倉庫のLPからランダムに引っ張り出した数枚#1~ジャズやらジミヘンやらフリップ先生やら...
書棚には本とCDが入っています。しかしLPは置くところがなく玄関先の倉庫に。なにせプレイヤーやオーディオシステムがないものですから普段手に取ることがないもので仕方なし。ちなみにすべて1970から80年代前半に購入したものです。
さて、その倉庫には1000枚程度のLPが眠っているわけですが、そこから適当に数枚引っ張り出してみて振り返る新たな企画です(笑)。さて何が出るかな?
ヘンドリックスインザウエスト
いきなり当たりだ!(笑)
ジミヘンファンなら誰でも知っているジミヘンのライブ盤の名作ですね。1960年代の数年しか活動していないのにいまだにあらゆるギタリストの頂点にある神様ジミヘン。彼の真骨頂はライブにあるんですが、意外と少ない。このアルバムはそんな中で最高傑作と言われています。中でもLittle Wingは聞くだけで昇天します。様々な超一流ギタリストがカバーしていますが物足りない。あのジェフ・ベックですら届かない感じがします。まあ単純にテイストの問題かもしれませんが。そんなLittle Wingはこれ。何度聞いても素晴らしい。
続いては、
Lady Day ビリー・ホリデイ
ビリー・ホリデイの大好きなアルバムです。ベニー・グッドマンのクラリネットとの相性が抜群で、当時毎晩のように聞いていた思い出のアルバム。ジャズはビッグバンドからビバップやらモダンジャズやら歴史があって奥が深く(文学史に似ている)、昔はジャズ喫茶でコーヒー飲みながら議論するみたいな光景があったようですがぼくはミーハーなので浅く広くでした。ビリー・ホリデイはたぶんこの一枚きりだと思うんですが、ほんと好きでしたね。ビッグバンド自体が結構好きだったので。
続いては
ブルース&ルーツ チャーリー・ミンガス
ミンガスは数枚持ってるはずですが、これが一番好きです。というより、これに収録されている「モーニン」という曲がミンガスの中で一番好きだからです。とにかくかっこいい。2分過ぎから始まるジャッキー・マクリーンのサックスソロがゾクッときます。あとでマクリーンのアルバムも買って聴きましたがあまり感動しなかったですが。。。
さて、ここまでは思い入れのある3枚が出てきたのですが、次の3枚はこんなの買ってたっけ?という3枚です。積読は膨大ですが、LPは買った以上かならず一度は聞いてるはずですが覚えていない、ということは印象が薄かったのでしょう。
ニナ・ハーゲンバンド
パンクはあわなかったので聞かなかったはずなのですが、なぜ買ったのだろう(笑)。youtubeで聞いてみようかな?
ジエンド ニコ
これは覚えています。でもあまり刺さらなかった。ドアーズが好きで、すべてのアルバムを持っていますし、ヴェルヴェットアンダーグラウンドもそこそこ聞いていたので「ジ・エンド」からニコにたどり着いたんだろうと思いますが聴き込んでませんね。うーん、あまり興味ないかも。
I advanced masked アンディ・サマーズ&ロバート・フリップ
フリップ先生のアルバムなのに忘れておりました!なんてことだ!フリップ先生は顔が広く、いたるところでゲストとして参加してるし、ユニット色々組んでいるからすべてを追うのは難しいのですが、このアルバムを忘れていたのは大失態でした。さっそく昨日聞いて見ましたが、いい!1980年代クリムゾンに抵抗がなければ、絶対気にいるはず。しばらく聞き込みます。
ということで、ランダムで引っ張り出すのも、忘れ物を思い出すきっかけになっていいですね。こりゃ、たまにやらないといけないなと思いました。買ったのはいいが、聴き込んでない、そんなアルバムが他にも結構ありそうです。
追伸:数日前にアップされたフリップ先生。大丈夫?(笑)
それではまた!