変化対応の際の課題とは?
さて、いよいよ関西圏では第3回目の緊急事態宣言が発令されそうです。
まだまだこの行ったり来たりの日々は続きそうで、引き続きの各種対策はやるべきことをやっていかなければと思います。
そんな中、メディカルフィットネスの運営も、これまでとは当然変わっていかなければなりません。
そのことに関する現状の課題を考えてみます。
課題というと、ぱっと何を思い浮かべるのでしょうか?
「集客が」
「収益性が」
「サービスが」
「環境対応が・・」
と様々ありますが、社会的な課題(障壁と言っても良いかもしれません)と自分たちの課題に分けて考えてみたいと思います。
今日はまずは少し大きいところで、社会の課題(障壁)からからスタートします。
「三密回避」
「消毒」
「都会からは来ないで」
「ソーシャルディスタンス」
「来店時マスク着用義務付け」
「運動中もマスクを」
などなどこれまで必要なかった制限をせざるを得なくなっている世の中です。
また繰り返される緊急事態宣言によって不要不急の外出を控えてくださいというメッセージが出されていて、結果としてそれは感染拡大防止に役立っているけど、事業収益は悪くなる一方のところも多いかもしれません。
ただ、長引く自粛生活で将来的に課題となることもあります。
それは体と心の問題です。
すでに一部表面化しているケースも散見されるようですが、高齢者の体力低下、認知機能低下はもちろんのこと、家庭での虐待案件などが増加傾向にあると言う話も耳にします。
ちなみに子供の虐待案件はどのくらいあるかを調べてみると、厚生労働省のホームページにその数字があり、年間20万件近くあるようなので驚きの件数です。
このように自粛生活によって、これまでに潜在的にあったことがもっと潜ってしまうこと、またそのことによってより課題が先鋭化して表面に出ることが考えられます。
行動の制限、人々の距離感の変化が、新しい心身の課題を生み始めているように感じます。
こう言った変化の中で、メディカルフィットネスの事業がどのように貢献できるのか。
携わる方々は真剣に考え、実行する時期です。
私が携わる施設でも、この一年の各種の衰えに関する変化のスピードは、加速しているように思います。
「あれ?」と思うケースが多く、出来ることをしっかりとやっていかなければと思いを強くしている次第です。