自己肯定感×ラテアート
家庭用エスプレッソマシーンの購入をきっかけに始めたラテアート。
すっごく興味があるわけでもなかった。
コーヒーだって、カフェラテは好きだけど豆の種類や香りのことはよくわからない。
カルディでいつも同じ豆を買い、初めは手で豆を挽くこともあったけれど、疲れるからという理由で次第に「ペーパードリップ用に挽いてください」とお願いするような。
家庭用エスプレッソマシーンはプレゼントで頂いたもの。
少しは興味はあったけれど、念願叶って、、、!というわけでもなかった。
でも今は、その時とは違う気持ちが湧いてきた。
ラテアートが自己肯定感を高めてくれる理由。
その① ラテアートはアートではない!けれど、成果物がある
私は「クリエイター」や「デザイナー」に劣等感を抱いていると思う。
”社会にいる人全員が「クリエイター」たれ” なんていう言葉を聞いてしまったらものすごく落ち込む。
自分自身に耳を傾けるとやはり「クリエイターになりたい」のだと思う。でも自信はないし、特性がないのはわかっている。それでもどうにかあがいてやろう、と日々必死になっている。
ラテアートはどうだろう。
ラテアートには、成果物(作品)がある。
それは、デザイナーやアーティストが作った作品にも見える。
成果物があると目に見える成果としてわかりやすいし、達成感もある。人からすごいね なんて言われることもある。
でも、ラテアートはアートではない。
なぜなら練習すればできるようになるから。
自転車の乗り方のようにやり方が決まっているから。
もちろんラテアート界にも超一流のアーティストがいて、その方々は大会に出たり見たこともないような新しいラテ「アート」を生み出したりしている。それはまさしくアートの領域だ。
私にとってのラテアートは少し違っていて、
あくまで「自分がカフェラテを飲む過程で作っているもの」であり、家庭用エスプレッソマシーンという制約の多く扱いづらいものを使っているから、そんなに上手にはできない と高を括っている。
鼻から自分のためにアートをしているのだ。
その②上達が嬉しい!そして継続しやすいからさらに上達できる!
ラテアートが自己肯定感を高めてくれる理由の2つめは、
日々上達を感じられること。
大人になって新しいことを始める機会が少なくなってきた。
新しいことを学ぶのは楽しい。
ちょっとずつ上手くなるのもうれしい。
それから、カフェラテは好きで毎日飲みたくなるから、継続もしやすいと思う。(夏場はアイスカフェラテが飲んでしまって、アートができないのがちょっぴりネック。)
仲間を集めなくても1人でできる趣味、という点でも継続しやすい。
継続していれば、ちょっとずつ上手くなる。
毎日写真を撮って変化を楽しむのもよい。こんなに上達したんだ と嬉しくなる。
その③ 失敗しても成功してもカフェラテはおいしい!
ラテア―トが自己肯定を高めてくれる理由の3つめは、
ラテアートがうまくできなくてもエスプレッソマシーンで淹れたカフェラテはおいしいということ。
おいしいカフェラテが自宅で飲める。それだけでハッピーな気持ちになる。(在宅ワークをしているとき、煮詰まってきたらカフェラテを淹れてほっと一息をつくこともできる)
もっと言えば外でカフェラテを頼む機会は減った。自分で淹れたカフェラテで十分おいしいから!
ラテアートを初めて3か月くらいは、どうしても思ったようなアートが描けなかった。
それでもカフェラテはおいしい。おいしいカフェラテを淹れられる自分と、設備にほくそ笑む。自宅で過ごす楽しみにもなる。
自分に自信を持つためのラテアートのすゝめ
ここまでラテアートがどうして自己肯定感を高めるのか、ということについてお話してきた。
そんなこと言ってもエスプレッソマシーンって高価なんじゃない?と思われるかもしれない。
実は、それほど高級品ではないのだ。
少しでも興味が湧いたらぜひ挑戦してみてほしい。
自分、できる人じゃない!と思えるようになるかもしれない。
おまけ:オススメのコーヒー豆
ランニングコストのかかってくる牛乳とコーヒー豆。どちらも安くておいしいものを選びたいものです。
私が最近愛用している豆は、
業務スーパーのラグジュアリッチコーヒー豆【中深煎り】360g ¥537.84円(税込)
こんなにお手頃価格なのに、豆自体が新鮮なことが多く、ラテアートに必要不可欠なクレマがしっかりと残ってくれるところが推しポイントです。
福岡のフリーライター・大塚たくま.comさんの記事によると、豆の貯蔵スペースがないからすぐに出荷しているのだと言います。(それゆえとても新鮮!)
お近くに業務スーパーがある方は是非一度、お試しください!
おまけ:ラテアートがうまくできたことを自慢しても鼻にかからない気がする
人の目を気にしてしまうタチの私は、SNS投稿に躊躇してしまうことがしばしば。
でもラテアートがうまくできたことをSNSに挙げるのはどうだろう、自慢にならないのではないか、なんて思ったりします。
なぜなら、ラテアートを練習している人が少ないから。
ラテアートを練習していない人からすると、ラテアートがうまくできた!という投稿を見ても、「わーすごい」と思うだけだけだろうし、
たぶんプロのカフェ店員さんが作ってくれるラテアートより不格好だから、すごいとも思わないかもしれない。笑
と言いながら、まだラテアートの写真をインスタグラムに投稿したことはありません、、、!