淀川長治が懐かしい

わたしが少年の頃は○○ロードショーが9時から頻繁に放映されており、毎日のように映画(主に洋画)を楽しめる時代でした。ネットなんてないですから、情報は雑誌「ロードショー」や「キネマ」頼みでしたので、淀川さんに代表される作品の紹介は非常に役に立ちました。
今はテレビで放映するときに解説なんてないし、そもそも配信で見る人が多いだろうし、意味ないかもしれませんが、観る側が選んで得る情報はどうしても観る側の都合の良い情報ばかりになるため、受動的に受ける情報も必要です。
この「太陽がいっぱい」の解説にしても、監督や俳優のみならず原作や音楽などにも触れてくれてじゃああれも見ようか、これも読もうかという気にさせてくれるので、やっぱり解説って必要なのでは?と思ったりします。
何でもググれば出てくる時代ではあるのですが、ちょっと寂しいかな。

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