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「伝わる」チラシをつくるには?~「香川県NPOマネジメント講座」第3回講座レポート

今年度わがことは、香川県より「香川県NPOマネジメント講座」企画・運営事業の委託を受け、4回シリーズの講座を企画・運営しています。

1/25(土)、第3回講座「チラシも作れるCanva(キャンバ)講座」を丸亀市市民交流活動センターマルタスにて開催しました。今回のテーマは「広報」。講師を務めたのは秋山美智子さん(NPO法人わがこと 理事/グリーフサポートてらすば 代表)で、県内各地から16団体・22名の方にご参加いただきました。はじめに、今日の講座に参加した目的をお聞きしたところ、「Canvaを使えるようになりたい」「チラシをうまくつくりたい」「SNSの発信にも活用したい」などの声が出てきました。

講師の秋山美智子さん

講座の前半は主に座学。Canvaの概要についてのお話のあと、「伝わるデザイン 3つのポイント」として以下の説明がありました。

①分析…「誰に」「何を」「どんな印象を」「どんな方法で」「どんな内容を」伝えたいか
②創造…他の事例から学ぶ、色・団体のイメージ、キャッチコピーを考える
③表現…色、レイアウト、文字の大きさについてなど

このうち、「①分析」と「②創造」については、ワークシートに実際に書き込んで自分の考えを整理したり、持参したパソコンやスマホなどで参考になりそうなチラシ類を調べながら進めていきました。また、「③表現」については、この記事の冒頭にもあったNPOマネジメント講座のチラシを例に、チラシをどのように見て、興味をもって、アクションを起こす(講座への申し込み)ようになるか、そのためのレイアウトや色づかい、文字の大きさなどを考えることの大事さをお話しいただきました。

「①分析」の実践~どのように伝えたいかを考える

後半はいよいよ、Canvaを実際に使ってチラシ作成を体験しました。今回は、はじめてCanvaに触れる方から多少扱ったことのある方までさまざまだったこともあり、最初は基本的な操作の説明を交えながら進め、あとはそれぞれのペースで作成していきました。比較的スムーズな方もいれば、おっかなびっくり取り組む方もいましたが、秋山さんの「とにかく触っていくことで操作は覚えていけますよー」との言葉にも励まされ、作業を進めていきました。中には、今後開催予定のイベントチラシをかたちにした方もいるなど、時間とともに操作に慣れていく様子がうかがえました。
最後にグループごとに作成したチラシを見合いました。今回は時間に限りがあったので、作成途中という方もいたのですが、それぞれ伝えたいことが伝わってくるチラシになりました。

Canvaでのチラシづくりにチャレンジ!
作成したチラシをグループ内で紹介

最後の感想共有では、「今回の学びを今後のチラシ作成や広報に活用したい」「はじめてCanvaを使ったが、使いやすかった」「生成AIでの作成にチャレンジしてみたが、なかなか思うようなものが出てこなくて難しかった」。また終了後のアンケートからは「チラシを作る時に誰に何を届けるためのものなのかしっかりみんなで考えてから作ろうと思いました」「第三者の方に自分の作ったチラシを見てもらうことで、どういったものが見やすいかなどを知ることができた」など多くの声が出ていました。

チラシ作成の様子や、その後の感想共有などから、短時間のCanva体験の中でも参加者の皆さんはたくさんのことを学べたと思います。この学びを、今後の活動で生かすとともに、今回の講座の副題でもあった「作って終わらない広報のコツ」を心にとめて、チラシづくりや広報に取り組んでほしいと思います。
講師の秋山さん、ご参加の皆さん、ありがとうございました!

★講座の様子を、アーカイブ動画でご視聴いただけます。ご希望の方は、こちらからお申込みください。
 https://forms.gle/xjAvG6d53VE5nCbx7

★その他の回のレポートは、こちらからご覧ください!
☆第1回講座「見直してみませんか?NPO法人の事務局業務」
☆第2回講座「どちらが先?事業計画と資金調達」
☆第4回講座「年度末に焦らない!会計事務のコツ」

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