「Z世代」という括りで判断するのやめたげて。

こんにちは、yuheです。

突然ですが、みなさんは「〇〇世代」と呼ばれていましたか？
私は現在30歳。バリバリのゆとり世代になります。

そんな私は、今予備校業界で働いており、
可愛い生徒たちもアルバイトくんたちもみんないわゆる「Z世代」です。

よく、「ギャップを感じない？」と聞かれることがありますが、正直「ゆとり」と「Z」なんて、兄弟みたいなもんで対して変わらないと感じています。

例えば今高校3年の子に初めて買ったアルバムを尋ねると、西野カナだったり嵐だったり。
10年ちょっと離れているとは言え、私の世代も大体そんなもんです。

アニメとかマンガとかで多少知ってる知らないはあれど、私は高校からこの歳まで何かしらアニメを追っかけている方なので、向こうが知ってて知らないアニメはほとんどない。

また「Z世代」の子達に助けられていることは、みんなデジタルネイティブなので、予備校のアプリにアカウント登録してもらう際の説明をめちゃくちゃ省けます。
SNSでアカウント作りに慣れてるので、
「これ見てアカウント登録しておいて〜」と説明のプリント1枚渡せば100%自力で完了してくれます。

正直、「〇〇世代」という区切りに意味があるのかなと言うのが正直な気持ちです。

闇バイトやらSNSトラブルの話が話題になるたびに「Z世代の倫理観はヤバい」みたいなネットニュースが流れてきますが、そんなんどの世代でも引っかかる人は引っかかるもんだと思います。
「Z世代」でもしっかりした考えを持っている子はたくさんいる。

私自身も10数年前は「ゆとり世代はヤバい」なんて揶揄されて笑われていたことを思い出します。
結局のところ、人間は自分たちより下の世代をパッケージ化して観察したい性分なのかもしれませんね。

でも、学校の昼休みに遊ぶ約束して、時間になったらゲームボーイアドバンスをポケットに入れて公園に集合して、通信して遊んで飽きたら駄菓子屋に行ってブタメン食べて、公園に戻ってサッカーするか、何となく近くの友達の家に行ってコロコロ読んでダラダラしていたあの頃からしたら、
LINEグループが当たり前にあったりSNSの繋がりとかもあったりする今の子の方が、気苦労が多いのかもしれないなと思います。