的意匠建造物・景観重要建造物・歴史的風致形成建造物に登録されているそうです。
本店のお庭が見えるお部屋で、月に1度程度、お茶とお菓子をいただける日があります。
なかなか日程を合わせることが難しいですが、いつか伺ってみたいと思っています。
いただいたお菓子は、代表銘菓の「聚楽」と、「雪まろげ」です。
箱も包装もしっとりとした大人の雰囲気で、手土産にしても喜ばれそうです。
聚楽
原材料は、砂糖(国内製造)、小豆、小麦粉、糖蜜(糖蜜、水飴、和三盆)、卵、米飴、水飴/重曹です。賞味期限は10日。
聚楽のために炊かれたこし餡は、とてもなめらか。
蜜の甘みも感じられます。
さらに、香ばしい皮とのバランスが素晴らしくて、シンプルで懐かしさもありつつ、高級感が感じられます。
雪まろげ(抹茶)
「雪まろげ」は箱を開けると、お行気よく整列した丸い干菓子がならんでいます。
こちらの原材料は、和三盆(国内製造)、抹茶のみ。賞味期限は50日。
口に含むと、意外と最初はしっかりしていますが、かむとほろっと崩れてサラサラ〜と溶けていきます。
抹茶味は強すぎず、和三盆の味がしっかりと感じられるのもいいですね。
↓ 「塩芳軒」の5代目・髙家啓太さんの書籍を読みました