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今週読んだ本の感想
最近めっきりと本に関する投稿をしてなかった。
決して本を読んでいなかったわけではない。ただ、あまりの忙しさに書く時間がなかった。怠けてただけですごめんなさい。
というわけで、ここ最近読んだ本を一挙に紹介する。
最後に紹介する本は今年読んだ中で一番面白かった本なので、是非読んでほしい。
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である/中島聡
著者は超エリートのプログラマーであり界王拳の使い手(ネタじゃないです)。右クリックの発明者と言われれば凄さが分かるだろう。そんな彼が語る最強の時間術。「締め切り前に頑張る」や「テスト前に徹夜する」といったラストスパート思考を叩きなおす一冊。
具体的な時間術やタスクの分類法だけでなく、人生や仕事に対する向き合い方も学べる。『YOUR TIME』のように科学的根拠が羅列されている本ではないが、かなり効果的。
一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書/鈴木祐
この本の主張は非常にシンプル。
痩せるポイントは「食う」、「寝る」、「動く」の三つである。
太るのはあなたのせいではない。現代人の肥満理由は文明病にある。
鈴木さんの本は科学的根拠が多い為、信頼できる。食べていいもの、わるいもののリストや運動法、睡眠法などが多数記載。
著者の写真を一度見て欲しい。かなり若々しく、かっこいい。
この人が昔太っていたのが信じられん。
人を操る禁断の文章術/DaiGo
文章が持つ力。それは読み手の想像力を操る力である。この本には、読み手を自分の思い通りにコントロールさせるための方法が書かれている。マーケティングからラブレターまで幅広く応用可能なテクニックが満載。
人々の気を引く7つのトリガーや文章を書くための三原則は非常にためになった。美しい文章を書く技術は学べないが、伝える技術を学びたい人には大いに役立つ。
ある行旅死亡人の物語/武田 惇志, 伊藤 亜衣
二人の記者が死んだ女性の身元を突き止めるノンフィクション。捜索当初は無謀に思われた挑戦。しかし、記者の執念により一歩ずつ捜査は進展してゆく。数少ない手がかりをもとに少しずつ真相にたどり着く過程が非常に面白かった。
序盤は本当に謎が多い。女性の戸籍すらはっきりしていない。すごく無機質な存在のようだった。でも、真実を知るにつれて彼女の存在が一気に身近なものに感じられる。たとえ自分が死んでも、生きていたという証は消えないんだなと思った。
THINK FUTURE 「未来」から逆算する生き方/ハル・ハーシュフィールド
コメントでおすすめされたので読んだ一冊。
先延ばし癖や食べ過ぎがやめられない原因がわかりました。
「未来の自分を大切にする」
この考えが成長には必須です。未来の自分を他人のように扱うから暴飲暴食はやめられないし、課題を先延ばしにしてしまう。。。
一年後の自分はスーパーマンではないし、明日の自分だってめんどくさい課題や筋トレはしたくないのです。過去、現在、未来の繋がりを大事にしましょう。これを読んだら未来の自分に手紙を書きたくなりました。
松丸家の育て方/DaiGo, 松丸 亮吾, 松丸 悟, 松丸 彗吾, 松丸 怜吾
メンタリストDaiGoや謎解きの松丸亮吾など多岐にわたって活躍する松丸家の教育方針について書かれた本。子供視点と親視点の両方の意見が載っている点が他の教育本とは大きく違う。
DaiGoの普段の本とは違い、論文の話はほぼ出てこない。つまり、信者でもない限り読む必要はそこまでない。
ただ、あえて言おう。わっちは信者だ。
この本めっっっっちゃ良かった。ほんとに。Dラボ会員なら全員読むべき。
特に彗吾さんの話が今の自分の境遇と重なって読むのがつらかった。
またこの本では母親とのエピソードがたくさん出てくる。母親の愛情や教育方針は本当にすごい。子供のために問題集を自作したり、病気になっても明るく振舞ったり、自分にはとてもできない。母親の死のエピソードは涙が止まらなかった。いい家族だなと。わっちも兄弟がほしかったよ。
習得への情熱―チェスから武術へ―:上達するための、僕の意識的学習法/ジョッシュ・ウェイツキン
若くしてチェスで頂点に立った著者が格闘技の世界でも頂点に立つ、その過程を記した実話。ここだけ聞くと天才の話のようだが、役に立つ点は非常に多かった。
基礎から本質を学ぶ方法や逆境を力に変える方法が学べる。あなたがどの分野を目指すにしても、必ず役立つだろう。
心の在り方はまさに本書の核である。
「仕事に集中したいのに工事の音がうるさい」こんな時あなたならどうするだろうか。多くの人は窓を閉めたり、耳栓をしたりするだろう。でもそれではダメなのだ。
何か障害やトラブルに見舞われたとき、まずはそれを受け入れる。決して遮断しようとしてはいけない。そしてそれをアドバンテージに変えていくのだ。
本書の最後には格闘技の世界大会決勝の様子が書かれてる。
エミネムの「lose yourself」を流しなら読んでほしい。絶対泣けるので。
最後に
かなり雑な紹介になって申し訳ない。
それでは、また。