【❓Que.2】倫理観って何? -vol.3- 【わくわくママのくえすちょん】
こんにちは。わくわくママ(妻)です。本記事はvol.3です。
vol.1、vol.2をまだ読んでない方は、こちらからどうぞ。
多様性を許容することと、仲間に対する倫理観は矛盾する
ーvol.2の続き
妻「女性とか私とかは、また別の倫理観を学んできた可能性があるってことじゃん。そこはどうなのよ?!」
夫「それって。ワンピースもナルトもそうだけど、いろんな国と戦うけど最終的にみんなが力を貸してくれて、強大な敵を倒して終わりだよね。
少女漫画ってさ、最後の最後まで1対1の戦いだよね。」
妻「そうだよ。だから私はソロプレイヤーとしての倫理観だけをすごく身につけたんだよ。
少女漫画はそんなに見てないからあれだけど、多分私が好きな漫画とかアニメとかも、主人公がソロプレイヤーなんだと思う。ソロプレイヤーが頑張ってる作品とかはよく見てた。」
夫「うんうんうん。」
妻「そうなったらさ。
・・・私だって(ソロプレイヤーの)倫理観あるしってなるんだけど?!」
夫「いやいやいや(笑)」
妻「それこそ『仲間に対する倫理観』は押し付けじゃないか!!」
夫「いやいやいや(笑)そうじゃなくて。(笑)今、力を合わせないといけないわけ。」
妻「いや、別に合わせなくてもいいかもしれないじゃん。そういうソロプレイヤーとしての倫理観もあっていいかもしれないじゃん。」
夫「あ〜〜〜・・・正解がないって話ね。」
妻「逆に倫理観を持とうみたいなのも、『仲間意識を持つ倫理観を持ってね』っていう意味になっちゃってるよね。」
夫「いや、そこ難しいところなんだよ。
今、多様性っていうのが広まってきてる。でも、多様性を許容しない人間をどうするかっていう問題があって。
もし多様性を認めるのなら、多様性を許容しない人間を排除するっていう、多様性の無い行いをすることになってしまう。そこを結構問題提起してる人多くて。」
妻「なるほどね。でも確かにそうだよね。」
夫「みんなで仲間として力を合わせることって、一種の多様性だと思うんだよね。だからルフィー以外に、悪魔の実を食べたりしてる人が沢山いるけど、みんなで力を合わせようよってなってる。」
妻「うん。同じ船に乗ろうってね。」
夫「そうそう。でも、黒ヒゲみたいに仲間を殺して悪魔の実を奪いたい人間がいたとしても、その意見も多様性として認めるべきじゃね?って話じゃん。」
妻「そうだよね。」
夫「そこは難しいとこだよね。いや、みんな気づいてはいるんだけど。」
妻「結局、別に仲間が滅びようが自分1人でなんとかできるっていう倫理観を持ってる人にとって、仲間を大切にする倫理観を理解するのは難しい。
要は、生物学的に長く生き残ればいいのか、個体として長く生き残ればいいのかっていう話にもなるし、個体として、遺伝子を引き継かず、人生を全うして死んでいく人もいる。それが人間で言うと、子供を作らないとかだよね。」
利他的な倫理観と、利己的な倫理観
夫「結局仲間を大事にするっていう倫理感は、自分だけの利益を最優先にしないって話だと思うんだよね。
わくわくママが言ってるソロプレイヤーの倫理観は、自分だけの利益を優先してもいいんじゃないかっていう倫理観に近いと思うんだよ。」
妻「うん。さっき少女漫画は最後まで1対1だって言ってたけど、他にもそういうソロプレイヤーの作品って沢山あるよね?」
夫「ある。そう考えると・・・
結局そういう作品は、多分仲間に苦しめられた描写があると思うんだよね。」
妻「クレイモア(CLAYMORE・『月刊少年ジャンプ』に掲載された漫画)とかね。おだやかパパ好きじゃん。」
夫「俺は別に仲間想いの倫理にも、どっちかに偏ってるわけじゃないから。利己的でもいいと思って生きてきた部分もあるからさ。でも、俺は利他的な方を選んでる。」
妻「あ、そこはそうなんだね。」
夫「利他的な倫理が正解でしょって人と、利己的な倫理が正解でしょって人が争ってる感はあるね、今。」
妻「この話し合いでも・・・まさに(笑)」
妻夫「ははは(笑)」
妻「でもこの話し合いで、そもそもの倫理観っていうのを私は身につけられなかったんじゃなくて、 少数派だっただけっていうことがわかったよ。」
夫「そういうことね。」
妻「みんなちゃんと倫理観は学んでるんだ。私が学んだカテゴリーが主要じゃなかっただけで。」
夫「確かに、わくわくママが利己的が正解なんじゃないかって生きてきたように、利他的派の人も、多分利他的が正解でしょって思って生きてきてると思う。ただ、俺はどっちも観てる。
利己的な世界も、利他的な世界も両方学んできてるわ。」
妻「そういう人は少ないんだろうね。」
夫「そうだ、それが俺が今考えてることだ。そこまでくると俺の境地に行けます。(笑)」
妻「じゃあそれは、どうしたらいいんですか?」
夫「って話か(笑)」
妻「(笑)」
最後まで読んでいただきありがとうございます。
続きはvol.4で!
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