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不登校の原因は「不安」にあった?【不登校への対応】

先日、地震があったときのこと。

私は下着姿でヘアカラー中だったので
こども達のことは夫に任せて
リビングでひとり静かに
揺れが落ち着くのを待っていました。

その後しばらくして
まだ起きていた娘がリビングまでやってきて
「まだ足が震えてる」
加えて

「自己紹介の時と同じくらい震えた」

と言うではないですか!


え!?自己紹介って足が震えるほど怖い?
「人目が気になる」とか
「気にするなって言われても気になる」
と言ってたのは聞いていたけど
それほどだったの!?!?!?

とようやく不登校の原因が
「不安」にもあることに気づいた
母であります・・・

と言うことで、本日は
不安と不登校
そして対策について
調べたり聞いたりしたことをシェアします。

社交不安症/対人恐怖症とは?

日本では古くから「対人恐怖」という
概念が知られており
これは日本特有の「恥」の文化を背景とした
文化的な症状の一つとして考えられてきました。

しかし近年では
世界的に「社会恐怖」と言う概念が広まり、
対人恐怖症は社会恐怖の中の
「社交不安」の1つとして考えられています。

社交不安/対人恐怖は
✔︎ 人目に晒されるシチュエーションでの
強い不安や恐怖といった精神的な症状と
✔︎ そのときに生じる、震えなどの身体的な症状
の2つの症状に分けられ、

「不安」「恐怖」といった感情を
感知したときの扁桃体の活動が
過剰であることが要因であろうと
考えられています。


対人恐怖と不登校

人目に晒されるときに
強い不安を感じるのですから
「学校」に行って
発言したり、友達と交流したりというのが

不安が強い子には難しいものと
なってしまいます。

そのため、対人恐怖が不登校の
一因になっているという考えも
広まってきてはいるようですが

日本の文化の中では
「人前に立つのが嫌だ」
というのは珍しいことではなく

「不安が強い子」とケアされるのではなく
「そういう性格なんだな」で
片付けられることが多いようです。
(実際、私もそう思っていました)


またこのような不安感の強い子は
小さい頃から人見知りが強かったりと
その傾向があるようですが

不安症として強く現れるのは
自我が確立する小学校高学年あたりから
ということも多いようです。


原因と対策

対人恐怖の原因は明確には分かっていませんが
遺伝的な要因はあるだろうとのこと。

また、不安に関する遺伝子や
脳内物質は分かっているので
薬物療法で治療することが可能です。


たまたま先日、知り合いの医療関係者
(精神科の人)から電話があったので
不登校と対人恐怖について聞いてみたところ
次のようなアドバイスをもらいました。


===
今はちょうど精神的にも不安定になる年頃だし
家にいることで安心するなら
治療は必要ないのではないか?

それよりも「好きなこと」を見つけて
それと関わる中で

「人と関わりたい」欲が不安よりも
強くなって、徐々に外に行かれれば良いし

「外に出たいけど出られない」
状況になるのであれば、そのとき、
治療を考えるのでも良いのではないか

とにかく今はやりたくないことを
やらせるよりも

「これが好き」
「これならできる」

を見つける時間にしたらいいと思う。
===


しばらくは様子見かな

娘がよく
クラスのお友達の声がうるさいとか
光が眩しいとか
言っているので

私は、娘の不登校の原因は
「繊細」なこともあるのかな?
と思っていました。

もちろん、不登校の原因は
お友達関係だったり
授業のことだったり
いろいろな問題が複雑に絡み合っているのでしょうが

今回、そこに「不安」という要素も
ありそうだと分かりました。


私の母も不安感の強い人で
私にとってはそれも非常にストレスでしたが
「病気」と言うほどでもない
(ような気がする)ので
娘についてもしばらくは様子見です。

精神の安定には
✔︎ 十分な睡眠
✔︎ 適度な運動
✔︎ 規則正しい生活
が大切なので
そこは心がけてみようと思います。

私の生活にも良いですしね!

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