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フェッセンデンの宇宙

『機械のある世界』(ちくま文学の森11)
フェッセンデンの宇宙 / E・ハミルトン ・ 稲葉明雄訳   より

「さっきもいったとおり、
 これは古今の科学者がとりおこなった実験のなかでも、
 最大のものといえるだろう。
 いったい、どんなことができると思う
 -ぼくは天体物理学その他の実験を、宇宙的なスケールで
  おこなうことができるんだぜ。
 ぼくの考案した器具をつかえば、
 太陽や星団を思うがままに変化させ、
 破壊することができ、
 またその小さな宇宙を、超倍率の顕微鏡を用いて、
 すみずみまで巨細にわたって観察できるんだ。
 つまり宇宙そのものを材料として観察できるだけなんだ!」




こんにちは
ひよこ先生です。

言葉の収集コレクション紹介
第三弾です。

宇宙規模のはなしをしているのに
「だけ」ということばを使っている
そこにロマンを感じました。

では、また。


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