【📰Int.3】全力で好きになることと、力を抜いて好きでい続けること -vol.1-

こんにちは。わくわくママ(妻)です。
インタビュー記事、第3弾です。ぜひ楽しんでください。

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『憧れ』と『好き』は別物

妻「では、今回は『全力で好きになることと、力を抜いて好きでい続けること』というタイトルについてお伺いしたいと思います。」

夫「はい」

妻「このタイトルですが、どっちがいいかっていうことは示してないんですよ。なので、『全力で好きになること』と『力を抜いて好きでい続けること』、この2つについて話すってことで良いですか？」

夫「なるほどね。うん。
確かに結局どっちがいいの？みたいなのは匂わせただけだ。」

妻「匂わせたんだ。(笑)
じゃあおだやかパパ(夫)の中では結論はあるの？」

夫「あ〜。・・・ないに近いかな。」

妻「なるほど。じゃあ、1つずつ聞いていきますね。
まず、『全力で好きになる』っていうのはどういうことを定義してます？」

夫「男が共感しやすいところで言うと。
1つ目の例は、好きになった女性に対して、サプライズをしたり、毎日会いに行ったり、部活をしてすごく遅くなっても彼女と一緒に帰ったり、仕事があって眠くても会いに行ったり。」

妻「(私と出会った頃の)おだやかパパじゃん。」

夫「もう1つの例は、最近で言うと、FPSゲームって難しいじゃん。何時間も練習しないとまともにできない。それに対して、全力で練習し続けるとか。部活でレギュラーになるために、全力で毎日練習するとか。
あと、何かゲームとか部活とか新しく始める時に、全力で知識を詰め込む人もいたりするよね。そういうのも全部、全力で好きになる行い。」

妻「うーん。でも普通、好きになるのが最初じゃん。
まず好きになってから、全力で何かをし始めるって話じゃないの？」

夫「いや、みんなそう感じてるけど、好きになりたいから始まってると思う。どんなことも。」

妻「え、どんなことも？」

夫「好きっていうよりは、うまくなりたいって欲求が強いと思う。
例えば野球を1ヶ月、1年、2年やっても初心者より下手だったら、やった意味ないなって感じたりすると思うんだよ。それって、好きになろうとした結果、やった意味ないって感じる気がしてて。」

妻「いや、好きになろうとするのが始まりだとしても、その対象を好きになろうとしたキッカケっていうのがあるはずだよね。」

夫「プロの大会を見てかっこいいと思ったから、とか？」

妻「そうそう。かっこいい、それやってみたい、そういう野球選手になりたいっていう『憧れ』だ。順番としては、憧れて、好きになろうとする。でも、憧れの時点でみんな好きだって思ってるってことだよね。
まあ、彼女にしたい、彼氏にしたい人イコール憧れな人ってなってる人も多いしね。」

夫「俺は『憧れの状態になりたい』と『好きである状態』は境目がハッキリしてると思う。」

妻「じゃあイメージとしては、その憧れを実現するために、全力で体力削ったりして、知識習得とか、練習とかして好きになる。って感じ？」

夫「そうだね。別の言葉で言うと『好きを達成する』とか『好きを実現する』とかに近い。
俺的には好きなものに対して全力で取り組んでるっていう状態が、その好きな対象への憧れを達成させるための状態にしか見えてない。女性の『恋してる自分が好き』と似てる。」

妻「達成するまでの自分が好きってことね。」

『全力でやること』と『続けること』は好きの定義として同義

妻「じゃあ、『力を抜いて好きでい続けること』は？憧れを追い続けることと何が違うの？」

夫「いや、達成した後に、ちゃんと力を抜かないといけない。」

妻「え〜なんで？」

夫「憧れて全力で走り続けるのはいいけど、それを達成した後にさらなる憧れを作って、『やっぱり俺はこれを好きだ！』って続けようとするんだけど、それをやり続けた結果、どっかで崩壊する。崩壊してる人をたくさん見てきてる。」

妻「体力が追いつかなくなって、体壊すとか？」

夫「うん。それを幸福だと感じてる人もたくさんいるけど。
俺の考えでは、何か好きなものがあって、それを一生死ぬまで好きでい続けたいなら、脱力させる必要があると思ってる。全力で憧れを追い続けるっていうのは長くは続かない。
例えば、俺の友達に作曲をするのが好きな人がいるけど、このままだとどっかで潰れるって感じちゃう。」

妻「あ、そうなんだ。全力でやってるってこと？」

夫「そう。それを一生続けるなら、今やってる労力やかける時間を半分以下に減らさないといけないと思う。それが、力を抜くことで、はじめて好きでい続けるられるってこと。」

妻「うわ〜なんか・・・えぇ〜(困惑)」

夫「本当は誰もがみんな、好きなことを全力でずっと続けたい。でも敢えてそこで全力じゃなく、半分の力にしないと続けられないっていう、ジレンマみたいな話。どっちが正解かっていうのは、ないわけよね。
例えば歌手でも、喉が潰れるまで世界ツアーをやり続ける人もいれば、50歳60歳まで歌い続けてるバンドマンは、そのペースを落としてる。」

妻「いやぁ・・・
そこで問題になるのが、果たして力を抜くことは本当の『好き』と言えるのかって話よね。力を抜いて、好きでい続けることを優先した場合に、『いや、それお前本当は好きじゃないだろ』って言われちゃうレベル感まで落としてる人もいる。」

夫「そうそう！好きでい続けることを優先して半分以下まで制御した人間と、 全力で走り続けて俺はこれが好きだって自信を持ってる二通りの人間がいる。
でも、前者の場合脱力して半分以下にしても、ロジカル的な思考があって、俺は一生死ぬまで続けたいからこのペースでやるって決めた人なら、自信を持って好きと言っていい。」

妻「つまり、『全力でやること』と『続けること』が、好きっていう定義としてほぼ同義ってことだよね？」

夫「そうだね。全力でやるっていう熱量を数字で表した後に、続けるっていう熱量に変化した場合、理論的には同じ量になる。全力でやったら継続力がどんどん時間とともに下がっていって、全力でやらなかったら継続力が時間とともに上がっていくみたいな。」

妻「むずぅ〜。(笑)
でもさ…『力を抜いて好きでい続ける』っていう選択肢を持てるようになるには、全力で好きになることを続けられねえ！ってなった人しかいなくない？」

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
続きはvol.2で！