時間をどう使うか。
時間があっと言う間に過ぎてしまう最近は特にこのことを意識するようにしています。
シングルタスクとかマルチタスクとか、世の中にはタスクを効率よく処理する手法みたいなものが流行っているけど、自分はどちらも使いこなせるようになりたいと思ってきたところがあります。
集中してひとつのことを行う時にはそれに集中、同時にいくつかのことを編集しながら進む時にはそれに集中、といった具合です。
好き嫌いで言えば、一つのことに集中している方が好きですが、それは多分そこで行われることが「好き」「得意」であることが必要な気がしてます。
役責が増えていく中で、やりたいことや好きなことの中には必ずと言って良いほど「嫌いなこと、嫌なこと」が入りこんできます。
そこに自分がどう折り合いを付けて集中するかが問われていて、その集中度合いが成果の質量を左右するように思います。
「より広く(量)」「より深く(質)」を求めたいと思っているけど、質を求めるにはまず量を出来るようにならなければなりませんね。
でないと質的な良し悪しの判断基準が狭い中で醸成されることになり、自分よがりなものになりやすいように思います。
質を自覚し理解するってことは、実は仕事だけでは無く人生において重要なことだと思っていて、出来る限り端っこを知ることって必要なんだなと。
これは実家にいるころから思っていることで、一つのこと、世界しか知らないと非常識な人間になってしまう危機感みたいなものが常にあります。
色々な端っこを見てみることって大事だなと。
そんなことを考えて、端を見にいくつかの岬へ行ったりしもしました。
そこに言って感じる空気とか生活感とか。
五感を使って感じること。
空気の冷たさや透き通った感じ、海面の波や海の色、空や雲の色。流れる雲の速さ。
仕事の質と一見関係ないようだけど、端にあるものを見て自分がいる世界を見ることで、見える世界が変わります。
そういうことに時間を使い、いい人生だと胸を張れるようにありたいものです。
余談ですが、ここ数年の中でもここ数ヶ月は未来に向けた仕事を増やしました。
処理業務よりも未来を創り出すことに多くの時間を割きたいと思っています。